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TL;DR 社内の開発情報にアクセスするMCPサーバーを作成して、AI開発ツールが業務知識を活用できるようにしてみた。 具体的なツール事例(DBスキーマ参照、コード検索など)と、AIに活用させるための命名、レスポンス、権限などの考え方とコツを紹介。 TL;DR はじめに MCPとは MonotaROでのMCP DBスキーマを使ったコード生成 既存ソースコードからの業務知識抽出 共通モジュールの使用例の検索 MCPツール実装のコツ プロセスの状態に依存せずツールを利用できるようにする できるだけ具体的なツール名をつけてパラメータを修飾する レスポンスとしてinformativeなフィードバックを返す (なるべく)実行ユーザーの権限を使う まとめ はじめに MonotaROでは、ドメインモデリングでリアーキテクチャに挑むと同時に、モノタロウのAI駆動開発の全貌をご紹介しますのようにAIツールを
はじめに MonotaROの販促とパーソナライズチラシについて 間接資材の推薦における課題 「もう一度購入する枠」における推薦手法 Buy It Again: Modeling Repeat Purchase Recommendations (KDD'2018) Personalized Category Frequency Prediction For Buy It Again Recommendations (RecSys'23) リピート行動を考慮する推薦手法 RepeatNet: A Repeat Aware Neural Recommendation Machine for Session-based Recommendation(AAAI'19) ReCANet: A Repeat Consumption-Aware Neural Network for Next Basket
はじめに こんにちは!モノタロウ CTO-Office 所属の市原です。AI駆動開発チームのリーダーを務めています。 近年、生成AI技術は目覚ましい進化を遂げ、ソフトウェア開発の世界にも大きな変化をもたらしています。 モノタロウでは、「AIを活用して生産性を非連続に向上する」ことを目指してAI駆動開発への取り組みを積極的に進めています。 来月5月7日には、AI駆動開発カンファレンスにて、CTO 普川、プラットフォームエンジニアリング部門長 香川、私市原で登壇します。モノタロウでの取り組みについて、詳しくお話しさせていただく予定です。 本記事では、カンファレンスに先駆けて、モノタロウがAI駆動開発にどのように取り組んでいるのか、概要をご紹介したいと思います。 はじめに モノタロウのAI駆動開発推進体制 活用・検証中のAIツール セキュリティへの配慮について 生成AIを活用したレガシーシステム
はじめに こんにちは、モノタロウの コンテナ基盤グループの田中です。 現在、私たちはプラットフォームエンジニアリングの取り組みとして、EKS クラスタにのっているアプリの開発支援を行っております。 今回その一環として、ArgoCD Pull Request Generator(以降:PR Generator)を導入することで、アプリのプルリクエスト(以降:PR)を作成するだけで環境が自動生成され、PRの単位で動作確認がすぐにできるようにしました。 見どころは PR Generator の機能を知ることができる アーキテクチャから設定まで再現できるように詳細に記載 マルチクラスタ環境での活用法 の 3点です。 背景 元々、VM時代で動作確認を行うためには、ApacheのVirtual Host機能を使用してPort単位でアプリケーションを展開し、確認作業を行っていました。その際、Portは数
こんにちは。ECシステムエンジニアリング部門の野口(id:celitan / @regtan)です。MonotaROでは購入者向けのマーケティングオートメーションシステムのプロダクトマネージメントとその開発チームのエンジニアリングマネージャを担当しています。 今回は、2024年12月に社内で行われたアドベントカレンダーの取り組みについてご紹介します。一般的なアドベントカレンダーは12月1日からクリスマスである12月25日まで一つずつ小さなプレゼントを取り出して楽しむものですが、Tech系でアドベントカレンダーといえば12月1日から12月25日までお題に沿ってリレー形式で記事を公開する取り組みを指します。企業単位やTech系コミュニティやTech系ブログサイトでも盛んにおこなわれていることもあり、目にする方も多いかと思います。私自身もいろいろな記事を読むことを楽しみにしているのと同時に、今年
