【読売新聞】 【エルサレム=福島利之】イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの物資の搬入停止は27日で8週間となり、世界食糧計画(WFP)のガザの備蓄食料は底をついた。食料配給所も食料を提供できるのはあと数日といい、住民からは「この
イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区のガザ地区に対し、イスラエルが容赦ない空爆を実施した。同国の商業都市テルアビブにパレスチナが多数のロケット弾を撃ち込んだことに対する反撃で、死者数は増加、全面戦争に突入する恐れが高まっている。 10日夜には2014年以降で最も激しい戦闘が発生した。これまでにガザでは48人が死亡した。イスラエルでは6人が死亡したと報告された。イスラエル軍の12日発表によれば、ガザ地区から1000発以上のロケット弾が発射され、イスラエル軍も空爆を繰り返している。ヨルダン川西岸ではパレスチナ人3人がイスラエル治安当局との衝突で死亡した。 イスラエルのネタニヤフ首相は11日、イスラエル側で最初の犠牲者が出た後、「ハマスは予想しなかった攻撃を受けることになる」と警告した。イスラエルは当初、ガザの軍事施設を標的にしていたが、ハマスの情報機関有力者や司令官の殺害を狙うなど
イスラエル軍の銃撃により死亡したラザン・ナジャールさんの葬儀に集まった人々、パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスにて(2018年6月2日撮影)。(c)AFP PHOTO / Mahmud Hams 【6月3日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で2日、イスラエル軍による銃撃を受け死亡した女性医療ボランティアのラザン・ナジャール(Razan al-Najjar)さん(21)の葬儀が行われ、多数のパレスチナ人が集まった。 ナジャールさんはガザの保健当局から派遣されたボランティアで、1日に南部ハンユニス(Khan Yunis)付近で胸部を撃たれて死亡した。 葬儀には血の付いた白衣を手にしたナジャールさんの父親や医療関係者が参列し、集まった人々からはイスラエル軍への報復を求める声が上がった。 ガザでは3月30日以降、1948年のイスラエル建国で故郷を追われたパレスチナ難民の
憤るブライアン・イーノ、歴史を語るピーター・シュワルツ。 イスラエル軍とイスラム組織ハマスは停戦に入りましたが、戦闘の場となったガザ地区は原形をとどめないほど破壊されてしまいました。国連衛星応用プログラム(United Nations Operational Satellite Applications Program、UNOSAT)が公開した被害状況調査文書には、戦闘地域の画像や破壊された建物の詳細な数も含まれています。 以下はUNITAR‐UNOSATによるデータ分析結果の一部です。 破壊/損傷された建造物は合計439棟と推定され、うち214棟は完全に破壊されています。また爆撃でできたと見られるクレーターは50ヵ所に及びます。 今ガザ地区を破壊したイスラエルへの批判が集まっていますが、それは一面的な見方に過ぎません。イスラエルの攻撃は、ハマスのテロ攻撃に応じるものだったからです。 でも
イスラエルが実効支配する東エルサレム(East Jerusalem)の街頭で、同国とパレスチナが合意に至ったパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)における長期停戦を祝うパレスチナ人たち(2014年8月26日撮影)。(c)AFP/AHMAD GHARABLI 【8月27日 AFP】イスラエルとパレスチナは26日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)における長期的な停戦に合意した。これにより、50日間にわたり続き過去10年間で最悪規模となった衝突は終結し、ガザは祝賀ムードに包まれた。 ガザでの戦闘の即時停止を含む停戦合意はグリニッジ標準時(GMT)の同日午後4時(日本時間27日午前1時)に発効。パレスチナ側はこの停戦を「恒久的」と位置付け、イスラエル高官は「無条件かつ無期限」と表現した。 先月8日から続いた衝突では、パレスチナ側の2143人、イスラエル側の69人が死亡。イ
