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社会と中東に関するnijuusannmiriのブックマーク (22)

  • [書評] イスラム国(著・アブドルバーリ・アトワーン、監修・中田考、翻訳・春日雄宇): 極東ブログ

    ではこの夏に翻訳されただが、原著の出版から遅れたわけでもない。扱っているのは表題通り「イスラム国」である。この表題が選ばれている理由も同書の初めに書かれている。全体として、比較的最近までの範囲で、イスラム国を知る上で重要となる基礎的な情報がバランスよくまとまっている好著である。 なにより、この種類のにありがちな、西側社会への偏向あるいはその裏側の憎悪といった情感的な色合いが引き寄せる文脈からはエレガントに脱していることは、沈着な書の文体からもわかるだろう。陰謀論的な記述もない。池上彰ならもっと手際よくまとめたかもしれないとも思えるかもしれないが、日人向けのわかりやすさから抜け落ちそうな微妙なディテールに含蓄深い陰影がある。 イスラム国をめぐる現状の混乱の、元凶とまではいえないが、大きな要因には、米国の中近東戦略と、フランスの中近東戦略がある。西側として見ると二国とも同一のように

    [書評] イスラム国(著・アブドルバーリ・アトワーン、監修・中田考、翻訳・春日雄宇): 極東ブログ
  • ノーベル平和賞のチュニジアだけが民主化に「成功」した理由

    2014年末に行われたチュニジア初の民主的な大統領選挙では世俗派政党「ニダ・チュニス」のベジ・カイドセブシが当選した(カイドセブシの支持者) Anis Mili- REUTERS 2015年のノーベル平和賞は「多元的な民主主義の構築に寄与した」という理由でチュニジアの「国民対話カルテット」が受賞した。労組や人権組織、弁護士組織など4つの組織の連合体である。2011年にチュニジアから始まったアラブ世界の民主化運動「アラブの春」はアラブ世界に波及したが、民主化の命脈を保っているのはチュニジアだけとなった。 25万人の死者を出し、400万人を超える難民を出しているシリア内戦はいうまでもなく、イエメンやリビアもほとんど内戦状態であり、2011年に非暴力で強権体制を倒し、世界中の称賛を集めたエジプトも、選挙で選ばれたイスラム系の大統領が軍のクーデターで排除され、強権体制に逆戻りした。 いま、思い出し

    ノーベル平和賞のチュニジアだけが民主化に「成功」した理由
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2015/10/16
    「チュニジアの問題は、投票しなかった半分の国民との関係を今後、どう修復し、政治に関わらせていくかにある。特に、イスラム厳格派との関係である」
  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2015/10/12
    「もうひとつの側面は、このむき出しの暴力の衝突をエスカレートさせている原因に、中東地域の二極化、「新しい冷戦」状態がある、ということである」
  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2015/09/19
    「難民問題を解決するためにさらなる戦争を声高に叫ぶ人たちが、難民たちを自分たちの都合のいい形で将来の戦士予備軍に育て上げないように、国際社会がきちんと引き取らなければならない」
  • 【寄稿】シリア難民に対する西欧の倫理的義務とは | 中東・イスラーム学の風姿花伝

    8月末から9月初頭にかけて、シリア難民の波が、難民申請受理の条件を緩めたドイツを目指して殺到しているのが国際メディアで伝えられる。 これは私がここのところ難産の論文で理論的に取り組んでいる、中東の過去5年間の急激な変動の、国際社会に及ぼした一つの帰結だが、それによって今後生じる西欧社会そのものの変質や摩擦といった別の問題を引き起こしていくだろう。 根原因であるシリア内戦の構造については多くが語られてきたが、必ずしも理解が浸透しているとは言えない。シリア問題をイデオロギー的な争点として議論することで、実態がぼやけてしまっている。まさにイデオロギーに立て籠もって「三分の理」を主張して欧米諸国を牽制しつつ、あとは実力行使で乗り切るのが中東の諸政権の基姿勢だが、そういった中東の独裁政権の手法で問題が解決できなくなったので、ここまで長引いている。アラブ人は独裁政権に従っていればいい、という前提に