もしあなたが様々なシステムの品質保証を担ってきた QA エンジニアとして、QA 組織がない・QA エンジニアがいない会社に「入りたい」と思いますか? もしあなたがエンジニアリングマネージャーとして、QA 組織がない・QA エンジニアがいない中 CTO から「QA エンジニアを採用・オファーするか?(面倒を見れるか?QA 領域で活動していく覚悟はあるか?)」と言われて「はい」と答えますか? もしどちらも「Yes」となり、1年後にどうなったと思いますか? はじめに QA領域の組織を立ち上げたい発端 QA領域の活動の方向・方針を考える CTOとの議論(1回目) テストプロセスの学習と実践 CTOとの議論(2回目) テストプロセスの課題・価値探索と仮説検証 システム開発・プロダクト開発におけるQA CTOとの議論(3回目) 今後 はじめに こんにちは。 プラットフォームエンジニアリング部門 Dev
はじめに こんにちは、新卒3年目の佐藤です。 ちょうど1年半ほど前に生成AIのSlackbotを社内向けに導入したブログを書き、ありがたいことに多くの反響をいただきました。 tech-blog.monotaro.com このブログにあるようにMonotaROでは、2023年5月にGPT-3.5のSlackbot「MonoChat (β)」を全社員向けに開発・導入しました。 本ブログでは導入の"その後"の話として、実際にMonotaRO社内でどれだけSlackbotが活用されているかという話とその要因、そして社内での更なる生成AI活用に向けた直近の取り組みを紹介したいと思います! はじめに 1. 全社員の"相棒"として定着したSlackbot 2. Slackbotのその先へ:より自由度の高い「LibreChat」の導入 3. SlackbotとLibreChatの使い分け 4. Libre
アナリティクスエンジニアリンググループのマネージャーをしている吉本です。 モノタロウでは昨年7月よりアナリティクスエンジニアリンググループを立ち上げ、データ管理をより高度にするための取り組みを始めております。 今回はモノタロウにおいてアナリティクスエンジニアリンググループができた背景と取り組みについて紹介いたします。 またこの記事を読んでモノタロウのアナリティクスエンジニアリングに興味がある!詳しい話を聞きたいと思ったかたは2/13にイベントを開催いたしますのでぜひご参加ください! monotaro.connpass.com データ活用と管理の歴史 各業務におけるデータ管理の課題 各業務の指標の管理先がない データ管理を進めるうえで業務とデータ仕様の理解が必要 ドメイン内におけるデータ品質の維持管理が難しい データメッシュとアナリティクスエンジニアリング モノタロウが目指す自律的なデータの
はじめに こんにちは!コンテナ基盤グループの楠本です。 今回はマルチテナント運用におけるKubernetesクラスタ内のコスト把握方法についてご紹介します。 見どころは EKSでKubecostを使ってみたがうまくいかなかったこと OpenCostを導入して解消したこと Datadogを使ってマルチクラウドのKubernetesを把握できるようにしたこと の3点です。 はじめに 結果:OpenCost・Datadogを使って出来たもの EKSにKubecostを試験導入してみた スプレッドシートで頑張っていた頃 EC2にかわって出番が回ってきた 過去分は取得できない EBSボリュームの管理 EBSボリュームタイプ レポート出力 インスタンスの割引率 Kubecostに躓いた コストに対するモチベーション OpenCostでリトライ 必要なものはOpenCostとPrometheus Pro
TL;DR BigQuery Emulator と fake-gcs-server を組み合わせることでbqコマンドでCSVファイルを読み込んでETLのインテグレーションテストができた。 はじめに こんにちは。先日こちらの記事を書いたCTO-Officeの藤本です。そこでは書ききれなかったETLについて書いておきたいと思います。 ビッグデータを扱うETLのテストを行いたい場合に、DBからExtractするEの部分など、ユニットテストやモックでは担保できないところが出てきます。 そのようなインテグレーションテストに、OSSのBigQuery Emulatorを活用できる場合があります。 背景 モノタロウでは、マイクロサービスで実装したGoのロジックをApache Beam Go SDKでラップして、Cloud Dataflowで定期実行することで商品の出荷目安のデータを生成して様々なチャネル
