中部地方のとある病院で働く女性の身体には、妖怪の刺青が複数刻まれている。マオさん、42歳だ。刺青を入れたのは3~4年前のこと。「妖怪が好きだったんです」と話す彼女の生い立ちは凄絶の一言に尽きる。彼女はなぜ、妖怪に心を寄せるのか。半生に迫ると、その理由がみえてきた。 ⇒【写真】刺青については「極道だった伯父の影響も大きい」という 実の父が行った鬼畜の所業 マオさんが生まれる以前、母親はいわゆる夜の飲食店を営んでいた。そこに転がり込む形で同居したのが父親だったという。 「土建屋をやっていた父は、母のことが気に入って住み着いたと聞いています。その家には母の姉、前夫との子どもがいました。実は、父がこの2人とも性的な関係にあったらしいのですが、かなりあとになって母は知ったようです。父は、当時就学前だった母の連れ子を犯したことになります。また伯母には知的障害があり、性被害だとわからなかった可能性があり
「自転車でぶつかったのに何も言わずに逃げたので、そうとうイライラしていました。謝らない子を懲らしめてやるにはどうしたらいいか。嫌がることをすればいいと思って、(性的暴行を)しました」 【常習犯だった】強姦致傷などでこの20年間ほぼ刑務所に服役していた高橋被告の鬼畜素顔 小学生だったAさんへの不同意性交等致傷などの罪に問われている高橋信吾被告(69)は、事件を起こした動機をこう語った。 「’24年8月3日、警視庁は、Aさんに因縁をつけ性的暴行に及んだとして、邸宅侵入や不同意性交等の疑いで、高橋被告を逮捕しました。 同年7月23日、高橋被告が路上に自転車を止めてたばこを吸っていたところ、自転車に乗って習い事に向かっていたAさんがぶつかったそうです。そして、謝らずに走り去ったAさんに腹を立てた高橋被告は、約300メートルにわたってあとをつけ、性的暴行に及びました。Aさんは、ぶつかってすぐに『ごめ
7歳の娘に性的暴行を加え、動画をグループチャットで共有したなどとして、愛知県警が男3人を逮捕しました。 【写真を見る】7歳娘らへの性的暴行 動画をグループチャットで共有した疑い 30代の父親ら逮捕 「4歳の頃から手なずけた」書き込みも きょうまでに愛知県警に逮捕されたのは、30代の男3人です。 捜査関係者によりますと、3人は幼い実の娘や養女らに性的暴行を加えるなどして、グループチャットでその様子を撮影した動画を共有した疑いが持たれています。 去年11月に少女にみだらな行為をしたとして、警察が愛知県に住む40代の男を逮捕し、スマートフォンを解析するなどしたところグループの存在が浮上しました。 グループのメンバーは、「ママにいったらパパと一緒にいられなくなるよ秘密にできる?」などと言って娘などをグルーミングしていたとみられ、チャットでは「4歳の頃から手なずけた」などの書き込みがあったということ
虐待が疑われる子どもの一時保護を巡り、人工知能(AI)にその必要性を判定させるシステムについて、こども家庭庁が導入見送りを決めたことがわかった。国が2021年度から約10億円をかけて開発を進め、最終的な判断を下す児童相談所の職員を補助する役割が期待されていたが、テスト段階で判定ミスが6割に上った。AIは虐待の判断にはなじまず、実用化は困難と結論付けた。 【イラスト】こうやって虐待の可能性を判断しようとしていたが… 同庁によると、システムは慢性的な人手不足に悩む全国の児相での利用を想定し、搭載したAIに約5000件の虐待記録を学習させた。傷の有無や部位、保護者の態度など91項目に情報を入力すると、虐待の可能性が0~100の点数で表示される。 試作モデルがほぼ完成し、今年度に計10自治体の児相に協力してもらい、過去の虐待事例100件のリスクを判定させる検証を行った。精度を各児相の幹部が確認した
コンクリート詰めにされた遺体が見つかったとされる集合住宅の一室(右手前)=1日午後、大阪府八尾市(泰道光司撮影) 大阪府八尾市の集合住宅の一室からコンクリート詰めにされた遺体が見つかり、大阪府警が死体遺棄容疑で逮捕した無職、飯森憲幸容疑者(41)は「十数年前に預かっていた姉の子で、7歳くらいの女児」と説明した。遺体の身長は1メートルほどだったが、7歳女児の平均身長は1メートル20センチほどで、かなり小さかったことになる。自治体などは行方知れずになった子供の所在確認を続けているが、事件に巻き込まれたり虐待を受けたりしていたケースは後を絶たない。誰も女児がいなくなったことに気がつかなかったのか。 令和6年度の学校基本調査によると、義務教育年齢の日本国籍を有する児童生徒のうち、教育委員会が1年以上所在を確認できない「居所不明児童・生徒」は全国で74人。事件や虐待の可能性が指摘される例もあり、文部