    【寄稿】シリア難民に対する西欧の倫理的義務とは | 中東・イスラーム学の風姿花伝
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2015/09/09
    「援助の手を差し伸べることは義務だが、同程度に『汝、誘惑することなかれ』という義務にも従わないといけない」
  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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  • チュニジアのテロを行った集団は「イスラーム国」に属するか否かーーウクバ旅団について - 中東・イスラーム学の風姿花伝

    池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。

    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2015/03/24
    「ウクバ・イブン・ナーフィア旅団は昨年9月20日に「イスラーム国」を支持する声明を出しているが、それだけでは「イスラーム国」の一部とは言い難い」
  • 「お遊びの時間はおしまいだ」

    後藤健二さんとともに「イスラーム国」の人質にされていたヨルダン人パイロットのムアーズ・カッサーシバが、殺された。生きながら焼き殺されるという、残酷極まりない手口で。 ヨルダン国内はもちろん、アラブ諸国全体に激震が走っている。遺族はヨルダンのなかでも有力な部族で、激しい口調で報復を主張した。政府は国内に捕えられていたイラク人の死刑囚2人を、即刻処刑した。対「イスラーム国」包囲網に参加している湾岸の君主国政府はもちろん、イラク、パレスチナ、レバノンなど「イスラーム国」周辺国やエジプトは即座に、ヨルダンへの同情と追悼を表明した。 なによりも、生きたまま焼き殺すというやり方が、尋常でない衝撃を与えている。とはいえ、そのようなやり口はこれが初めてではない。アラブの人々の記憶に最近の出来事として思い起こされるのは、昨年6月、パレスチナ人の少年がユダヤ人に石油を飲まされ生きながらに焼き殺された事件だろう

    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2015/02/05
    スンニ派諸国はイスラム国の「脅威」を甘く見ていたが、ヨルダンにはようやくその「危なさ」が伝わった、と。「この巧妙な「イスラーム国」の挑発に、周辺国がどう対応するか、正念場を迎えている」
  • 僕らはなぜ、イスラムの戦地を目指すのか?──戦場に来ているのは“落ちこぼれ”じゃない【「宗教」を学ぶ:座談会拡大版(3)】

    『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 敵への首切りや奴隷制の復活など過激な行為で、世界中でニュースとなっているイスラム教過激派組織「イスラム国」。彼らが勢力を伸ばしているのは、「アラブの春」以降に内政が混乱したシリアとイラクで、現在も米国による空爆など激しい戦闘が続いている。 週刊ダイヤモンドでは、11月15日号の第1特集「ビジネスマンの必須教養 『宗教』を学ぶ」で、内戦下のシリアで、戦闘に参加したり、反政府組織に接触した若者たちに座談会を掲載した。ここでは、誌面に収めきれなかった、若者たちの目で見たシリアと反政府組織の“実像”を3回にわたって紹介。第1弾、第2弾に続いて今回は3弾目をお届けする。 (構成/週刊ダイヤモン

    僕らはなぜ、イスラムの戦地を目指すのか?──戦場に来ているのは“落ちこぼれ”じゃない【「宗教」を学ぶ:座談会拡大版(3)】
  • 僕らはなぜ、イスラムの戦地を目指すのか?──死ぬ間際でも、イスラムを意識していた……【「宗教」を学ぶ:座談会拡大版(2)】

