「iPhone 3G」の電波受信感度を巡る問題で、(その原因に関する)もっともらしい説明が出てきた。電力制御に関係した説明である。 RoughlyDraftedは米国時間8月28日、あるAT&Tと関係の深い情報筋が、よく通話が途切れたり、十分に電波を受信できなかったりするという、7月のiPhone 3G発売以来、多くのユーザーが経験してきた事象に関して、iPhone 3G内部の「欠陥がある」電力制御ソフトウェアこそ、その原因であると語ったことを伝えた。要するに、iPhone 3Gは、接続を維持するために、携帯電話基地局に対して、必要以上に多くのパワーを要求するようになっており、複数のiPhoneが、同じ基地局へ同時に接続を試みる時に、これが非常に大きな問題を招いてしまうというのだ。 RoughlyDraftedがコンタクトを取った情報筋によると、iPhone OS 2.0.2ソフトウェアア
Appleが、タッチスクリーン対応のMacを開発していると、ここ数年間うわさされてきたものの、それと関連した技術の特許をAppleが申請したことにより、ますますその期待が高まっている。 いくつかのMac専門サイトが、米国時間8月28日に報じているように、謎に包まれていたタブレット型のMacにも見える米国特許が出願された。AppleInsiderは、申請ドキュメントに記されたデバイスについて伝えており、どうやら「iPhone」に搭載されたマルチタッチ機能の多くが、スレート状のタブレットコンピュータに搭載されるようである。 この数年間、Appleは、マルチタッチユーザーインターフェースに着目していることから、同社が、iPhoneやiPod touchよりも大きい、もっとパワフルなコンピュータでも、同じようなインターフェースを採用してくる可能性を巡る憶測が、数多く飛び交ってきた。しかしながら、問
NTTデータは28日、Webアクセシビリティのチェックが可能なサイト「HAREL(ハレル)」の無料提供を開始したと発表した。チェックしたいWebページのURLをHARELに入力するだけで、アクセシビリティ(高齢者や障がいのある人でも使えること)への適合度が点数で表示されるほか、改善すべき内容の解説が表示されるようになっている。 「HAREL(ハレル)」のトップページ画面。URLを入力するだけで、アクセシビリティへの適合度が点数で表示される 「HAREL」は、Webページのアクセシビリティをチェックする観点を具体化し、NTTサイバーソリューション研究所の技術によりツール化。 ソフトウエアのインストールは不要で、チェックしたいWebページのURLをHARELに入力すれば、「文字サイズの変更が可能か」「画像に代替テキストが付いているか」などWebページのソースコードを約130の観点からチェック。
フィールドシステムは28日、iPhone / iPod touch向けゲームソフト「newtonica(ニュートニカ)」の配信を開始した。価格は600円で、App Storeから購入できる。 タイトル画面 ゲーム画面サンプル newtonicaは、iPhone / iPod touchのタッチパネルの操作性を生かしたミニマル・ディフェンス・シューティング・ゲームで、シンプルで美しいグラフィックが特徴。画面四方から降ってくる赤と青2色の隕石(メテオ)に対して、ゲーム画面中央に配置された赤青2色の球体(スターパネルスフィア)を回転させ、同じ色の隕石をヒットさせてポイントを稼ぐという内容。 newtonicaの開発には、ゲームクリエイターの西健一氏(代表作「moon」「ギフトピア」など)とKenji Eno氏(代表作「Dの食卓」「エネミー・ゼロ」など) が参加。西氏が企画とディレクション、Eno
若者層のマーケティング調査機関であるM1・F1総研は8月28日、首都圏在住のM1(男性20歳〜34歳)、F1(女性20歳〜34歳)層の消費行動に関する調査レポート「若者がモノを買わない要因の考察と消費を促す方法論」(PDFファイル)を発表した。 レポートによれば、若者がモノを買わない要因として「将来に対する不安」、「低い上昇志向」、「固定化された人間関係」、「漠然とした結婚意識」、「インターネットへの依存」の5つがあるという。 M1・F1総研はこれらの要因が下記のように「貯蓄志向」、「いいモノへの欲求」、「他人に触発されてモノを買う経験」、「今やりたいことをやる意識」に影響を与え、結果として消費の低下につながっていると分析している。 将来に対する不安→将来に不安を抱いているM1、F1は、貯蓄志向が高い。したがって消費力は低い。 低い上昇志向→上昇志向を持たないM1、F1は、いいモノを欲しい