23歳のシングルマザー、下村早苗は2010年7月30日、大阪市内のワンルームマンションに長女の桜子(当時3)と長男の楓(当時1)を50日間にわたって放置し死亡させたとして、大阪府警に死体遺棄容疑で逮捕された(後に殺人罪で起訴)。発見当時、二児の死体は腐敗が進んだ状態だったという。世間を震撼させたネグレクト死事件の裁判では、下村被告(当時)の解離性障害が争点の一つだった。 【画像】ゴミがあふれた現場のマンション ◆◆◆ 解離とは通常の意識から自分の意識を切り離した状態のことで、過酷な体験のダメージから自分を守る防御反応だ。記憶が抜け落ちたり、知覚や感情が麻痺したり、失踪したり、多重人格になったりと体験から意識をどう切り離すかで様々な表れ方をする。厚労省のサイトは、解離性障害を「(解離の)症状が深刻で、日常の生活に支障をきたすような状態」とし、「ストレスや心的外傷が関係している」とされると解説
日本相撲協会の“理事長候補”として、角界の期待を背負う元横綱・稀勢の里こと二所ノ関親方(38)。愛弟子は昨年大関に昇進し、親方としてひと花咲かせたいところだろう。しかし、「週刊新潮」は二所ノ関部屋で未成年飲酒や“悪ノリ”が過ぎる力士同士の乱痴気騒ぎが行われていたとの情報をキャッチ。果たして彼に親方としての素質はあるのだろうか――。 【動画入手】「肛門に酒瓶を…」「土下座しているように見える写真も」 衝撃の「乱痴気騒ぎ動画」を見る *** 昨年9月の秋場所で、大関に昇進した二所ノ関部屋の大の里(24)。2月11日には、都内のホテルで昇進披露宴が開かれた。新たな“横綱候補”として、春場所の最注目力士であるに違いない。二所ノ関親方にしても、鼻高々だろう。 だが、そんな浮かれ気分も吹き飛ぶような動画が、角界関係者の間で話題になっているという。2022年の九州場所の際に撮影された、その内容を紹介しよ
多くのウサギが生息し“ウサギの楽園”として知られる広島県竹原市の大久野島で、ウサギを蹴ったとして大津市の会社員の男(25)が動物愛護法違反の疑いで現行犯逮捕された事件を巡り、男が勤務する会社が31日までに公式ホームページ(HP)で声明を発表した。 【写真】大久野島に生息するウサギ(2024年11月撮影) 「お知らせ」として、「大久野島でのウサギ殺傷事件につきまして」と題した文書を掲載。文書では「1月21日に大久野島でウサギを殺傷したとして逮捕された被疑者は当社従業員であり、逮捕の報を当社として極めて遺憾で、重く受け止めております」とし、「本人の行為に多くの方が憤りを感じられたと拝察いたします。当社も同じ思いであり、事実解明に向けて捜査機関からの要請に最大限協力してまいります」とした。 そして、「当社は、動物虐待を断じて容認するものではございません。この度の事案について皆様には心からお詫び申
Published 2025/01/22 19:07 (JST) Updated 2025/01/22 22:30 (JST) 多くのウサギが生息している島として知られる広島県竹原市忠海町の大久野島でウサギを蹴ったとして、竹原署は22日までに、動物愛護法違反の疑いで大津市、会社員堀田陸容疑者(25)を現行犯逮捕した。蹴られたウサギはその後死んだ。 環境省中国四国地方環境事務所や署によると、昨年11月26日から今月12日にかけ、計77匹のウサギが骨折やけがなど不自然な状態で死んでいるのが確認された。島内には半野生化したウサギ500匹程度が生息しているという。 逮捕容疑は21日午後5時半ごろ、遊歩道でウサギ1匹を蹴って暴行した疑い。目撃者がその場で取り押さえ、署員に引き渡した。
12月5日午後、不同意性交等罪に問われた日本維新の会の元衆院議員・椎木保被告(58)の初公判が東京地裁で行われた。椎木被告が女子中学生に性的暴行を加えたとして不同意性交等罪の疑いで逮捕されたのは、約3カ月前の今年9月8日のことだ。 椎木被告は東海大学卒業後、山一證券に入社。退職後、茨城県公立小中学校などの教員として長年勤めた。長年の教育者としての実績が評価され、2012年11月、日本維新の会の衆議院選挙公認候補予定者に決定。翌月の衆院選で千葉13区から立候補し、比例復活で初当選。衆院議員を2期務めたものの、2021年の衆院選で落選している。 「現在は、千葉県浦安市内で単身暮らし、会社員として働いていたといいます」(司法記者) 小中学校の教員を務めていたことも(本人のFacebookより) 検察官は、終始落ち着かない様子の椎木被告を一瞥し、起訴状を朗読する。 「被告人は、A(当時12歳)につ