    『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 敵への首切りや奴隷制の復活など過激な行為で、世界中でニュースとなっているイスラム教過激派組織「イスラム国」。彼らが勢力を伸ばしているのは、「アラブの春」以降に内政が混乱したシリアとイラクで、現在も米国による空爆など激しい戦闘が続いている。 週刊ダイヤモンドでは、11月15日号(11月9日発売)の第1特集「ビジネスマンの必須教養 『宗教』を学ぶ」で、内戦下のシリアで、戦闘に参加したり、反政府組織に接触した若者たちに座談会を掲載した。ここでは、誌面に収めきれなかった、若者たちの目で見たシリアと反政府組織の“実像”を、3回にわたって紹介。前回に続き、今回は第2弾をお届けする。 (構成/週刊

    僕らはなぜ、イスラムの戦地を目指すのか?──死ぬ間際でも、イスラムを意識していた……【「宗教」を学ぶ:座談会拡大版(2)】
  • 僕らはなぜ、イスラムの戦地を目指すのか?──テロリストとは違った過激派の表情【「宗教」を学ぶ:座談会拡大版 (1)】

    『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 敵への首切りや奴隷制の復活など過激な行為で、世界中でニュースとなっているイスラム教過激派組織「イスラム国」。彼らが勢力を伸ばしているのは、「アラブの春」以降に内政が混乱したシリアとイラクで、現在も米国による空爆など激しい戦闘が続いている。 週刊ダイヤモンドでは、11月15日号の第1特集「ビジネスマンの必須教養 『宗教』を学ぶ」で、内戦下のシリアで、戦闘に参加したり、反政府組織に接触した若者たちに座談会を掲載した。ここでは、誌面に収めきれなかった、若者たちの目で見たシリアと反政府組織の“実像”を、3回にわたって紹介する。 (構成/週刊ダイヤモンド編集部 森川 潤) ──日は、ジャーナ

    僕らはなぜ、イスラムの戦地を目指すのか?──テロリストとは違った過激派の表情【「宗教」を学ぶ:座談会拡大版 (1)】
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2014/11/12
    4人中3人がムスリムという。
  • 今後確実に数年間はつづくイスラム国とオバマの戦争:日経ビジネスオンライン

    米国が再び対テロ戦争に乗り出した。今度の敵はイラクとシリアにまたがる広大な地域を支配下に置き、カリフ制国家の樹立を宣言したイスラム国。イスラム教スンニ派の一過激派集団が巨大な軍団に成長し、中東のど真ん中に国家を樹立したことで、中東の秩序が激しく揺れている。オバマ政権は国際有志連合を率いてイスラム国壊滅のための軍事作戦を開始したが、空爆だけでは大きな効果を挙げることができず、シリア情勢はますます混乱の様相を呈している。イスラム国の出現は、もともと矛盾に満ちた中東秩序を破壊させる起爆力を秘めているのか?米国は再び泥沼の地上戦に引きずり込まれるのか?イスラム国とオバマの新しい戦争の行方を追う。 「イスラム国」に関する話題が連日メディアを賑わせている。「イラクで部族の住民200名以上を殺害」「シーア派教徒600名を惨殺」など、イスラム国の残忍な手口やその攻勢を伝える報道が圧倒的に多い。また世界中の

    今後確実に数年間はつづくイスラム国とオバマの戦争:日経ビジネスオンライン
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2014/11/07
    菅原出氏。数年後にはオバマは居ないわけだが…。
  • アメリカやヨーロッパから「ISIS」への志願者、その背景は?

    シリアから始まってイラク北部に「点と線」の支配地域を広げている「イスラム国」ことISISですが、ここへ来てアメリカやヨーロッパからの参加志願者が増えていると言われています。 その背景ですが、現時点では3つの要因を挙げることができます。 まず、第一の要因はイスラム系の移民として生まれた、あるいは育った人々が、欧米の社会の中で有形無形の差別を受けて、反欧米のカルチャーに吸い寄せられてしまうという例です。 例えば、ISISはアメリカ人のジャーナリストを殺害するにあたって、英国のロンドンのアクセントで喋る男を「処刑人」としています。この殺害犯に関しては、声紋などからイギリス出身のパキスタン系の男と特定されているようです。 また、先週末にはスコットランドのエジンバラ出身の19歳の女性が、自分はISISの闘士と結婚すると宣言して、親の止めるのも聞かずにシリアに走ったというエピソードがCNN経由で流れま

