4月9日、外為市場では100円目前まで円安が進展。「量的・質的金融緩和」の効果がさく裂した結果だが、海外投資家が「ソロスチャート」的なわかりやすさに反応しやすいことを黒田日銀総裁が強く意識した結果ではないかと指摘したい。都内で2010年9月撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 9日 ロイター] 外為市場では、100円目前まで円安が進展している。黒田東彦日銀総裁が決断した「量的・質的金融緩和」の効果がさく裂した結果だが、米欧などの海外投資家が「ソロスチャート」的なわかりやすさに反応しやすいことを財務官経験者である黒田総裁が、強く意識した結果ではないかと指摘したい。