Googleは米国時間8月27日、著作権所有者が、海賊版クリップを削除する代わりに、YouTubeの著作権フィルタを使って、広告収入を得ることを選択していると発表した。 2007年末、Googleは、無許可のビデオを追跡する「Video ID」と呼ばれる著作権識別システムを導入した。これにより著作権所有者は、クリップを遮断するか、そのままにするか、YouTubeがその素材に対する広告を販売するかを選択できる。 Googleは8月27日の同社ブログで、無許可のクリップのうち90%に相当する著作権所有者たちは、広告収入を得ることを選択していると述べた。 「(300以上の)Video IDパートナーにとって、著作権所有者が彼らの大ファンの人たちの創造性を認めるような枠組みが、Googleのテクノロジによって作られたことは明らかである。これらのパートナーはこれまでにない方法で、コンテンツをオンライ
Webサービスをマッシュアップする「Ubiquity」 Mozillaの研究開発部門Mozilla Labsは26日 (米国時間)、Web上にあるデータを組み合わせて使用するためのFirefox用プラグイン「Ubiquity 0.1」をリリースした。ソースコードは、他のMozilla製品と同様にGPL / MPL / LGPLのトリプルライセンスを適用、オープンソースソフトウェアとして公開されている。 Ubiquityは、Web上のデータ / サービスをつなぎ合わせ新たなタスクを創出するマッシュアップツール。URLバーへコマンドを入力するか、Firefoxのウインドウ内に表示されている文字を選択することで、GoogleやYouTubeなどのサイトを利用した検索や、Gmailなどのメッセージングツールへの転送など、サイト間で連携した作業をプログラミングの知識なしに処理できる。ほかにも、Wik
全国の主要都市の街路を360度カメラで撮影した「Googleマップ」の「ストリートビュー」について議論が起きている。住宅が詳細に写っていたり、道を歩く人や車のナンバーまで写り込んでいることもあり、「プライバシーや肖像権を侵害しているのでは」とも指摘されている。 インターネット先進ユーザーの会(MIAU)が8月27日、ストリートビューを考えるシンポジウムを開き、問題点を議論した。主婦連合会常任委員の河村真紀子さん、弁護士の壇俊光さん、専修大学准教授の山田健太さん、OpenTechPress主筆の八田真行さんが参加。モデレーターは多摩大学情報社会学研究所研究員の中川譲さんが務めた。 「ストリートビュー問題」とは Googleは、公道をパブリックな空間ととらえ、ストリートビューの写真を「公道から撮影したため問題ないはず」という見解だ。ただプライバシー保護への意識も強調。顔認識技術で人の顔にぼかし
アイシェアは8月28日、Googleマップの機能の1つである「ストリートビュー」について、認知度や利用動向などを調査した結果を発表した。約7割がストリートビューによるプライバシーの侵害に不安を抱いていることがわかった。 ストリートビューの存在については、全体の7割以上が「知っている」と回答。認知者を性別、世代別に見ると、男性で73.2%、女性で66.0%、20代で66.7%、30代で72.1%、40代で74.5%と、女性より男性、また世代が高いほど認知度が高かった。 認知者に利用経験を聞くと、全体の65.9%が「利用した」と回答した。性別、世代別では、「利用した」と答えた男性は72.0%、女性では56.3%、また20代では61.9%、30代では68.9%、40代では63.0%で、男性と30代が積極的に利用しているようだ。 一方で、「今後、日本全国がストリートビューで見れるようになるとしたら
8月に開催されたセキュリティカンファレンス「Defcon」のプレゼンテーション(PDFファイル)で、研究者のAlex Pilosov氏とTony Kapela氏がBorder Gateway Protocol(BGP)を利用した攻撃のデモンストレーションを行った。 BGPは、自律システム(AS)におけるネットワーク間の情報交換を可能にするプロトコルだ。BGPは利用可能なIPネットワークのテーブルを保持し、インターネットトラフィックにとって最も効率的なルートを割り出す。Defconでのプレゼンテーションで、Pilosov氏とKapela氏はユーザーのBGPトラフィックを乗っ取ってリダイレクトする攻撃のデモンストレーションを行った。この手法を用いれば、セキュアだとされている通信についても傍受が可能になる。 両氏は、データパケットの有効期間を示す「Time to Live」(TTL)情報を通信中
