ナミビアの首都ウィントフーク(Windhoek)で、ワシントン条約(CITES)で禁止されている象牙のアクセサリーを売る女性(2007年6月9日撮影)。(c)AFP/BRIGITTE WEIDLICH 【7月18日 AFP】絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引に関する「ワシントン条約(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora、CITES)」の締約国は15日、ジュネーブ(Geneve)で開催中の常設委員会で、象牙の競売への中国の参加を認めた。野生動物保護団体からは、中国による不法な象牙取引を助長するものだとして抗議の声が上がっている。 今回の決定により、世界有数の象牙消費国である中国は、日本とともに象牙の競売に参加することになる。競売は3か月以内に行われ、南アフリカから51ト