イスラエル軍が「境界防衛」作戦を7月7日深夜に開始して以来、ガザでは多くの死傷者が出ている。同28日にはネタニヤフ首相が軍事作戦の長期化を宣言、この時点で1,100人だった犠牲者はその後も増加の一途をたどる。 アムネスティ調査員は現在、どのような状況下で市民が殺されたのか、使用された武器は何かなど、被害者の家族やNGO、医療関係者などから聞き取りを進めている。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)のイスラエル大使館前で、パレスチナの旗を掲げ、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への攻撃中止を求めるデモの参加者ら(2014年7月25日撮影)。(c)AFP/Juan Mabromata 【8月3日 AFP】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への攻撃が続く中、中南米諸国の指導者がイスラエルを「テロリスト」と呼んだり、駐イスラエル大使を召還したり、パレスチナ人を断固支持する姿勢を表明したりするなど、イスラエルへの批判を強めている。 こうした動きの中で最も象徴的なのが域内の急進的左派政権の指導者の1人、ボリビアのエボ・モラレス(Evo Morales)大統領だ。イスラエルを「テロ国家」に指定し、イスラエル国民に対する査証(ビザ)免除措置を打ち切った。 ブラジルのジルマ・
イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への空爆をめぐって、この数週間、メディアで相次いで起きた〝事件〟が、界隈で話題を呼んでいる。 英公共放送「チャンネル4」の看板ニュースキャスターが、ガザの病院を取材し、傷ついた子どもたちの姿が「心に刻み込まれた」と率直な心情を吐露した動画を公開。ユーチューブで70万回以上も再生されながら、「中立性」の原則からテレビでは放映されずにいる。 イスラエル支援に奔走する米連邦議会の動きをめぐる記事で、ツイッターの見出しを「無害」な書きぶりに修正したAP通信。 そして、ネットで見かけたブログの書き込みを根拠に、ニューヨーク・タイムズやロイターが配信したガザの現場写真を、ツイッターで繰り返し「やらせ」と批判し、逆に謝罪に追い込まれた雑誌「アトランティック」のシニアエディター。 それぞれに、ジャーナリズムの立ち位置を改めて考えさせる〝事件〟だ。 ●「このままにして
イスラエル軍のガザ侵攻へ国際的批判が高まる中、またしてもショッキングな出来事が起きた。現地時間30日早朝、パレスチナ自治区ガザ北部のジャバリア難民キャンプで、国連が運営する学校がイスラエル軍に攻撃を受けたのだ。ガザで取材中の筆者も、知らせを聞いて現場に急行した。 ◯国連の避難所への攻撃、流血の現場破壊された国連運営の学校の教室。血染めのクッションの前で少年が涙ぐんでいた。ジャバリア難民キャンプは、中東戦争以降、多くのパレスチナ人が流れ着いて出来た街で、ガザの中でも最も人口密度の高い地域の一つ。同地区にある「ジャバリアA&B女子学校」は、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営するもので、現在はベイトハヌーンなどガザ北部の戦闘の激しい地域から避難してきた人々の避難場所となっている。現場に駆けつけた筆者を待ち受けたのは、むせ返るような血の臭いだ。犠牲者の肉片や血糊、頭蓋骨の破片などが
家を破壊されたのだろうか。母と子の目は不安におびえていた。=UNRWA避難所・ガザ市内 写真:筆者= 日本のある大新聞が「ガザの避難者は20万人を超えた」と書いていた。これはあくまでもUNRWA(国連パレスチナ難民救済機関)の施設に避難している人たちの数である。(日本のマスコミはどこまで行っても役所の発表ベースだ)。 実際はこの倍である。UNRWAの施設に逃れて来ている人とほぼ同じ数の人が、親戚の家などに身を寄せているからだ。 ガザ全体で85ヵ所あるUNRWAの避難所に行かないのは、住環境のひどさだ。UNRWAが悪いと言っているのではない。 UNRWAが避難所にあてているのは、自らが運営する小学校なのだが、そこに収容能力をはるかに超えた避難者が押し寄せているのだ。 筆者は2日、イスラエルの猛攻にさらされたラファのUNRWA施設(小学校)を見てきた。狭い教室に80人以上が寝起きしている。まさ
【カイロ=小泉大介】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃が激化するなか、死傷者に加え、爆撃の恐怖から家を離れ、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校などに避難する住民も増加の一途となっています。世界保健機関(WHO)の見積もりによれば、その数は30日までに21万5000人以上(ガザ人口は約170万)に達しました。 国連機関警鐘 UNRWAは29日、避難民の収容能力について「限界点を超えた」と表明。避難民が今後も増加しつづけた場合はガザ当局が運営する学校などに収容し、そこへ支援を行う以外に対処する方法はないとしました。 イスラエル軍は29日にはガザの発電所も爆撃し、機能停止に追い込みました。ガザではこの間の攻撃ですでにイスラエルからの送電網が破壊され、1日の大半が停電になることが常態化していました。今回の事態でさらに給水ポンプの稼働も困難になったことから、極度の