(2024/12/10 13:35) Elastic Stack (Elasticsearch) Advent Calendar 2024のリンクを追加 初めまして。ECシステムエンジニアリング部門 EC商品基盤グループ サーチチーム 松浦です。 今回は、全文検索エンジンElasticsearch のバージョンアップの具体的な取り組みについて取り上げます。 このブログ記事の内容はElasticsearch株式会社が主催するElasticsearch Community in Osaka - connpassで発表した内容を元に作成しました。 また、Elastic Stack (Elasticsearch) - Qiita Advent Calendar 2024 - Qiita の10日目の記事です。 所属チームとシステムの概要説明 今回のバージョンアップの詳細と、これまでのバージョンアッ
はじめに こんにちは!コンテナ基盤グループの楠本です。 前回の記事EKSコンテナ移行のトラブル事例:FargateにおけるAZ間通信遅延の解消 - MonotaRO Tech Blogを投稿してから半年以上も経ちました。(時が流れるのは早い… 前回はSREグループコンテナ化推進チームとしてでしたが、今回は挨拶の通りコンテナ基盤グループとしての投稿です。 元々ECエンジニアリング部門のSREグループとして活動していましたが、今年初めに組織編成があり、プラットフォームエンジニアリング部門の1グループとして活動しています。 今回は組織とのミスマッチからEKS on FargateからEKS on EC2へ切り替えた話をご紹介します。 見どころは EKS on Fargateとプラットフォームエンジニアリングとの相性 EKS on EC2へ移行する際に検討したこと 移行して得られたこと の3点です
こんにちは、モノタロウ コアシステムエンジニアリング部門 配送ドメイングループの安見です。 この記事では私が関わっていた社内システムを仮想サーバ(AWS EC2)からコンテナに移行した後にコンテナをやめて仮想サーバに戻した話をご紹介します。 諸説明 コンテナ移行について コンテナ化対象システムについて 直面した様々な問題 リリース後の多数の残課題 展開する機能の数が多すぎる コンテナ化のメリットが薄かった なぜこうなったか よかったこと まとめ 追記: 現在なら... 諸説明 コンテナ移行について システムのコンテナ移行とは、アプリケーションやサービスを動作させるための必要なすべての環境を、一つの「コンテナ」としてパッケージ化して動作できるようにすることです。これにより、アプリケーションは他のシステムと独立して実行され障害分離ができたり、環境の違いによる影響を受けにくくなるため移植性が向上
こんにちは、モノタロウ コアシステムエンジニアリング部門 配送ドメイングループの安見です。 この記事では私が関わっていた社内システムを仮想サーバ(AWS EC2)からコンテナに移行した後にコンテナをやめて仮想サーバに戻した話をご紹介します。 諸説明 コンテナ移行について コンテナ化対象システムについて 直面した様々な問題 リリース後の多数の残課題 展開する機能の数が多すぎる コンテナ化のメリットが薄かった 長期継続するシステムでもなかった なぜこうなったか よかったこと まとめ 追記: 現在なら... 諸説明 コンテナ移行について システムのコンテナ移行とは、アプリケーションやサービスを動作させるための必要なすべての環境を、一つの「コンテナ」としてパッケージ化して動作できるようにすることです。これにより、アプリケーションは他のシステムと独立して実行され障害分離ができたり、環境の違いによる影
