警察の機動隊がデモ隊に催涙ガスを発射したトルコ・イスタンブールにある大手日刊紙ザマン本社前で、倒れた女性に手を貸す女性たち(2016年3月5日撮影)。(c)AFP/OZAN KOSE 【3月6日 AFP】トルコ最大級の発行部数を誇り、レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)政権に批判的な論調で知られる大手紙ザマン(Zaman)は5日、前日に裁判所の決定により政府管理下に置かれたことを受け、同国のメディア史上「最も暗黒な日々」になると紙面で警告した。 エルドアン大統領の政敵で現在は米国を拠点にしているイスラム聖職者フェトフッラー・ギュレン(Fethullah Gulen)師との関わりが深いザマン紙は4日、裁判所の命令で政府管理下に置かれ、事実上接収された。政権批判派は、政府に批判的なメディアの言論を封殺する新たな試みだと批判している。 4日夜、警察はまず催涙