国会議員はどの企業からいくら献金を集め、そのお金を何に使っているのだろうか。手間暇かけて政治資金収支報告書を1枚ずつ見なければ分からなかったそんな情報を簡単に検索できるデータベースが4月、インターネット上で公開された。作成したのは政府や国会ではなく、1人の民間人。自民党の派閥や東京都議会の裏金事件など「政治とカネ」の問題が後を絶たず、企業・団体献金の在り方を巡る議論が今も続く中、苦労してデータベースをつくり上げたその思いは。(井上峻輔)
20歳前後の若者の遺体。着用していたTシャツには故郷の砂が詰まった小さな袋が結い付けられていました。 別の少年の遺体のジャケットの内側には、西アフリカ・マリ共和国の中学校の成績通知表が縫い付けられていました。 それらは、アフリカからヨーロッパを目指して古い漁船に乗り、遭難で命を落とし、1年以上放置されたあとに引き揚げられた移民たちの遺品です。 どこの誰かもわからないまま埋葬された遺体から移民たちの身元を特定して、100組もの遺族と引き合わせてきた法医学者への取材から、人間の尊厳について考えました。 (報道局 政経国際番組部 ディレクター 池田亜佑) 放置される「アイデンティティを欠いた遺体」 書店でふと手に取った本の帯の文章に、私はドキリとし、引き込まれました。 「アフリカや中東からの移民をいっぱいに乗せたボートが転覆し、多くの名もなき死者が埋葬されているというのに、世界の法医学コミュニテ
教員による児童や生徒へのわいせつ行為をなくすため、文部科学省は4月から、そうした行為で教員免許を失った人の情報をまとめたデータベースの運用を始めます。それに伴い、教員の採用などでこのデータベースを活用するよう求める通知を教育委員会などに出しました。 このデータベースは、おととしに成立した法律に基づき、国が整備したものです。 現行の教員免許法では、教員が懲戒免職になっても3年が経過すれば再び教員免許を取得できますが、おととしに成立した法律では、児童や生徒へのわいせつ行為で免許を失った人に再び免許を交付するかどうか、教育委員会が審査会を経て判断できるようになったうえ、こうした経緯で免許を失った人の氏名や理由などの情報を共有するデータベースを国が整備するとしています。 このデータベースの運用を4月から始めるとして、文部科学省は24日、活用などを求める通知を都道府県の教育委員会などに出しました。
これまで国内で制作されたアニメ、およそ1万5000作品の公開時期やスタッフなどのデータをまとめた初めてのデータベースが完成し、25日、公開されることになりました。 運営する団体はアニメの研究などに役立ててほしいとしています。 このデータベース「アニメ大全」は、日本のアニメ100周年を記念するプロジェクトの一環で制作されたもので、国内で初めてアニメが作られた1917年以降のアニメ作品、およそ1万5000作品についての公開時期やスタッフ、声優などの詳しい情報がまとめられています。 データベースはインターネットを通じて25日公開されるということで、作品の公開時期や監督の名前などから知りたい情報を検索することができるようになっています。 運営する団体によりますと、日本のアニメのデータはこれまで網羅的にまとめられておらず、時間がたって情報が失われてしまうケースも少なくなかったということで、こうしたデ
【読売新聞】 民事裁判の全判決をビッグデータとして活用できるようにするため、法務省が新たな仕組み作りに乗り出すことがわかった。近く省内に有識者会議を設け、必要な法整備を議論する。膨大なデータに基づいた判例分析を可能にし、紛争の早期解
G-Searchデータベースサービス 信頼性の高いビジネス情報を より早く、より安く 約150紙誌・過去30年分の新聞記事や、帝国データバンク、 東京商工リサーチの企業情報など信頼できる情報を提供します。 会員登録のご案内 過去30年/1億件以上の 新聞記事を検索 全国紙や地方紙、業界紙から、ビジネス雑誌まで、新聞・雑誌の過去記事から、必要な情報を簡単に検索できます。 新聞・雑誌記事情報 帝国データバンク、 東京商工リサーチを使える 取引先の与信調査に役立つ、「評点」や「業績」、「代表者プロフィール」などの情報が簡単に入手できます。 企業情報・与信情報 すばらしい コストパフォーマンス クレカ会員なら月会費495円(税込)の基本料と、使った分だけの従量料金で利用できます。調査コストの削減に役立ちます。 料金一覧
