オーストリア・ウィーンの銀行の金庫室から発見された、126年前にオーストリア皇太子と心中したマリー・ベッツェラ男爵令嬢の遺書(2015年7月31日提供)。(c)AFP/ONB osterreischische Nationalbibliothek 【8月3日 AFP】「私のしたことをお許しください、私には愛を拒むことはできませんでした」――オーストリア・ウィーン(Vienna)の金庫室から発見された別れの手紙には、126年前にオーストリア皇太子と心中したマリー・ベッツェラ(Mary Vetsera)男爵令嬢の最期の言葉がつづられていた。 オーストリア国立図書館(Austrian National Library、ONB)によると、この貴重な書簡は、銀行員らが保管文書の整理をしているときに偶然発見された。1926年からここに保管されてきたという。同図書館は声明で「誰かがベッツェラ家の私的な手