東京・八王子市にある民間の精神科病院・滝山病院。精神科のほかに内科も併設し、人工透析治療などができるため、精神疾患に加えて腎疾患などを抱える合併症の患者が他の病院からも送り込まれてくる。そこではベッドに寝たきりの高齢患者を看護師らが問答無用で殴る、叩く、つねる、蹴る。暴力や虐待が日常茶飯事。ベッドに縛り付ける身体拘禁も日常化。入手した資料で入院患者の約8割が死亡して退院。いったん入院すると死亡しない限りは退院できないというおぞましい実態、“死亡退院”の現実について、NHK-Eテレ・6月29日放送の「ETV特集 死亡退院 さらなる闇」が続報した。(全2回の2回目/前編を読む) 死亡診断書。朝倉院長の指示で「急性心筋梗塞」という診断名に(ETV「死亡退院 さらなる闇」より) ◆ ◆ ◆ 「お金にもなる。お金取れるでしょ」 院長が率先する患者への過剰な医療行為をスタッフは「濃厚治療」という隠語で
輸血の禁止、ムチによる体罰、脱会者の忌避――。 宗教2世らへのそうした行為を、弁護士らが調査結果として明かすなどし、国内外で人権侵害との批判が出ているキリスト教系新宗教「エホバの証人」。2024年3月、同教団が、こども家庭庁に対して、宗教虐待を禁じるガイドラインを批判する趣旨の文書を提出していたことが分かった。 FNNは、こども家庭庁に対して、文書の情報公開請求を実施し、同教団が作成した計776ページもの文書を入手した。専門家は教団の動きを「国を牽制する狙いがあったのでは」と指摘している。 浮上した宗教2世問題宗教2世問題は、2022年7月の安倍晋三元首相銃撃事件を機に注目を集めてきた。 国は宗教2世らへのヒアリングなどを通じて、同年末に「宗教の信仰等に関係する児童虐待等への対応に関するQ&A」を公開。児童虐待防止法が定める、(1)身体的虐待、(2)性的虐待、(3)ネグレクト、(4)心理的
デビュー後にトランスジェンダーであることを公表し、現在も歌手・役者として活躍している中村 中(なかむら あたる)さん。学生時代は「私をからかっていいという空気があった」「伸ばしていた髪を変だと言われ、上級生に髪を切られた」などつらい経験をしたが、何もかもを自分のセクシュアリティのせいにはしたくなかったという。どうやって生き延びたらいいんだろう、と葛藤する気持ちを作詞にぶつけてきた中村さんに、今の心境を聞いた。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――中村さんはご自身がトランスジェンダーであることを公表されていますが、意に沿う形でのカミングアウトではなかったそうですね。 中村 中: メジャーデビューする半年ほど前から、関係者から「プロモーションのためには、君の性別のことを公表した方がいいよ」と言われていました。でも、学校でからかわれたこともあったし、「デビュー
「手、止めんなや!」「学校でライブ配信したらおもろいね」──周囲に囃し立てられる中、ベッドに横たわって自慰行為をする少年。問題の動画は、2022年11月に行われた「宝仙学園 順天堂大学系属理数インター中学校」の修学旅行で撮影されたものだ。【前後編の前編】 【写真】被害を受けたAくんのあざ、加害生徒からのLINE、学校から強要された誓約書など 動画に映る少年・Aくんは当時、中学3年生。いじめに対して学校側は満足な対応をしてくれず、精神的苦痛により心的外傷後ストレス障害 (PTSD)と診断されたという。宝仙学園とは異なる高校に進学せざるをえなくなったAくんは、「僕のような思いをする子どもがもう出ないようにしてほしい」と真摯な表情で語った──。 東京・中野坂上にある私立学校「宝仙学園中学校 順天堂大学系属理数インター中学校」は、前身となる女学校を含めると設立100周年に迫る「学校法人宝仙学園」を
少女時代、性被害を受け続けた。相手は3歳上の実兄。体を触られ、部屋や風呂をのぞかれた。家で暴れる兄におびえて暮らす日々。異常が日常となり、感情を消してやり過ごすしかなかった。そして高2の時、うつ病と診断された…。 【陽空さんの代表曲「祝福」の歌詞】 シンガー・ソングライター陽空(ひあき)希衣(けい)さん(52)=活動名、岡山市=の実体験だ。長年抱えてきた心の闇を拭い去った今、「スライバー(克服者)」を名乗り、歌と講演を通して生きづらさを抱える人たちを励ます活動に力を注いでいる。 「闇は光でしか消せない」―。自身が前を向くきっかけとなった言葉を胸に。 「始まりは小学校高学年の時。寝ていたら下半身の違和感に目を覚ました。兄が私の下着をずらし、見ていた」 陽空さんが実兄からの性被害を語り始めた。 触られる。抱きつかれる。2人の部屋を仕切る板壁にはいくつもののぞき穴が開けられ、入浴中も安心できなか
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