Microsoftが、「Skype」のサービスを2025年5月で終了する可能性が浮上しました。 これは「Skype for Windows」の最新版のコード内の記述から明らかになったもので、コード内からは「5月以降、Skypeは利用できなくなります。通話とチャットはTeamsで続けて下さい」とのメッセージが見つかっています。 問題の記述 現時点ではMicrosoftからは公式に確認されていない為、本当にサービス終了となるのかはまだ不明ですが、各プラットフォーム向けのアプリは昨年9月以降はアップデートされておらず、続報があればお伝えします。 なお、2003年8月に登場した「Skype」は、2005年9月にeBayに買収され、その後、2009年11月にSilver Lakeが統率する投資家グループによって買収され、最終的に2011年5月にMicrosoftに買収されて現在に至っています。 追記
2024年6月9日、KADOKAWAやニコニコ動画などを運営するドワンゴは、同グループの複数のWebサイトが6月8日未明より利用できない事象が発生と公表しました。システム障害の原因はランサムウエアによるもので、ニコニコ動画は復旧まで約2か月を要しました。またリークサイトから盗まれたとみられる情報を取得してSNSへ公開するなど悪質な情報拡散が確認されました。ここでは関連する情報をまとめます。 1.KADOKAWAグループのデータセンターでランサムウエア被害 公式及び報道より、データ暗号化の被害にあったのはKADOKAWAグループ企業 KADOKAWA Connectedのデータセンター(DC6)で運用されていたプライベートクラウドやそのクラウド上で稼働していたドワンゴ専用サーバー。またドワンゴの認証基盤であったActive Direcotryサーバーも攻撃者の制御下に置かれた。 侵害活動の拡
期限の制約なく無料で提供される「Free Tier」クラウドサービスまとめ、DBaaS/BaaS/その他編(2024年版) いくつかのクラウドサービスでは、新規ユーザーに対する1年程度の無料トライアルや一定額のクーポンなどの提供だけでなく、期限の制約なくずっと無料で提供される、いわゆる「Free Tier」や「Always Free」と呼ばれるサービスが提供されています。 こうしたサービスは評価や一時的なテスト環境、あるいはホビー用途などに適しています。 本記事では期限の制約なく無料で提供されている主なクラウドサービスを、2024年版としてまとめました。(有料サービスの追加機能として無料で提供されているものは除外しています)。 ただしこれらの無料のサービスは、提供側の都合により一時的に申し込みや利用が制限されたり、提供が終了することがあります。提供側の都合に留意しつつ、良心的な範囲でご利用
総務省は、今般、令和4年10月に公表した「クラウドサービス利用・提供における適切な設定のためのガイドライン」の内容を、わかりやすく解説するために「クラウドの設定ミス対策ガイドブック」を策定いたしました。 総務省では、クラウドサービス利用・提供における適切な設定の促進を図り、安全安心なクラウドサービスの利活用を推進するため、クラウドサービスの提供者・利用者双方が設定ミスを起こさないために講ずべき対策や、対策を実施する上でのベストプラクティスについてとりまとめた「クラウドサービス利用・提供における適切な設定のためのガイドライン」を、令和4年10月に策定・公表しました。 今般、クラウドサービスを利用する事業者において、情報の流失のおそれに至る事案が引き続き発生している中で、本ガイドラインの活用促進を図るため、ガイドラインの内容をわかりやすく解説した「クラウドの設定ミス対策ガイドブック」を策定しま
IT大手のNTTデータは、自動で文章などを作る生成AIを活用した企業向けのサービスを新たに始めると発表しました。生成AIの普及を見込んで日本の企業の間でも事業を強化する動きが相次いでいます。 発表によりますとNTTデータは、生成AIを活用して業務の効率化や新規事業の開発などを支援する企業向けのサービスを新たに始めます。 生成AIをめぐっては、アメリカの企業「オープンAI」が開発したChatGPTの登場をきっかけに企業の間で活用の動きが広がっていますが、文章の内容の正確性などが課題となっています。 新たなサービスでは、ChatGPTと会社独自のAIを組み合わせることで生成AIの回答の正確性を担保するのが特徴だとしています。 野村哲郎コンサルティング担当課長は「AIには、もっともらしいウソをついてしまう特性があるが、リスクの低減と利便性の向上につなげたい」と話していました。 生成AIの普及を見
