「画素」や「解像度」という言葉は,ほとんどの人が知っていると思います。また,「画素が多い=画質が良い」と考えている人も多いのではないでしょうか。しかし,画素数が多ければきれいとは限らないんです。以下ではそのことを説明します。 デジタルの映像や画像は,縦横のドット(画素)で表します。300×200というのは,横が300ドット,縦が200ドットです。多くの画素を使えば使うほど,それだけ,きめ細かいい映像(画像)を表現できる「ポテンシャル」は高くなります。しかし,そのポテンシャルを生かし切っているカメラは多くありません。多くの場合,1個の画素で=一つの情報とならないからです。個々の画素に異なる色を配置できるほど,カメラ部の解像力は高くありません。大抵は,複数の画素で一つの情報を表していると考えて良いでしょう。 例えば,デジカメで撮影した写真をPCディスプレイで見るとき,縮小表示で見ると綺麗なのに