日本各地で起きている広域強盗事件でフィリピンの入国管理施設に収容されている日本人が施設内から指示を出していた疑いが浮上している。身柄が拘束される施設でなぜ犯罪行為が可能なのか。フィリピン滞在歴20年…
全国で相次いでいる広域強盗事件で、警視庁は、フィリピンを拠点にしていたグループの「ルフィ」と名乗る日本人が、実行役に指示を出していた疑いがあるとみています。調べてみると、実は過去にも日本人が逃亡先や犯罪の拠点にフィリピンを選ぶケースがありました。 六本木クラブ襲撃事件、地面師事件… なぜフィリピンなのか、現地で取材しました。 たくさんの日本人が… フィリピンの首都マニラでは、2019年11月、日本に向けて振り込め詐欺の電話をかけていたとみられるグループの拠点が摘発され、日本人36人が身柄を拘束されました。捜査関係者によりますと、今回、逮捕状が出ている容疑者たちはこの詐欺グループで中心的な役割を担っていたとみられています。 詐欺グループは拠点を転々としていて、摘発された時はもともとホテルだった場所を借りて、日本に振り込め詐欺の電話をかけていました。 入管当局が拠点に踏み込んだ際に撮影した映像
9日に投票が行われたフィリピンの大統領選挙で、地元のメディアは、選挙監視機関の集計などに基づき、かつて独裁政権を敷いた故マルコス元大統領の長男、フェルディナンド・マルコス氏の当選が確実になったと伝えました。 マルコス氏は、インフラ整備や麻薬犯罪の取締りなど、ドゥテルテ政権の政策を引き継ぐとしています。 フィリピンの大統領選挙は、日本時間の9日午後8時に投票が締め切られ、開票作業が進められています。 フィリピンの選挙管理委員会が公認する選挙監視機関の集計によりますと、現地時間の午前2時半すぎの時点で ▽故マルコス元大統領の長男で元上院議員のフェルディナンド・マルコス氏(64)が2931万9865票 ▽現職の副大統領レニー・ロブレド氏(57)が1398万6496票などとなっていて、こうしたデータを基にフィリピンの地元のメディアは、マルコス氏の当選が確実になったと伝えました。 マルコス氏は北イロ
麻薬戦争から警官撤収=「骨の髄まで腐っている」ため-比大統領 記者会見するドゥテルテ比大統領=30日、マニラ(AFP=時事) 【マニラAFP=時事】フィリピンのドゥテルテ大統領は31日、マニラの大統領府で演説し、容疑者を容赦なく射殺し国際的な批判を浴びている強硬な麻薬犯罪対策から全警官の撤収を命じたと発表した。麻薬対策の名を借り、警官が殺人、誘拐、盗み、恐喝を働く事件が相次いでおり、大統領も30日、「骨の髄まで腐っている」と警察の腐敗を認めていた。 【特集】「天から降ってきたドゥテルテ」が中国から「ぶんどったもの」 大統領は「警察にはもうやめろと命令を出した。麻薬対策絡みで警官が法を執行することは、もう認めない」と述べた。ただ、警察の「浄化」が済み次第、復帰させる。 今後しばらくは軍と麻薬取締局が大統領府の指揮下で対策を続行する。大統領就任後の7カ月間で、麻薬との戦いによる死者は既に60
(CNN) フィリピンのドゥテルテ大統領は21日、麻薬犯罪の強硬摘発で多数が殺害されている実態を国連に非難されたことに反発し、国連からの脱退に言及した。 ドゥテルテ大統領大統領はフィリピン南部の地元ダバオ市で演説し、英語で「恐らく国連からの離脱を決意しなければならない」と述べた後に、タガログ語で「馬鹿野郎め、お前がそれほど侮辱するなら我々は脱退するだけだ」と言い放った。 さらに、国連がフィリピンの窮状を無視していると非難、「最後にここへ来たのはいつだ? 批判以外は皆無だ」と怒りをぶちまけた。 これに先立ち国連は18日に発表した報告書でドゥテルテ政権に対し、麻薬犯罪の暴力的な取り締まりを自制するよう促していた。 ドゥテルテ大統領が6月下旬に就任して以来、警官による殺人事件は650件を超す。しかし大統領や警察トップはこうした殺人を正当防衛だったと主張。自警団が実行したと思われる実態不明の殺人事
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