平清盛が自らの血を使って描いたと伝わる「絹本著色両界曼荼羅図(けんぽんちゃくしょくりょうがいまんだらず)(血曼荼羅)」を凸版印刷(東京)が複製し、実物がある高野山真言宗の総本山金剛峯寺(和歌山県高野町)へ3日、奉納した。デジタル技術で当時の金や朱色の鮮やかな姿をよみがえらせた。 血曼荼羅は「胎蔵界」「金剛界」の2幅を1組に、多数の仏の姿が描かれている。平安時代の作で、1908年に国重要文化財に指定された。傷みや劣化で茶色く変色し、仏や文様も不鮮明になっていた。 複製は高品位プリント技術で楮… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。