自分が作成したGitHub Actions「gradle-dependency-diff-action」についてご紹介します。このActionsを使うことで、Pull RequestによってGradle依存関係にどのような差分が生じるかを簡単に確認できるようになります。 Motivation Gradleは推移的(?)にライブラリの依存を解決していくため、しばしば意図せぬ依存の変更が発生することがあります。 例えば、以下のようにtinkというライブラリをアップデートしたとします。一見すると、ただのマイナーアップデートですよね。 こういった変更のPull Requestのレビュー依頼がきたら、特に問題ないと判断してすぐにApproveをつけてしまうかもしれません。 dependencies { - implementation("com.google.crypto.tink:tink:1.1