「キッチンペーパーもそのまま防水化可能」、英企業が商用化 2008年8月28日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brian X. Chen Photo: Nemo's great uncle/Flickr ある英国の企業が、あらゆる素材を完全に防水仕様にするという技術を開発し、すでにスポーツウェア・メーカーの製品にも提供開始している。 英P2i社は8月27日(現地時間)、家庭用のキッチンペーパーなどの非常に吸水性の高い物質でも完全防水にできるという化学処理を実演した。 『ion mask』と呼ばれるこの処理では、素材の上に水をはじく膜を作る。 [同社サイトやRegister Hardwareの記事によると、特許のプラズマ技術を利用して、水をはじく分子を素材に化学的に結びつけることで、数ナノメートルの薄い保護層を形成。「外観やデザイン、感触などを変更せず処理が可
「西洋人は目を見、東洋人は鼻を見る」:顔の認識方法、研究報告 2008年8月28日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim 赤は西洋人(Western Caucasian)、青は東アジアの人の視線の「停留」傾向 文化は、人間の認識を根本から形成するものだ。したがって、われわれが人の顔をどう見るかも、所属する文化によって決定付けられている可能性がある。 西洋人はまず最初に目を見て、次に口元を見るのに対し、東アジア人は、顔の中心部分に視線を止める。 このような研究結果が、英国グラスゴー大学の心理学者らによって発表された。彼らは、観察者が人の顔の画像を見る際の目の動きを調査した。この実験は小規模なもので追試も行なわれてはいないが、その差は歴然としていた。 [論文アブストラクトによると、目と口から構成される3角形に注目するという西洋的な顔の認識方法は、これまで、す
Googleの電卓機能で、一部の大きい数字の計算に問題が発生している。コンピュータの世界ではちらほら耳にするような話だが、とてつもなく大きい数字にちなんで名付けられた、超コンピュータマニアの会社にはあってはいけないことだろう。 常時ではないが、一部の非常に大きい数字でエラーが発生する。例えば、2,999,999,999,999,999から2,999,999,999,999,998を引くと1になるが、Googleの電卓機能では0と表示される。 しかし、切り捨てによって誤りが生じるというわけでもない。1,999,999,999,999,999引く1,999,999,999,999,995は0と、誤った答えが表示されるが、1,999,999,999,999,999引く1,999,999,999,999,993は6と、正しい答えが表示される。また、400,000,000,000,002引く400,
ヤフーは8月28日、位置情報や関連技術に関する実験サイト「LatLongLab」を公開した。実験第1弾は地図をプラットフォームに仮想レースを体験できるサイト「猛(もう)レース」だ。 猛レースは、マラソンや自転車などの愛好者がサイト上でレースの開催、出場、観戦を楽しむことができるサービス。おもな使い方は下記の3種類。 レースの開催:オーナーとして、地図上に好きなテーマのレースを設定し 、開催できる。 レースに出場:レースを選び、同ルートでの走行記録(携帯電話のGPS機能やNIKE+、ストップウォッチなどで計測)を参戦データとして登録すると「仮想レース」に出場できる。 レースを観戦:レースと選手を選び観戦へ。標高や速度グラフも表示される。 実際のレースには不参加でも、同ルートの走行記録があれば、ほかの参加者とリアルタイムで仮想レースに出場できる仕組みだ。
いかにもドラムマシンらしいインタフェースでTR-909の音を再現 「iTunes Store」の「App Store」で販売されているiPhone/iPod touch用アプリケーション。その中から音楽系アプリを試すこの企画の第一歩として選んでみたのはroventskijの「IR-909」だ。販売価格は600円で、試用しやすい価格となっている。 TR-909を始めとしてローランドのヴィンテージ・ドラムマシンを再現したドラムマシンアプリ「IR-909」 ダンスミュージック系が好きな人はアプリ名でどんな内容か想像できるかもしれない。これはローランドが1980年代に発売していたドラムマシン「TR-909」風のサウンドをiPhoneで使える、というドラムマシンアプリだ。本物のTR-909は既に製造中止だが、現代の音楽シーンでもテクノ/ハウスといったダンスミュージックを中心にしばしば使われている、い
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