ブエノスアイレス(CNN) アルゼンチンと英国が領有権を争い、1982年には軍事衝突も起きた南大西洋上にある英領フォークランド(アルゼンチン名マルビナス)諸島の主権論争が再燃している。 背景には、空軍パイロットである英ウィリアム王子が来月、同諸島の基地任務を開始することで新たな注目を集めていることに加え、アルゼンチン国内で領有権を要求する声が高まっていることなどがある。 アルゼンチンのフェルナンデス大統領は25日、英国は天然資源、石油や魚類資源を奪っていると改めて非難。同時に、英国に対し主権論争に関する協議の開催を呼び掛けた。諸島付近の海域では近年、英企業が油田開発を進めている。 これに対し英国のキャメロン首相はアルゼンチン内で新たに高まる領有権の主張を批判し、同諸島に付与されている自治権の支持を表明。現地住民が英国への帰属を希望している事実も踏まえ、アルゼンチンの主張は植民地主義に匹敵す
昼間見たロンドン暴動地図と東京地図の比較画像(http://twitpic.com/638beo )が縮尺全然違うとのことだったので、なるべく合わせて、マークを切り出して重ねてみた。
パプアニューギニア・マウントハーゲン(Mount Hagen)で、儀式用の装飾を施された男の子(2007年8月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD 【12月1日 AFP】パプアニューギニア東部のオカパ(Okapa)地区の女性たちが、1986年から20年来続く部族間戦争を根絶しようと、男の子が生まれたらひそかに殺す習慣を10年前から行っていたことが明らかになった。豪ナショナル(National)紙が報じた。 同紙によると、同地区のギミ(Gimi)では、長きにわたる部族間戦争で男手が減り、多くの女たちが育児もままならない状況にあるが、前週ゴロカ(Goroka)で行われた平和と和解のための集会で、2人の女性が「赤ちゃん殺し」を告白した。 女性たちの話では、戦士となる男の子が生まれなければ、戦争に参加する男の数が減り、部族戦争そのものがなくなるとの考えから、村の
領土問題(りょうど もんだい)または領土紛争(りょうど ふんそう)とは、該当する地域がどの国家の領域に属するかを国家間で争うことである。 国境の線引きに関するわずかな見解の相違や小さな無人島の帰属といったレベルから、主権国家を自称している地域全体を別の国家が自国領土と主張する場合(台湾問題や西サハラ問題など)まである。後者の場合は国家の承認問題にも発展する。 領土問題を抱える国家同士の関係も様々である。係争地域の実効支配をめぐる深刻な対立・衝突がなく、友好的に外交や貿易、国民の往来が続く場合もあれば(ウイスキー戦争など)、分断工作を背景とする民族紛争や植民地独立運動を含めて戦争やテロのきっかけになることも多い(ノモンハン事件、印パ戦争など)。これら領土問題を戦争に発展させないために、国連は加盟国に対し国際連合憲章に基づき平和的かつ国際正義に則って解決することを加盟国に求めており、同第2条に
ナイジェリア北部のマイドゥグリ(Maiduguri)で、軍兵士らに放火されたとされるイスラム原理主義組織指導者の自宅(2009年7月30日撮影、資料写真)。(c)AFP 【2月11日 AFP】欧州連合(EU)は10日、ナイジェリア北部と中部で宗教・民族対立などを背景とした衝突が再燃し、死者が6週間で少なくとも300人にのぼったとして、暴力を非難する声明を出した。 EU諸国の駐ナイジェリア大使らによると、同国では、前年のクリスマスイブにプラトー(Plateau)州の州都ジョス(Jos)などで相次いで爆弾攻撃が発生して以来、プラトー州、バウチ(Bauchi)州、ボルノ(Borno)州で衝突が激化しており、この6週間で少なくとも300人の犠牲者が出ている。 4月の州知事選が迫っていることもあり、大使らは声明で、すべての関係者に対し、平和で不正のない選挙を実施すること、選挙期間中のヘイトスピーチ(
