6月1日、ウクライナ情報機関のSBU(ウクライナ保安庁、СБУ)の特殊任務破壊工作班がロシア奥地の戦略爆撃機の基地など複数を攻撃して、Tu-95MS戦略爆撃機やA-50早期警戒機などを含む40機以上を撃破する凄まじい戦果を上げたとウクライナ各紙が報じています。ヴァシーリー・マリュークSBU長官はこの攻撃の実行を認めており、何機ものロシア爆撃機が撃破されて基地が炎上している動画が出回っています。 攻撃を受けて炎上したのはムルマンスク州オレニヤ、イルクーツク州ベラヤ、リャザン州ディアギレヴォ、イワノヴォ州イワノヴォ(セヴェルヌイ)などのロシア各地の航空基地で、同時多発的な潜入破壊作戦です。また極東のアムール州ウクラインカ航空基地も狙われています。 パヴティナ(Павутина、蜘蛛の巣)作戦 今回のSBUの特殊作戦の名称は「パヴティナ(Павутина、蜘蛛の巣)」。SBUがウクライナ各紙に伝