ロシア南部チェリャビンスク州に落下した隕石(いんせき)の破片を求め、当地で“争奪戦”が勃発。ロシアの複数のウェブサイトが、本物の隕石を発見した人に30万ルーブル(約93万円)の懸賞金をかけたことが17日、明らかになった。16日にはダイバー6人がチェバルクリ湖を捜索したが、成果はなかった。騒動沈静化を図るためか、州当局は隕石捜索を当面中止すると発表するなど対応に追われた。(サンケイスポーツ) 約1200人の負傷者を出した15日の隕石落下。17日時点で発見されていないその破片をめぐって、当地で騒動が発生している。ロシアの複数のウェブサイトが、本物の破片を発見者した人に対して、30万ルーブルの懸賞金を設定したのだ。 隕石が落下した痕跡は同州の3カ所で見つかっている。その1つが州都チェリャビンスク市の西約70キロにあるチェバルクリ湖。凍結した水面に直径約8メートルの穴が開いているのが発見されていた