支援開始は1983年 富士メガネが難民支援を始めたのは1983年。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と連携し、これまでにタイやネパール、アルメニアなどを巡り、難民らの検査をして、14万5487組の眼鏡を寄贈してきました。 きっかけは、現会長である金井昭雄さんがアメリカ留学中、先輩オプトメトリスト(米国の視力測定医)とともに、アリゾナの先住民族の視力検査ボランティアに参加し、自らの仕事の重要さを痛感したことでした。 帰国後に構想を温めていたところ、インドシナ難民がタイに流入したことで、関係者から支援要請を受けました。1983年が富士メガネ創業45周年だったこともあり、記念事業としてタイへの支援がスタートしました。 それから毎年欠かすことなく支援を続け、対象となる国も増加。来月には新たにイラクの国内避難民に新品の眼鏡を送る予定です。 こうした活動が認められ、金井さんは2006年、日本人とし