  • 現下のイラク危機、雑感: 極東ブログ

    イスラム系武装組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」によるイラクの情勢が急展開しているかのように見える。簡単に現時点の雑感を書いておきたい。 現在の事態の象徴的な出来事は、6月9日の夜、イラク首都バグダッド(Baghdad)北方350キロに位置するイラク第2の都市、ニナワ(Nineveh)州の州都モスル(Mosul)が陥落したことだった。数百人程度と見られるISISによって、州庁舎や刑務所、テレビ局が占拠された。 しかし、突発的な侵攻というわけではない。すでに昨年末からISISの活動は活発化していて、1月にはバグダッドに近いファルージャがISISの元に落ちている。ファルージャは、もともとスンニ派の多い地域であり、シーア派色の強いマリキ政権への反対者が多い。 この時点で、米国もイラク国内の事態に懸念し武器供与を強めている。現マリキ政権もその補助を受け、それなりの対応をしている。例え

    現下のイラク危機、雑感: 極東ブログ
  • イラク:モースル陥落の深刻さ

    恐れていたことが起こりつつある。 アルカーイダすら「絶縁」するほどの過激派、「イラクとシャームのイスラーム国」(ISIS)が、イラクで攻勢に出、イラク第3の都市、モースルを手中にいれたのだ。 ISISは、すでに今年初めからファッルージャなどイラク西部で拠点を築き、イラク国軍と抗争を繰り返していたが、6月に入ってバグダードの北125kmにあるサマッラーに攻勢をしかけるなど、活動範囲を急速に拡大していた。それが、10日には北部ニナワ県県庁所在地のモースルを陥落したのである。 ISISの武装勢力はモースルの市庁舎や空港など要所を制圧し、同市を守るべき警察、軍は軍服を脱いでほうほうの体で逃走したという。庇護を失った市民は市外、県外に逃げまどい、その数は45万人にも上ると言われるが、隣接するクルド自治区では殺到する難民に固く門戸を閉ざして、騒動に巻き込まれまいと必死だ。 イラクの治安は、2011年末

    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2014/06/11
    「いいかえれば、住民の間に武装勢力が入り込む隙がないにも関わらず、イラク・イスラーム国の武装集団は街ひとつを制圧できるほどの力を持っていた、ということである」
  • 分裂のパレスチナ 統一政府が発足 NHKニュース

    7年間にわたり内部対立を続けてきたパレスチナ暫定自治政府のアッバス議長の勢力とイスラム原理主義組織ハマスが、統一政府を発足させました。 しかし、ハマスを「テロ組織」と見なすイスラエルはこれに強く反発しており、中東和平交渉の再開がさらに遠のくことが懸念されています。 パレスチナでは2007年の武力衝突のあと、ヨルダン川西岸を統治するパレスチナ暫定自治政府のアッバス議長の勢力と、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの間で分裂状態が続いてきました。 双方はことし4月、対立を解消させることで合意し、それに基づいて2日、実務経験者を中心とした暫定の統一政府を発足させました。 ヨルダン川西岸の都市、ラマラの議長府では、閣僚らによる宣誓式典が行われたあと、アッバス議長が「パレスチナ人の大義の実現を妨げてきた内部対立はもう終わりだ」と述べ、統一した政府の下、パレスチナの独立を目指す考えを強調

