北海道根室市の海岸で絶滅危惧種のラッコ3頭が死んでいるのが見つかり、検査の結果、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。先月、隣の町の海岸で死んでいたラッコ1頭から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されていて、環境省は今回見つかった3頭について詳しい検査を行うことにしています。 環境省などによりますと今月4日から7日にかけて、根室市の海岸で絶滅危惧種に指定されている野生のラッコあわせて3頭が死んでいるのが見つかり、検査の結果、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたということです。 先月には、隣の浜中町の海岸で死んでいた野生のラッコ1頭から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが国内で初めて検出されています。 環境省は今回見つかった3頭について、国立環境研究所で詳しい検査を行うことにしています。 北海道東部ではことし3月以降、ウミスズメやウミネコなど海鳥の鳥インフルエン