一般家庭の平均貯蓄・負債の推移 総務省から先日、家計の調査報告が出されました。米国株投資を扱う「たぱぞうの米国株投資」にとっても非常に親和性の高いデータですので、ここに紹介します。以下のグラフの出所はすべて「家計調査報告」によるものです。 まず、ここで示されているデータは二人以上世帯ということです。したがって、例えば若年の独身世帯のデータなど、貯蓄が一般的に少ない層は反映されていません。思ったよりも数字が大きいのはそういうことです。 平均値が1820万円です。マスコミや出版で言われる内容と実態に乖離があるように思いますが、読み込むと平均値ならではの数字であることが分かります。 まず、「約3分の2の世帯が貯蓄現在高の平均値(1820万円)を下回る。」ということです。つまり、平均値ですから、一部の富裕層が平均を押しあげており、そのためほとんどの世帯において平均値を上回ることができないということ
先日、ライブドアニュースを見たら単身世帯(一人暮らし世帯)の平均貯蓄額が出ていました(こちらの記事)。 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査【単身世帯調査】」(2016年)によると、単身者(一人暮らし)の人の平均貯蓄額は822万円、中央値は20万円という結果が出ていました。 さすがに平均822万で中央値が20万円ってことはないんじゃないかな…と思い、実際に金融広報中央委員会の統計をチェックしてみると、この金額はまったく間違いではなく事実であることが判明。 どうやら「貯金ゼロ世帯」が非常に多いために、中央値が限りなくゼロに引きずられてしまっているようなのです。 単身世帯の実に48.1%が貯金ゼロ: いくつか参考までに統計結果を紹介させていただきます。 まずは20代~70代の単身世帯のうち、金融資産ゼロ(要するに貯金ゼロのこと)の世帯がどのくらいいるのかの比率からです。 ご覧いた
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