スーダンの首都ハルツーム(Khartoum)から南部のジュバ(Juba)に空路到着したサルバ・キール・マヤルディ(Salva Kiir Mayardit)第1副大統領兼スーダン南部自治政府大統領を熱狂的に迎える住民(2011年2月8日撮影)。(c)AFP/PETER MARTELL 【2月10日 AFP】住民投票で独立支持票が99%近くに達したスーダン南部が7月にも新国家となることが確定し、北部のスーダン中央政府と米国との関係も改善されようとするなか、ダルフール(Darfur)問題が置き去りにされることへの懸念が広がっている。 米政府は、住民投票が平和裏に行われ、スーダン政府が結果を承認したことを受け、スーダンのテロ支援国家指定解除に向けた手続きに着手した。米政府高官は8日、手続き完了までに約6か月かかるとの見通しを示した。 だが、スーダンで活動する支援団体は、ダルフール問題が国際的な議題
村のあちこちに着弾の跡が残っていた=8日午前、タイ東部のプンサロン村、古田写す屋根に砲弾を受けたプンサロン中学校。シャッターが閉じられていた=8日午前、タイ東部のプンサロン村、古田写す避難所で野外に設置されたテレビを見て過ごす子どもたち=7日、タイ東部のカンタララック、古田写す 【シーサケット県(タイ東部)=古田大輔】タイとカンボジアの国境未画定地域をめぐる両軍の衝突で被害を受けたタイの村に8日入った。2008年から断続的に続いてきた戦闘の中でも今回は最大規模。衝突は4日に始まり、両軍がこれまで確認している死亡者8人には、近くに住む双方の村民も含まれている。 衝突が起きているのはカンボジア北部の世界遺産プレアビヒア寺院に接する国境未画定地域。そこから約10キロのプンサロン村では4日に砲弾で1人が亡くなり、ほとんどの人が避難した。道路や田畑のあちこちに大きな穴がある。砲弾の跡だ。直撃
【プノンペン=藤谷健】タイとカンボジアの衝突をめぐり、両国が加盟する東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国インドネシアが話し合いによる解決に向けた仲介に乗り出した。同国のマルティ外相は7日、カンボジアの首都プノンペンでホー・ナムホン副首相兼外相と会談。8日にはバンコクでタイのカシット外相とも協議する。 マルティ外相は7日夕、記者団に対し、当事者が問題解決にあたるべきだとしつつ、「停戦が確実となるように力添えをしたい」と述べた。 一方、カンボジアのフン・セン首相は7日演説し、今回の衝突はタイ側が仕掛けたものだと非難したうえで、国連平和維持活動(PKO)部隊の派遣など、国連安全保障理事会による介入が唯一の解決方法だと訴えた。
インドネシア・バンテン(Banten)州Pandeglangで、イスラム教の小宗派「アフマディア(Ahmadiyah)」の信徒を襲撃する住民(2011年2月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/VIDEO GRAB/HUMAN RIGHTS WATCH 【2月8日 AFP】インドネシアの中ジャワ(Central Java)州で8日、イスラムを冒とくした罪で有罪となったキリスト教徒の男に死刑を求める群衆が、2か所のキリスト教会に放火し、警官隊と衝突した。同国では、6日にも暴徒化したイスラム教徒がイスラム教の小宗派信徒らを襲撃して殺害する事件が起きたばかりだ。 イスラム教を中傷するチラシを配付した罪に問われた裁判で、アントニウス・バウェンガン(Antonius Bawengan)受刑者(58)は同罪の最高刑となる禁錮5年の有罪判決を言い渡された。 しかし、この判決が軽すぎると抗議する群衆約150
アンサル・ジハード・ネットワーク(Ansar AlJihad Network)のウェブサイトに公開されたイスラム系組織「カフカス首長国(Caucasus Emirate)」のドク・ウマロフ(Doku Umarov)司令官(撮影日・場所不明、2010年4月1日入手)。(c)AFP/ANSAR ALJIHAD NETWORK 【2月8日 AFP】前月24日、モスクワ(Moscow)郊外にあるドモジェドボ国際空港(Domodedovo International Airport)で36人が死亡した自爆攻撃について、ロシア南部北カフカス地方チェチェン共和国の独立派武装勢力の指導者ドク・ウマロフ(Doku Umarov)司令官が犯行声明を出した。 7日夜に独立派系ウェブサイト「カフカス・センター(Kavkaz Center)」に投稿されたビデオ声明でウマロフ司令官は「作戦はわたしの命令の下に実行され