はじめに こんにちは。MonotaROで機械学習エンジニア兼、Tシャツのモデルを務めている新卒3年目の長澤です! 最近は健康のためにスポーツをしているのですが、そのスポーツの疲れで日々が辛くなってきました。観戦と自分で身体を動かす方の割合(重み)をバンディットを使ってうまく最適化していきたいこの頃です。 今回は、自分がここ1,2年(2023~2024)で取り組んできたMonotaROにおけるMLOpsの取り組みについて、実例を交えながら紹介します。MLOpsの実例はあまり世の中に出回っていないので、一つの事例として読んでもらえれば嬉しいです。 はじめに この記事で紹介すること この記事で紹介しないこと MonotaROにおける機械学習エンジニア パーソナライズドランキングとは MLOpsに取り組むにあたっての背景と課題 MLOpsのプロジェクトスタート時 MLOpsとりあえず始めてみる期
MonotaRO(モノタロウ)では、全社的にデータ活用研修を行うなど、数字に基づいた意思決定を行うデータドリブンな経営が根付いています。事業者向けECサイトとして、モノを買う時にかかる手間や時間を短縮し、顧客である事業者の時間を創出することが、モノタロウの提供価値です。この価値をさらに高めるため、「ほしいものがすぐ見つかる」という顧客体験の向上に注力しています。 その中心的な役割を担うのが、機械学習(ML)を活用した顧客体験の最適化です。MLエンジニアリング(MLE)チームは、この重要なテーマの最前線に立ち、日々革新的なソリューションの開発に取り組んでいます。 データサイエンスのアルゴリズムを実用的なサービスへと昇華させる重要な役割を果たすMLEチーム。高度な検索・推薦システムの構築から、大規模データパイプラインの設計、リアルタイムユーザー行動データを用いた実装まで、幅広い技術的課題にチャ
モノタロウのプラットフォームエンジニアリング部門 コンテナ基盤グループの宋 明起です。 私たちは、アプリケーション開発者からコンテナシステムの認知負荷を取り除き、アプリ開発に専念できるコンテナ基盤の構築と基盤を改善し、開発者はより楽に、より安全にアプリケーションのデプロイと運用できるように支援しています。 背景 基本設計 方針 構成 サンプル モニタリング サンプル 障害 障害1. Memory overflowエラーが発生 障害2. 大量のログが欠損になっている (refresh_interval) 障害3. まだ一部ログが欠損になっている (Prestop) [FAQ] 背景 モノタロウでは以下の記事にあるようにバックエンドのAPIをコンテナ化から始め様々なレイヤーの様々なアプリケーションをEKSの上で運用しています。 EKSコンテナ移行のトラブル事例:ALBの設定とPodのライフサイ
こんにちは。 この記事では、2024/5/22に開催された「アーキテクチャを突き詰める Online Conference」で弊社CTOの普川がお話しした内容(ビジネスの構造をアーキテクチャに落とし込みソフトウェアに可変性を注入する〜モノタロウ基幹システム刷新の実践例)を、現場目線から改めてご紹介します。 なお、本稿の執筆は頼と尾髙が分担しておりまして、途中で急に文体が変わったな?と違和感を持たれることもあろうかと思われますが、ご容赦いただけますと幸いです。 本稿をさらに深掘りするイベントを10/4(金)に開催いたします。 ご興味ある方はぜひご登録ください。 https://connpass.com/event/328360/ 問題領域は関連システムの密結合点 分割を試みる 最初のモデルを手に入れる レイヤードアーキテクチャに沿って実装 レイヤードアーキテクチャのメリット モデルを洗練させ
いきなりですが、皆さんは「どうしたらプロジェクトマネージャになれるの?」と思ったことは無いでしょうか。 こんにちは。モノタロウの川北です。 今回はプロジェクトマネジメントの技術や方法論ではなく、プロジェクトマネージャを担える人材になる為に私が重要だと考える「心構え」と「ふるまい」についてお話したいと思います。 1.はじめに 1.1.プロジェクトマネージャへの第一歩 1.2.担当プロジェクトの概要 2.プロジェクト推進の中で直面した壁 2.1.その役割、担ったことないんですけど...の壁 2.2.その領域、無知なんですけど...の壁 2.3.高品質な上に納期厳守って、ハードル高いんですけど...の壁 3.壁を打破する為に効果的な5つの考え方 3.1. 割り切っちゃおう 3.2.「ヤバい」って騒いじゃおう 3.3.何が「ヤバい」のか考えてみよう 3.4.誰に騒ぐか考えよう 3.5.騒ぐ+αで自
