2015年、サンクトペテルブルクでLGBTのデモが禁止されたことに抗議する女性 photo: Aleksei Nazarov
2015年、サンクトペテルブルクでLGBTのデモが禁止されたことに抗議する女性 photo: Aleksei Nazarov
プーチンは7日、4回目の大統領就任式に臨む。2000年の初当選から18年を経て、その権威はかつての皇帝並みに高まった。そんなプーチンの帝国に、ロシア憲法が掲げる「民主主義」は息づいているのか。モスクワ郊外で答えを捜した。 「ホットライン」で全てが動き出した にわかにロシアをにぎわせている問題がある。ごみ問題だ。モスクワ州知事のアンドレイ・ボロビヨフ(48)が昨年11月に訪日し、都内の最新式ごみ処理場を見学。年末にはプーチン大統領がごみの分別収集を企業や市民に促す法律に署名した。 広大な土地を持つロシアでは、これまで「ごみの分別」という考え自体がほぼなかった。焼却もせず、野積みされるのが当たり前。悪臭や環境汚染などの問題は、昨日今日に始まったことではない。 それが、なぜ突然動き出したのか。きっかけが、昨年6月に放送されたテレビ番組「プーチン・ホットライン」だった。大統領のプーチンが生出演し、
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