この画像を大きなサイズで見る 最近では電子書籍も一般化しており、スマホやタブレット、PCで文章を読む機会が増えた人が多いだろう。だが画面での読書は、紙での読書に比べて、理解力が低下し、情報を保持しにくいという。 オーストラリア、マッコーリー大学のエリック・ライヒル教授らは、デジタル時代の読書についてレビューを行い、その結果を『Trends in Cognitive Science』(2023年9月9日付)で発表している。 本の読書でも、スマホやPCのような画面の読書でも、書かれた文字を見て、解釈するという基本的なプロセスは変わらないのに、なぜ理解力に差が出るのか? その 要因の1つとして、紙が「静的」な読書であるのに対して、画面(スクリーン)は「動的」な読書であることがあげられるという。 読書は新しい情報伝達手段 マッコーリー大学のライヒル教授の説明によると、人間の脳の発達という点から見る
『ニンジャスレイヤー』全巻(1〜14)まとめ買いはこちら (Amazon.co.jp) ネオサイタマを舞台に、ネオンの明かりと深夜の闇の狭間に散るのはカラテとスリケンの火花。アイサツに始まり爆発四散に終わるニンジャの戦いが描かれるサイバーパンクニンジャ活劇の電子版がセール中だ。 セール中の値段は1冊33円。全巻をまとめて購入しても、462円と一般的なコミック1冊とほぼ同じと理不尽なほどのお得さ。本作をお使いの端末に入れておきたい人はチェックしてみては? ◇「ダメだ。もう全巻33円にした」「そ……そんな無法が……アイエエエエ!?アイエーエエエエ!」ボブは震える手で携帯IRC端末を取り出し電子書籍ストアを確認する!ナムアミダブツ!KADOKAWA版の電子無印ニンジャスレイヤー全巻がAmazonやBookwalkerなどで1冊33円となっているではないか!◇ https://t.co/0tp6p
専門誌の醍醐味は濃密なインタビュー記事 近年、専門誌の休刊が相次いでいる。2022年は専門誌の休刊のオンパレードとなった。代表的なものをあげるだけでも、3月には歌舞伎専門誌の「演劇界」が、7月には柔道専門誌の「近代柔道」とボクシング専門誌の「ボクシングマガジン」が、12月には美少女ゲームの専門誌の「電撃G's magazine」が休刊している。 そして、今年は7月5日発売のSummer号をもって音楽雑誌の「Player」の休刊が決まった。「Player」は記者が高校時代に熱中していた音楽雑誌である。こうした専門誌の名物といえば、他では読めない濃密なインタビューであった。「Player」では記者が大好きなギタリストのアンガス・ヤングやゲイリー・ムーアなどのインタビュー記事が掲載され、熟読したものだった。 また、「BANDやろうぜ」にはX JAPANなどのビジュアル系バンドのインタビューが掲載
鳥取県が有害図書に指定した三才ブックスの書籍=仙台市で2023年6月27日午後6時53分、小川祐希撮影 過激な暴力や性的表現を含み、青少年保護を目的とした自治体の条例で有害・不健全と指定された図書。鳥取県が、有害とした書籍の規制をインターネットでの取引にも広げたことを受け、2022年にネット通販大手アマゾンが取り扱いを停止して波紋を広げた。民間には、有害図書に限らず、こうした作品の扱いを控える動きも広がっている。【小川祐希、平家勇大】 インターネット経由の販売や電子出版物も増える中、『有害図書』の規制はどうあるべきか。現状と課題を追いました。 「有害図書」ってどう決まる?指定最多の宮城県で審議会を傍聴したも併せてお読みください。 有害図書を指定し、18歳未満への販売を禁止する条例は、暴力や性表現を含む書籍が出回った1950年代以降、各地で制定された。現在は長野を除く46都道府県にある。ただ
by Mario Spann 世界で最も読まれている雑誌のひとつであるナショナルジオグラフィックが、2023年6月28日にスタッフライターを全員解雇したことを、The Washington Postが報じました。1888年の創刊以来135年にわたって自然と科学を追究してきたナショナルジオグラフィックですが、デジタル時代の波に押される形で紙媒体での店頭販売を終了し、今後は記事も外部委託されることになります。 National Geographic lays off its last remaining staff writers - The Washington Post https://www.washingtonpost.com/media/2023/06/28/national-geographic-staff-writers-laid-off/ National Geographic
ダマスカス鋼の複雑な刃紋に魅せられる「世界で一番美しい包丁の図鑑」(ゲーマーのためのブックガイド:第16回) ライター:朱鷺田祐介 「ゲーマーのためのブックガイド」は,ゲーマーが興味を持ちそうな内容の本や,ゲームのモチーフとなっているものの理解につながるような書籍を,ジャンルを問わず幅広く紹介する隔週連載だ。気軽に本を手に取ってもらえるような紹介記事から,とことん深く濃厚に掘り下げるものまで,さまざまなテーマでお届けする。 第16回で取り上げるのは,美しい包丁の写真がいくつも収められたティム・ヘイワード著の「世界で一番美しい包丁の図鑑」だ。世界中から集められたさまざまな包丁を紹介しながら,その本質に迫ろうとする一冊を,朱鷺田祐介氏が紹介する。 「世界で一番美しい包丁の図鑑」 家族と生活時間がずれたら,自分で料理をする。 小松菜をざっと洗って包丁でざくっと切り,キノコと一緒に煮たら,最後にう
「超時空要塞マクロス」パッケージアート集、書影や高荷義之のメッセージ入り帯公開 2023年2月16日 22:00 267 17 コミックナタリー編集部