はじめに こんにちは。プラットフォームエンジニアリング部門の池田(@progrhyme)です。 この記事では、モノタロウのテック系の部門で筆者が取り組んできた「ドキュメンテーションプロジェクト」について、下の目次の流れに沿って紹介していきます。 【目次】 はじめに 「ドキュメンテーションプロジェクト」とは プロジェクト発足の背景 ねらい(まとめ) 何をやったか ドキュメンテーションの促進 Confluence → Googleドキュメントへの移行 その結果どうだったか 上手く行ったこと 上手く行かなかったこと まとめ 「ドキュメンテーションプロジェクト」とは 初めに、プロジェクトの概要について簡単に説明します。 このプロジェクトのミッション(=目標)は主に以下の2つです。 ドキュメンテーションを通してプロジェクト内外のコミュニケーションを効率化し、業務プロセスの効率を上げる 社内のドキュメ
こんにちは。2019年に初々しい記事を書いていた山本です。今でも元気にモノタロウで働いております。 この記事では、社内カンファレンスで私が業務部門向けに行ったプレゼンテーションを基に、マイクロサービス化に踏み切ったエピソードを紹介します。モノタロウがGoとprotobufで進める爆速マイクロサービス開発とそれを支えるプロセス と被る部分もありますが、同じ内容でも今回は易しめに解説していますので、空き時間にでもさらっとお読みください。 -- --まさか共通化されてないなんて 2022年の暮れに、こんな改修依頼を受けました。私はプロジェクトの開発リード担当でした。 出荷目安アイコンとは、当社商品が何日で出荷されるかを表すアイコン群のことです。 正確な値を表示するように工夫していますが、モノタロウでは自社在庫を含む様々なパターンの出荷があり、当時拡大が進んでいた「サプライヤ在庫連携」では特に出荷
はじめに 転職後の二つの喪失感への対応 所属チームの現状とMonotaROのアプリケーション/サービス共通基盤(所謂プラットフォーム) 所属チームの状況 社内プラットフォームの状況 マイクロサービス開発のためのテンプレートの導入 開発のロケットスタート:テンプレートの早期提供 テンプレート作成の5つの要点 1. ベンダー非依存なObservabilityの実装 2. CI/CDを早期に提供(特にLinterを最初期に) 3. APIプロトコルとして、JSON over HTTPとgRPCの双方をサポート 4. 最低限の薄いフレームワーク 5. セントラルProtobufリポジトリの提供 現在の取り組み (2023年10月以降)と今後の展開 さいごに はじめに はじめまして、MonotaROのCTO-Officeに所属する伊藤と申します。 github.com recruit.monotar
こんにちは!MonotaROで3年ほどアナリストをしている杉田です。1年前にマーケティング部門マーケティングサイエンスグループに異動し、現在はマーケティング施策の効果検証手法や売上予測手法の改善に取り組んでいます。データサイエンス領域でのスキルアップを目指しており、アナリストとデータサイエンティストの間という(MonotaROの中では)少数派な道を歩もうとしている最中です。キャリア面での葛藤話もまたの機会にお話しできたらと思っていますが、若手メンバーのオンボーディングについて部署の皆さんと執筆をした記事がありますので興味があれば覗いてみてください。 note.com 今回は、アナリスト業務をする中で複数回ぶつかってきた「せっかくダッシュボードを作ったのに活用されない」という悩みについてじっくり考えてみたことをお話していこうと思います。 「せっかくダッシュボードを作ったのに活用されない」とい
この記事では モノタロウがGoとprotobufで進める爆速マイクロサービス開発とそれを支えるプロセス - MonotaRO Tech Blog のうち、主にアーキテクチャにおける詳細について紹介します。 自己紹介 マイクロサービス化について 課題を認識する スコープと技術選定 ゴールイメージを共有する 既存コードから分かった問題点 曖昧なデータ構造 処理フローの混在 アドホックなデータ取得 効果的な改善を行う 処理フローを分割する N+1問題とロジックの独立性を考慮した設計 安全に移行する 実行時のデータを取る 新旧比較による検証 まとめ 自己紹介 藤本 洋一 プラットフォームエンジニアリング部門 CTO-Officeグループ AVLチーム 楽天、SaaSベンチャーを経て、モノタロウに入社してマイクロサービス化にとりくむエンジニアの話 2019年5月入社。商品検索基盤のマイクロサービスと
