今回の衆議院選挙で、大阪・堺市の老人ホームの入所者28人が行った不在者投票の投票用紙が、運送会社のミスで投票日翌日の17日になって選挙管理委員会に届き、無効とされていたことが分かりました。 堺市中区の選挙管理委員会によりますと、区内の老人ホームの入所者28人が行った衆議院選挙の不在者投票の投票用紙が、投票日翌日の17日になって届きました。選挙管理委員会が調べたところ、老人ホームは、投票用紙を「不在者投票在中」と書いた封筒に入れて、16日の投票日の午前中に選挙管理委員会に届くよう時間を指定して、運送会社のヤマト運輸に配達を依頼しました。 ところが、ヤマト運輸の担当者が日曜日で区役所が閉まっていると勘違いし、翌日の配達に回してしまったということです。 選挙管理委員会は、公職選挙法に基づいてこの28人分の投票を無効としました。 中区選挙管理委員会によりますと、ヤマト運輸の担当者は「大変申し訳なく