あるようでなかったアーティスト・データベースが誕生した。フィンセント・ファン・ゴッホの作品のみに特化した「Van Gogh Worldwide」だ。 このデータベースは、世界最大のゴッホ・コレクションを誇るオランダのゴッホ美術館と、それに次ぐ規模のコレクションを有するクレラー=ミュラー美術館、そしてオランダ美術史研究所がタッグを組んでローンチさせたもの。ゴッホは生涯に約2000点の作品を残したとされているが、現在このウェブサイトにはその半数に当たる約1000点もの作品データが掲載されている。内訳としては、ペインティングが338点、ドローイングが732点、版画が39点だ。 サイト内では、ゴッホの作品を「年代」「収蔵先」「技法」「素材」「テーマ」などで検索可能。作品詳細画面では、ビューワーによって作品画像をズームで鑑賞できるほか、作品の裏側も見ることが可能。また、展覧会出品歴なども記載されてい
かかりつけ医がいつも処方している薬は、効果と安全性の面で自分にとって最良なのだろうか。著名な医師が薬や病気についてメディアで語る内容は信じられるのだろうか。 そんな疑問を持ったことはありませんか? 米国では、製薬会社から医師への2,000円ほどの飲食の提供で、その医師の処方が変わるという研究もあります。医師による薬の処方やメディアでの発信を監視するには、医師と製薬会社との利害関係を「透明化」することが重要です。 探査報道メディア・Tansaと特定非営利活動法人の医療ガバナンス研究所は、製薬会社から医師個人に支払われた金銭を誰もが調べられるデータベースを作成しました。土台になったのは、製薬会社が自らのホームページで公開しているデータです。 2016年度から公開を始め、2019年度版からは医療ガバナンス研究所の事業として引き継ぎました。 さらに、2024年10月1日より、医療機器会社からの資金
5年間に及ぶ作業の末、米国の判例およそ650万件弱が、オンラインで無料で閲覧できるようになった。 ハーバード・ロー・スクール図書館の「図書館イノベーション研究室(Library Innovation Lab)」は 「判例法アクセス・プロジェクト(Caselaw Access Project)」を完了させた。このプロジェクトは、1600年代から2018年夏までに公表された州と連邦の全訴訟事例(4000万ページ超)をスキャンし、デジタル化する取り組みだ。 判例をデジタル化する理由は何だろうか。法律業務用の人工知能(AI)を開発する際に立ちはだかる最大の障壁の1つに、データの入手が困難なことが挙げられる。法律業務用AIを開発する企業は、ソフトウェアを訓練するために、独自のデータベースを構築する必要があった。データベース構築にあたっては、情報を公開しているあらゆるWebサイトをかき集めたり、非公開
警察が新しい時代の犯罪に対応する動きとして、地域や地方を越えた犯罪情報の共有が始まったことが挙げられるでしょう。複雑化する犯罪に対処するため、全国の警察で犯罪データの一元管理が始まっています。実際、このシステムによって検挙につながった例もあるのです。 警察の緻密な犯罪情報をデータ共有 日本の警察組織は国家警察ではなく、地方警察制を採用しています。この制度は、国の意向によって捜査が左右されない、地元密着で緻密な捜査が可能になるなどが利点。しかし、一方で縄張り意識を生むという弊害も起こりがちです。そのため、地域によって情報が共有されにくいという状況も無きにしもあらずでした。 しかし、それらのデメリットを取り除き、よりスムーズな捜査が期待されるシステムが「CIS-CATS」(シスキャッツ)です。犯罪には、その手口などに共通点が見られることがあります。従って、警察の緻密な犯罪情報のデータを共有でき
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く