キーボード付きのモバイル端末は古くからマスとは言えないものの、それなりのボリュームを持ったユーザーにとって必須ともいえるデバイスでした。過去にもさまざまなデバイスが発表されては、名機もしくはトラウマ扱いされて消えていくことを繰り返しています。最近だとUbuntu版も存在するGPD Pocketは(OSCなど特定の層が集まるイベントで)いろんな人が持ち歩いているのを見かけますし、たとえば本記事もUbuntuをインストールしたポメラDM200で下書きを執筆しています[1]。 この手の海外製デバイスは日本で利用するにあたって電波法の壁が待ち受けていることが多いのですが、Gemini PDAについては早い段階から日本の技適マークの取得を考えている旨が、テクノロジー系メディアに回答する形ではあるものの公表されていました。さらにAndroid端末としては珍しく、一般的なLinuxディストリビューショ