7月15日号2面掲載のコラム「四家正紀のWebトーク」第二回分で採り上げられています。まとめ部分を抜粋。 早すぎた『ムネオハウス』 「風刺」根付くインフラなく (前略) あの時、職人が自由に作品を公開し、リスナーが気軽にダウンロードできるだけのインフラと、リスナーの声がダイレクトに職人へ届けられるしくみ、そしてリスナー同士で感想を語り合えるスペースがあれば、健全なパロディーとアイロニーの精神に支えられた、ユニークな風刺文化が定着したかもしれない。そう考えると、ちょっと残念な気がする。 実は、6年も前のムーブメントのことを思い出したのは、「ニコニコ動画」の中にひっそりと当時のムネオ作品が保存されているのを見つけたせいだ。「ニコニコ動画」はムネオハウスのMP3より遙かに大容量の動画ファイルをアップロードできるうえ、790万人を超えるユーザーのコメントによって自作がワイワイと批評されるという、あ