シャーロック・ホームズとシャドウェルの影 (ハヤカワ文庫FT) 作者:ジェイムズ ラヴグローヴ早川書房Amazon映画も含めたシャーロック・ホームズ関連作品はコナン・ドイルによる正典の他に数多くのパスティーシュ、クロスオーバー、二次創作で溢れかえっているが、その流れに新たに連なっているのが『シャーロック・ホームズとシャドウェルの影』だ。ラブクラフトによって打ち立てられた巨大な世界「クトゥルフ神話」、そしてそこに現れる古き神々とホームズが出会う様を描き出す、大胆不敵なマッシュアップである。 ホームズの持ち味といえばその鋭い観察眼と明快なロジック、腕っぷしが必要になるときはバリツによって事件を解決に導いていくところにあるが、クトゥルーの神々には当然ながらロジックもバリツも通じない。理屈が通じない神々と出会った時、ホームズとワトソンはどのような反応を返すのか──!? と、正直座組を聞いた段階でワ
現在、世界各地で起こる戦争や紛争は、 人々の尊い命や長年築き上げられてきた文化を脅かしています。 KADOKAWAグループでは、戦争や平和について考える一助としていただくため、 長く読み継がれてきた名作、新刊の話題作9作を期間限定で無料配信いたします。 あわせて、人道支援を目的とする活動への募金を受け付けます。 ご協力のほどよろしくお願いいたします。 第二次世界大戦の敗北は、軍事力の敗北であった以上に、私たち若い文化力の敗退であった。私たちの文化が戦争に対して如何に無力であり、単なるあだ花に過ぎなかったかを、私たちは身を以て体験し痛感した。西洋近代文化の摂取にとって、明治以後八十年の歳月は決して短すぎたとは言えない。 にもかかわらず、近代文化の伝統を確立し、自由な批判と柔軟な良識に富む文化層として自らを形成することに私たちは失敗して来た。 そしてこれは、各層への文化の普及浸透を任務とする出
近年では電子書籍の普及によって紙の書籍と同時に電子書籍版も発売されることが多くなりました。電子書籍は専用端末やスマートフォンさえあれば大量の蔵書を簡単に持ち運べる非常に魅力的な存在ですが、新たに昭和大学の研究チームが「スマートフォンで読書すると読解力が落ちる」という研究結果を発表しました。 Reading on a smartphone affects sigh generation, brain activity, and comprehension | Scientific Reports https://doi.org/10.1038/s41598-022-05605-0 研究チームは、34人の被験者に対して「ノルウェイの森」(書籍A)と「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(書籍B)を紙の書籍とスマートフォン上の電子書籍のいずれかの形式で読ませ、内容に関する複数の質問に回答さ
『サザエさん』アナゴ、『ドラゴンボール』セル、『プリズン・ブレイク』ティーバッグ、『人志松本のすべらない話』ナレーションなどで知られる声優・若本規夫(76歳)。初の自伝本『若本規夫のすべらない話』が主婦の友社から2022年3月25日発売予定。人生論、演技論、出演作秘話。50年の声優人生、すべてを語る。山寺宏一、井上喜久子らのインタビュー、羽佐間道夫との対談も ■『若本規夫のすべらない話』 著者:若本規夫:著 発売日:2022/03/25 ISBN:9784074496228 判型・ページ数:4-6・208ページ 定価:1,870円(税込) <予定内容> 日本一マネされる声優・若本規夫76歳。『サザエさん』アナゴ、『ドラゴンボール』セルなど国民的アニメの名脇役、海外ドラマ『プリズン・ブレイク』ティーバッグなどクセのある悪役、バラエティ『人志松本のすべらない話』などの個性あふれるナレーションで
随分と久しぶりに、完全書き下ろしの本を書きました。 タイトルは、「人生がうまくいかないと感じる人のための超アウトプット入門 」。 アウトプットすることの意義、そしてその能力の源泉についての話を、読みやすいよう、物語形式にてまとめています。 どうか買ってやっていただけると、とてもありがたく、温かい投げ銭をよろしくお願いします。 アウトプットは「他者からの評価」の部分にキモがある。 さて、この本にちなんだ話題です。 先行き不安な世相を反映してか、世の中には「アウトプットの手法」に関するノウハウが氾濫しています。 ちょっと書店を見渡すだけで、 「アウトプット術で仕事がうまくいく」 「アウトプット力で成功」 「アウトプットスキルで差をつける」 などの、本が驚くほど多数、陳列されているのです。 そして、中身を見ると、書き方、話しかた、表情の作り方、報告の仕方など、「やるべきことと、その方法」が羅列し
1977年に月刊プレイコミック(秋田書店)にて「戦場ロマン・シリーズ」で雑誌連載デビューし、その後は「エリア88」「ファントム無頼」「RAISE」といったヒット作を手がけた新谷。画集では新谷が40年余りの作家生活で手がけてきた作品群を、「ミリタリーワークス」「バイクと車」「宇宙の世界」「銃と兵器」「戦う女たち」「美少女たち」「戦友録」といったテーマごとに紐解いていく。なお単行本未収録の少女マンガデビュー作「吸血鬼はおいや?」も、生原画の風合いを生かして収録される。 また新谷がデザインを手がけた航空自衛隊の航空機・F-15Jイーグルのノーズアートや、ハセガワのモデルキット「エリア88」シリーズのボックスアートも紹介予定。新谷にゆかりのある著名人として、史村翔と松本零士へのインタビュー、佐伯かよの、いがらしゆみこ、風間宏子、文月今日子、ゆうきまさみ、島本和彦からの寄稿も掲載された。 「新谷かお
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