日曜恒例の祈りの集会でキリスト教カトリック信徒らへのメッセージを読む新ローマ教皇レオ14世=バチカンのサンピエトロ広場で2025年5月11日正午過ぎ、福永方人撮影 新ローマ教皇レオ14世は11日、選出後初めて日曜恒例の祈りの集会に臨み、ウクライナやパレスチナ自治区ガザ地区での早期停戦を呼びかけた。バチカンのサンピエトロ広場に集まったキリスト教カトリック信徒らに向けて、「一刻も早く、持続可能な平和が実現されるよう、あらゆる努力が払われるべきだ」などと訴えた。 【写真】信徒に語りかける新ローマ教皇のレオ14世の表情 また、インドとパキスタンの停戦合意にも言及し、「近く行われる交渉を通じて、持続的な合意が早期に結ばれることを願う」と述べた。8日の選出直後の演説よりも踏み込み、国際情勢を強く意識した内容となった。 レオ14世は11日正午(日本時間同日午後7時)ごろ、広場を見下ろすサンピエトロ大聖堂