連覇を成し遂げた侍ジャパンは歓喜の夜から一夜明け、ロス市内のホテルで解散した。韓国との決勝戦で延長決勝タイムリーを放ったイチロー外野手は一夜明けの会見で、スーツ姿でちゃめっけたっぷりに、次のように語った。 「イチローです。侍ジャパンというネーミングではじまったが、それがハードルになった。『私、アイドルなの』といいながらかわいくないと困るのと同じで、侍といいながら勝てないのはまずい。最終的に勝って侍になれて、ほっとしている。個人的には最後まで足をひっぱり、韓国やキューバのユニフォームを着たりしたが、最後にジャパンのユニフォームを着て、おいしいところだけいただきました。ごちそうさまでした」