  • ペルシャ湾の改名を巡ってイランとアラブが対立:日経ビジネスオンライン

    グローバル化が進展するにつれて、かつては重要であった多くの概念がだんだんその意味と重要性を失いつつあります。民族主義、地域主義、ローカリズムなどはその一例でしょう。グローバル化を支持する向きは、民族や領土、国を超えて、すべての人間が共通の価値観を持つことを望ましいことと考えるでしょう。一方、グローバル化に反対する多くの人は自分のアイデンティティである国、民族、都市、故郷に対する意識を保持することを当たり前のことと思っているでしょう。 全世界の人間が共通して認めることができるのは、「同じ地球に住んでいること」と「人類であること」くらいしかありません。各地域の住民は言語であれ人種であれ、明確な相違によって分離されています。共通点を重視することと、相違点に注目すること、どちらが正しいかは簡単に決断できることではありません。 人類が発達してきた歴史を振り返ると、「競争」が発達を促してきたことが分か

    ペルシャ湾の改名を巡ってイランとアラブが対立:日経ビジネスオンライン
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2014/03/29
    エッテハディー・サイードレザ氏。「ペルシャ湾」と「日本海」の類似性。個人的には地名なんてどうでもいいとしか思えないが…。
  • レバノン、壊される宗派共存の知恵

    オバマ政権がシリア攻撃を主張したとき、中東専門家のほとんどがそれに反対した。その理由はただ外国の軍事介入がケシカラン、というだけではない。国際的関心が軍事介入や化学兵器問題ばかりに集中して、質的な問題の解決が却って遠のくからだ。 その懸念は、残念ながら当たっている。軍事攻撃を実施するにしてもしないにしても、とりあえず化学兵器問題には国際社会が対処した、というアリバイが作られただけで、来の問題であるシリア内戦自体には、一向に解決の方策は見出されていない。 最も深刻なのは、嫌な形の宗派対立が確実に広がっていることである。11月19日、シリアの隣国、レバノンのイラン大使館が爆破された。アルカーイダ系とされるスンナ派武装組織のアブドゥッラー・アッザーム旅団が犯行声明を出し、レバノンのシーア派組織ヒズブッラーがシリアから手を引くように、イランに警告したのだ。 シリア内戦が混迷している原因に、アサ

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    nijuusannmiri 2013/11/23
    「嫌な宗派対立」を煽る背景。「この種の「嫌な」宗派対立をもたらす武装勢力が海外から流入したものだから」
  • 「次はアラビア語が堪能な人を採る」:日経ビジネスオンライン

    上木 貴博 日経ビジネス記者 2002年に筑波大学を卒業し、日経BP入社。「日経ビジネス」「日経情報ストラテジー」「日経マネー」編集部などを経て、2016年4月から現職。製造業を中心に取材中。趣味は献血(通算185回)。相撲二段。 この著者の記事を見る

    「次はアラビア語が堪能な人を採る」:日経ビジネスオンライン
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2013/09/30
    「井上亮オリックス社長に聞く」
  • シリアとイラクのアナロジー

    米軍によるシリア軍事攻撃のカウントダウンが始まった。 8月21日にアサド政権側が化学兵器を使った証拠がある、として、オバマ政権はシリアへの軍事攻撃を行う用意がある、と主張した。とはいえ、イギリスでは議会が対シリア攻撃を否決し、オバマ自身も議会に諮らざるを得ない状況。国際世論も消極的だ。 その背景に、イラク戦争での失敗が指摘される。大量破壊兵器の恐怖を煽ったあげくに強行されたイラク戦争では、米英など外国兵4800人以上の死者を出す泥沼が、わずか二年前まで続いていたからだ。アフガニスタンではまだ進行中で、2010年に700人以上の外国兵の死を経験して以降も、毎年400~500人は命を落としている。アフガニスタン攻撃とイラク戦争は、国際社会に「中東での軍事介入は割にあわない」という教訓を残したはずだ。 イラク戦争とのアナロジーは、探せばいろいろと見つかる。米政府がいつも強弁する「独裁政権は大量破

    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2013/09/03
    1998年のクリントン政権のイラク空爆と今回の軍事介入(予定)の類似。アリバイ作り。(>_<)
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