経済産業省は、情報セキュリティサービスの利用者が当該サービスを安心して利用できる環境を醸成するべく、「情報セキュリティサービス基準」を改訂し、「機器検証サービス」を追加した第3版を公表しました。 1.背景 経済産業省では、情報セキュリティサービスの利用者が当該サービスを安心して利用ができ、調達時に参照できるような仕組みの提供を目的として、「情報セキュリティサービス基準」及び「情報セキュリティサービスに関する審査登録機関基準」を平成30年2月に公表しました。 当該基準は初版公表から5年以上が経過、また令和4年1月には第2版を公表し、一定の企業において活用されてきているところ、当該基準に基づく情報セキュリティサービス審査登録制度のより一層の普及を図るべく、「情報セキュリティサービス普及促進に関する検討会」を開催し、「情報セキュリティサービス基準」の改訂を検討しました。 経済産業省において、検討
ritou です。 Developers Summit 2023にてパスキーについて講演させていただきました。 資料も公開しました。難しい話ではないです。 同じ時間帯の他の講演者の方々が豪華なのでワンチャン誰も聞いていなかった説がありますが、それもいいでしょう。とりあえず無事に終わりましたというところで、発表内容全部書き出してみたをやってみます。 講演内容 (省略) 今回の内容です。コンシューマ向けサービスにおけるこれまでの認証方式を振り返り、最近話題のパスキーとはどういうものかを紹介します。そして、実際に導入を検討する際に考えるべきポイントをいくつか紹介できればと思います。 早速、これまでのユーザー認証について振り返りましょう。 最初はパスワード認証です。知識要素を利用する認証方式であり、ユーザーとサービスがパスワードを共有します。 このパスワード認証を安全に利用するために、ユーザーとサ
セキュリティ人材不足には解消の兆しが見えない。そんな中、セキュリティの運用を肩代わりするMSSは、IT担当者やセキュリティ担当者の負荷を軽減する。本稿ではMSSの基本や選定ポイントを紹介する。 ITシステムは導入すれば終わりではなく、その後の適切な運用が不可欠だ。ファイアウォールやIDS/IPS、エンドポイントに導入されるEDRといったセキュリティソリューションなどは、特に運用が重要と言えるだろう。 これらセキュリティ製品はネットワークやエンドポイントの動向を監視し、不審な兆候を検出するとアラートを送信する。セキュリティリスクを全て防御できる製品が存在しない以上、アラートの内容を確認して、深刻そうなものに適切な対処をしたり、ポリシーを調整したりする作業が欠かせない。 一方で、セキュリティ人材不足には解消の兆しが見えない。そんな中で、アラートを読み解き、適切な対応につなげられるナレッジを持っ
ヨドバシカメラが運営する国内の代表的なECサイトの1つである「ヨドバシ.com」は、同社が内製するプライベートクラウドによって支えられています。 そのプライベートクラウドはどのように作られ、どのような機能を備えているのかについて、クリエーションラインが主催し10月14日に開催されたオンラインイベント「Actionable Insights Day 2022」でその内幕がはじめて語られました。 この記事では、その内容をダイジェストで紹介します。 はじめて語られるヨドバシ.com を支えるプライベートクラウドの全容 株式会社ヨドバシリテイルデザイン サービスデプロイメント事業部 事業部長 戸田宏司氏。 ヨドバシリテイルデザインの戸田と申します。よろしくお願いいたします。「はじめて語られるヨドバシ.comを支えるプライベートクラウドの全容」というタイトルでお話をさせていただきます。 弊社は「いつ
pixiv事務局です。 現在、制作過程のすべて、もしくはほとんどをAIによって生成された作品(以下「AI生成作品」といいます)に関するお問い合わせを多数いただいております。 pixivでは2022年10月下旬から、従来の投稿作品とAI生成作品のすみわけが可能となるよう、下記のようなサービス変更を開始する予定です。 ■機能改修 ・投稿編集時にAI生成作品と設定できる機能の提供 ・AI生成作品を検索時などにフィルタリングする機能の提供 ・従来の作品とは分けた、AI生成作品のみのランキングの提供 詳細は、機能リリース時にお知らせいたします。 上記の機能変更は必ずしも恒常的なものではなく、必要に応じて見直しや変更を行います。今後の対応については、利用規約やガイドラインの変更、pixivの各種機能変更等も含めてさらに検討してまいります。 pixivではこの先、創作過程におけるAI技術の利用がより普及
どうもこんにちは、あんどう(@t_andou)です。 今回はかいどうさん(@odiak_)と一緒に、画像を入れるとそれに似た画像素材を生成してくれるサービスを作りましたので紹介させてください。 経緯 作ったもの 機能紹介 比較 比較1.お皿に何個かのいちごが乗っている写真 比較1-1.StableDiffusionのimg2imgを呪文無しで使った場合 比較1-2.ImageMartで生成したもの 比較2.某魔法の映画に出てきそうな男の人の画像 比較2-1.StableDiffusionのimg2imgを呪文無しで使った場合 比較2-2.ImageMartで生成したもの その他の例 最後に 本記事で利用した画像 経緯 以前、画像生成AIで書き出した画像を配布するサイトを作りましたが、その際に 今後は『検索をするように画像を生成して使うようになる。』そして『生成をするための文章をうまく表現す