こんにちは。コアシステムエンジニアリング部門 商品ドメイングループの流川です。当グループでは商品情報管理基盤の開発・運用を担当しています。 突然ですが、システム刷新後にトラブルが頻発し、頭を抱えたことはありませんか? 慣れ親しんだシステムをいつまでも使い続けたいですよね。社会背景や事業成長と共にシステム刷新を行わなければならない時は必ず来てしまいます。刷新に関わることも大変ですが、本当に大変だったのは運用後だったことを痛感しました。刷新を行うと運用方法も同時に変わってしまい、トラブルが起きがちです。今回は商品点数約2200万点を支えるモノタロウの商品情報管理基盤を刷新した際の経験をもとに、どう解決したのか、その手引きをご提供します。 商品情報管理基盤の刷新背景 刷新後のシステム概要図 導入後にトラブルが頻発! 当時の運用担当者の心境とその背景から得た改善ヒント 解決に向けてのアプローチ ポ
はじめに ※ (2024/03/14 16:33) 「インテグレーションテストの気軽な実行・変更ができない」節にて、データのクリーンアップを teardownで行うよう修正 EC開発-B グループの岡崎と EC開発-A グループの菊川です。2人とも普段は MonotaRO の EC サイトの開発に従事しています。 今回は、昨年11月に開催した、テストとリファクタリングのためのワークショップの中で行ったライブコーディングの準備をするにあたって困ったことについて記載します。 ライブコーディングでは、参加者全員の前で実際のプロダクトのソースコードをリファクタリングする、ということにし、それにあたって研修の運営メンバーでリファクタリングに取り組んでみました。ただ闇雲にリファクタリングするのではなく、研修では参加者に「どのような流れや考え方でリファクタリングをするか」を理解してもらえるように、運営メ
こんにちは。モノタロウのTechBlog編集チームです。 モノタロウではECサイトでのお客様体験の向上を目指して、日々改善に取り組んでいます。 商品の出荷目安などの出荷関連情報は重要な要素の1つになります。 今回は、出荷関連情報の正確性を改善するとともにシステムの変更容易性を向上させるためにマイクロサービス化に取り組んだ活動をインタビューしました。 自己紹介 納期表示を高度化する サプライヤ在庫連携機能開発のつらみ AVLのマイクロサービス開発のすすめ方 リリース・監視・その後の展開 おわりに 今回インタビューしたみなさん 自己紹介 山崎 章裕 ECシステムエンジニアリング部門 開発生産性グループ、プラットフォームエンジニアリング部門 CTO-Officeグループ AVLチーム兼務 2019年8月に入社し、主にECサイトの注文・配送周りのプロジェクトにテックリードとして関わる。またECサイ
こんにちは、プラットフォームエンジニアリング部門コンテナ基盤グループの岡田です。 当社ではECサイトの裏側で利用されているモノリシックなAPIをコンテナ化し、Elastic Kubernetes Service (EKS) に移行しました。 移行直後は下記のようにトラブルに見舞われましたが、現状安定した運用ができています。 EKSコンテナ移行のトラブル事例:推測するな計測せよ -CoreDNS暴走編- - MonotaRO Tech Blog EKSコンテナ移行のトラブル事例:FargateにおけるAZ間通信遅延の解消 - MonotaRO Tech Blog 今回はトラブル事例ではなく活用事例になりますが、アプリケーションリリース起因でのトラブル影響を減らすため、コンテナ化したAPIに対してカナリアリリース導入を行いました。そのため、導入に際して生じたConfigやSecret周りの課題
こんにちは。コアシステムエンジニアリング部門で受注システムの開発を担当している中尾です。 今回はモノタロウの基幹システムのモダナイゼーションの取り組みについて紹介します。 モノタロウ社内の基幹システムにはいくつか存在しておりますが、中でも古くに作られた大規模なシステムについて、機能や開発に関係するグループが多く、保守コストが増大している状況にあります。 そこで、この度、業務ドメイン毎に開発・保守できるような体制の構築とシステムの分割を実施しましたので、その取り組み内容を紹介いたします。 背景 現在、MonotaROではお客様向けのWebサイト以外に、間接業務で利用するシステムやサイトに掲載する商品や発注・在庫の管理をするシステムが存在しており、これらを社内では基幹システムと位置づけています。一般的に基幹システムはパッケージを導入していることも多いですが、MonotaROでは一部の基幹システ
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