1.はじめに Windowsタブレット市場を支えていたAtom Zシリーズが中断してしばらく経ちました。時間がたつにつれ、Cherry trail一強だった市場にもCore Y系列、Gemini Lake、ARM版Windowsなどが入り込む形で変化が見みられるようになっています。そのあたりの事情を少しまとめてみました。 2.Cherry Trail後継の 2in1向け CPU スマホ用Atom Z(SDP 2W)の開発は中断してしまいましたが、Atom系CPUの開発が止まったわけではありません。Cherry Trail後継CPUもミニPCや2in1用に特化する形で続いており、2016年にはApollo Lake、2017年にはGemini Lakeが発表されています。「Atomをやめる」というのは、スマホ組み込みでなくなるため組み込み向けブランドのAtomを冠しなくなるだけであり、その代