イスラエル軍がパレスチナ暫定自治区のガザ地区で攻撃を続け多数の死者が出るなか、アメリカ国防総省はイスラエル軍に先週、弾薬を供与したことを明らかにし、「イスラエルへの支援は、アメリカの国益にとって極めて重要だ」と正当性を強調しました。 パレスチナ暫定自治区のガザ地区で地上作戦を展開するイスラエル軍は、イスラム原理主義組織ハマスへの攻撃を続けており、死者の数は、市民を中心に1300人を超えています。 こうしたなか、アメリカ国防総省のカービー報道官は、30日発表した声明で、今月20日にイスラエル側から要請があり、イスラエル軍に弾薬を売却したことを明らかにしました。 売却されたのはアメリカ軍の管理の下で、イスラエル国内に備蓄されていた2種類の弾薬です。 カービー報道官は、「アメリカ政府は、イスラエルの安全保障に関与しており、イスラエルの自衛能力を強化する支援は、アメリカの国益にとって極めて重要だ」
※本放送はロイター通信からの映像をお送りいたします http://jp.reuters.com/ ■市街地での大規模な爆撃の映像はこちら ⇒ #7:28:25 ■戦闘機からのデコイ放出等の映像はこちら ⇒ #9:42:46 ※上記時間クリックでシークバーが移動します イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの衝突で 空爆などの戦闘行動が激化し死者が増加しているパレスチナ自治区ガザ。 ハマスが実効支配しているガザ地区の様子を生中継でお届けいたします。 ※イスラエルと日本との時差は、日本時間より-6時間です ■この番組に関するニュースを読む(ニコニコニュース) イスラエル軍がガザの住宅・学校を攻撃、少なくとも43人死亡(7月30日・Reuters) ガザ軍事作戦続行を宣言 イスラエル首相(7月29日・共同通信社) ガザ、1日で百人超死亡 イスラエルが軍事作戦強化(7月29日・共同通信社) ハマス
イスラエルによるパレスチナ自治区ガザでの軍事作戦で、ガザ北部ベイトハヌーンにある避難民を受け入れている国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校が7月24日、砲撃を受け、少なくとも15人が死亡、200人以上が負傷した。パレスチナのメディアの報道として、時事ドットコムなどが伝えた。イスラエル軍による砲撃の可能性が高いという。 UNRWA側は、学校付近でイスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスが交戦していたため、避難民を別の場所に移動させる時間を与えるよう、事前に軍に頼んでいたという。 イスラエルのガザでの地上戦は8日目に突入。ガザでは14万人以上の住民が国連施設などに避難している。同じく地上戦が行われた2008~09年の戦闘時の倍以上の人数に相当し、どの避難所も定員超過の状態だ。 (時事ドットコム「ガザの国連施設に砲撃=避難民15人以上死亡」より 2014/07/25 01:23)
国際宇宙ステーションからガザ地区を撮影したこの驚くべき写真は、現地時間7月23日に、宇宙飛行士のアレクサンダー・ゲルスト氏がTwitterに投稿したものだ。
パレスチナ自治区ガザ(Gaza)地区との境界付近を移動するイスラエル軍の兵員輸送装甲車(2014年7月25日撮影)。(c)AFP/JACK GUEZ 【7月25日 AFP】パレスチナ自治区ガザ(Gaza)地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)に対し、今月8日にイスラエル軍が軍事作戦を開始してからの18日間で、パレスチナ側の死者は計800人を超えた。 一方イスラエル軍は、25日朝にガザ地区北部での作戦中に兵士1人が死亡し、これまでの同軍側の死者は計33人となったと発表した。亡くなった兵士は36歳の予備役兵だという。 米政府はイスラエルとハマスの双方に対し、人道的見地からの1週間の戦闘停止に合意し、長期的な休戦について検討するよう圧力をかけている。(c)AFP
パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)北部にある国連(UN)が運営する学校で、イスラエル軍による砲撃で負傷し、搬送される際に勝利を意味するVサインを出して見せるパレスチナ人(2014年7月24日撮影)。(c)AFP/MOHAMMED ABED 【7月25日 AFP】(一部更新)パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)北部で24日、国連(UN)が運営する学校がイスラエル軍から砲撃され、15人が死亡、200人以上が負傷した。国際社会による停戦の仲介努力が続いているにもかかわらずこの他の攻撃でも死者が出ており、ガザ地区での死者数は800人に達した。 砲撃を受けた学校は国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営しているもので、イスラエル軍とガザ地区を実効支配しているイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)との数週間に及ぶ戦闘で家を追われたパレスチナ人10万人近くが避難して
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