【ナイロビ=古谷祐伸】スーダンから分離・独立するのが確実な南部で、兵隊同士の銃撃戦があり、4日までに20人が死亡した。北部への異動を命じられた南部出身兵が嫌がったのが、原因だという。 スーダンには、2005年まで続いた南北内戦の名残で、北部中央政府軍と、かつて反政府勢力だった南部自治政府軍とがいる。今回の戦闘は北部軍内部で起きた。 AP通信などによると、南北境界に近い上ナイル州マラカルで3日夜から4日朝にかけて、迫撃砲弾も飛び交う激しい銃撃戦が続いた。子ども2人や国連に勤める運転手も、巻き添えで死亡した。 北部兵らは、和平後に組織された南北合同部隊のメンバーとして、マラカルへ派遣されていた。南部独立がほぼ確実な情勢を受けて、近く北部へ異動して、武装解除されることが決まった。ところが、異動対象者の中に南部出身者がいた。数年前までマラカル周辺で活動してきた民兵組織から、北部軍に編入された
【バンコク=古田大輔】タイとカンボジア国境未画定地域での両軍の衝突は5日、現地での協議で停戦が決まった。4日からの戦闘で、両国軍によって確認されている死者は、タイ兵1人と近くのタイ側の村民男性1人、カンボジア兵1人の計3人。 衝突があったのは、カンボジア北部にある世界遺産のプレアビヒア寺院周辺。タイ軍によると、4日にカンボジア側に拘束されたタイ兵士4人は解放されたという。 両軍はともに、相手側の兵士を十数〜数十人殺害したとの情報を流しているが、詳細は確認されていない。
モスクワで21日、乱闘で殺されたロシア青年の墓に献花するプーチン首相=ロイター 【モスクワ=副島英樹】サッカーファンの乱闘による一つの殺人事件が、ロシア全土を揺るがしている。多民族国家に潜在する民族間対立感情を呼び覚ましたからだ。「ロシアはロシア人のために」。そんなスラブ民族主義のスローガンを掲げた若年層のデモまで頻発し、一触即発の緊張を政権側が力で封じ込めている。そこには、汚職体質から抜けきれない官僚国家への市民の不満も影を落とす。 「民族の多様性こそロシアの大いなる長所であり力だ」 「過激主義者に利用されないようにしてほしい」 プーチン首相は21日、中央ロシアと南部・北カフカス地域のサッカーファンクラブ代表らと面会し、そう訴えた。その後、乱闘で殺されたロシア青年の墓を訪れて献花した。国を揺るがす内乱に発展しかねない民族対立を鎮めるための窮余の策ともいえた。 かつて泥沼の内戦を
コートジボワール・アビジャン(Abidjan)での抗議デモで手を上げるアルサン・ワタラ(Alassane Ouattara)元首相の支持者ら(2010年12月16日撮影)。(c)AFP/ISSOUF SANOGO 【12月17日 AFP】前月の大統領選決選投票の結果をめぐり混乱が続くコートジボワールの主要都市アビジャン(Abidjan)などで16日、アルサン・ワタラ(Alassane Ouattara)元首相と現職のローラン・バグボ(Laurent Gbagbo)大統領の両陣営支持者が衝突し、少なくとも11人が死亡、多数が負傷した。 ワタラ氏の支持者らがバグボ陣営の管理下にある国営テレビRTI本部に向かって行進していたところ、バグボ氏側の重武装の治安部隊と衝突した。爆発音が数回とどろいたほか、米国務省によると、付近の米大使館が誤射された携行式ロケット弾で損傷を受けた。 ワタラ、バグボ両氏は
これはわかりやすい…世界の過去1000年間に起きた戦争をビジュアル化した映像(動画) 「人類の歴史は戦争の歴史」と言われるほど戦争と平和を繰り返してきました。 国単位であれば年表を見れば済む話ですが、世界規模となると頻度や時系列をイメージするのはなかなか難しいものです。 西暦1000年~2008年の間に世界で勃発した戦争をビジュアル化した、5分間の映像をご紹介します。 ワーグナーの「ワルキューレの騎行」をBGMに、世界で起きた戦争の規模や頻度が手に取るようにわかる映像となっています。 日本も鎌倉幕府成立(1192年)直前や、関が原の戦い(1600年)などは、やはり激しい戦いだったとわかりますね。 他にもフランス革命(1789~1799年)、1492年のコロンブス以降になると戦火にまみれるアメリカ大陸など、歴史の潮流が見てとれるのではないでしょうか。 第一次世界大戦(1914~1918年)は
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