いくつかのクラウドサービスでは、1年程度の無料トライアルや一定額のクーポンなどに加えて、期間の制限なくずっと無料で使える、いわゆる「Free Tier」や「Always Free」と呼ばれる無料枠のサービスが提供されています。 こうした無料枠は試行用の環境や一時的なテスト環境などとして、期間を気にせずサービスを試すうえで非常に有効です。 本記事では期限の制約なく無料で提供されている主なクラウドサービスを、2022年版としてまとめました。 ただしこれらの無料提供サービスは提供側の都合によって終了することもあり得ます。また、最近では半導体不足などの影響でクラウドのサーバリソースなどが不足がちのためか、無料枠の申し込みが制限される場合もありますので、それらに留意して利用しましょう(一部では無料枠が空いたらすかさず取得する自動スクリプトなども出回っているそうです)。 Amazon Web Serv
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? サブスクリプション型のビジネス、またはソフトウェアの世界ではSaaSと言われたりする、顧客が製品やサービスを継続的に利用するために購読するタイプのビジネスは一般的な売り切り型のビジネスとは収益構造が異なるため、ビジネスを成長させるために見るべき指標やチャートも違ってきます。 よくあるのは、この違いを意識せずに「売り切り型」のビジネスでよく使われる指標やチャートをモニターしていたがために、ビジネスの成長のきっかけをつかめなかったり、成長していると思っていたビジネスが急に傾き始めたり、成長の見通しを社内で共有、または外部の投資家にうまく説明
AWS環境をセキュアにセットアップする方法と、その運用方法を詳細に紹介します。秘伝のタレである具体的な設定も書いてます。みんな真似していいよ! こんにちは、臼田です。 みなさん、安全にAWS使えていますか?(挨拶 今日は全てのAWSユーザーが安全にAWSを活用し、セキュアに運用できるようにナレッジを大量にダンプしたいと思います。 弊社サービスに関連させて書く部分もありますが、基本的にどのようなAWS環境でも適用できると思います。 ちょっと長い背景 クラスメソッドでは長いこと様々なAWSを利用するお客様を支援しています。私は特にセキュリティ周りについて支援させていただくことが多く、最近はAWSのセキュリティサービスが充実していることから、これらの初期導入や運用設計、あるいはインシデント対応やその後の組織としてのセキュリティ体制づくりなどいろんな関わり方をしてきました。 どのようにセキュリティ
2022年4月6日 (水)よりYahoo! JAPANは欧州経済領域(EEA)およびイギリスからご利用いただけなくなります Yahoo! JAPANは欧州経済領域(EEA)およびイギリスのお客様に継続的なサービス利用環境を提供することが困難であるとの判断から、以下の「2022年4月6日 (水)以降もご利用可能なサービス」に記載のサービスを除き、2022年4月6日 (水)よりEEAおよびイギリスからご利用いただけなくなります。 EEAおよびイギリスからのご利用が多いお客様におきましては、Yahoo!プレミアムなど月額利用料金が自動更新されるサービスをご利用の場合は解約の手続きをお願いいたします。 また、有料サービスをご利用の際には、サービスの利用可能期間にご注意いただきますようお願いいたします。 日本からの渡航を予定されている方もご注意ください。 ※欧州経済領域(EEA)加盟国についてはこち
ヤフーは2月1日、欧州経済領域(EEA)および英国での利用者に対し、4月6日午前11時(日本時間)以降は「Yahoo!JAPAN」にアクセスできなくなると発表した。理由について「欧州経済領域(EEA)およびイギリスでサービス利用いただける環境を継続的に提供することが困難」と説明している。なお、「Yahoo!メール」「Yahoo!カード」「ebookjapan」は引き続きサービスを提供する。 これにより、現地居住者に限らず、旅行などで欧州を訪問した場合でも、Yahoo!JAPANを利用できなくなる。Yahoo!メール(一部機能を除く)、Yahoo!カード、ebookjapanに関しては、過去のやりとりや大切な情報が見れなくなるなど、利用できなくなることの影響などを考えてサービスを継続する。 Yahoo!メールに関しては、Yahoo!メールアドレスの取得、変更、6カ月以上利用されていないYah
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