セキュリティ専門家は米国時間16日、Apple Computerのオペレーティングシステム「Mac OS X」を標的とする、初めてのトロイの木馬と考えられる悪質なプログラムが発見されたことを認めた。 Appleと外部のアナリストは、この悪質なプログラムを「Leap-A」と呼び、それ自体は「ウイルス」ではないと述べている。AppleがCNET News.comに提供した声明の中には、Leap-Aは「ユーザーによるダウンロードと、その結果生じるファイルの実行を必要とする」と記されていた。プログラムの性質について、同社はこれ以上の情報は明らかにしていない。 同プログラムは、「OSX/Oompa-A」または「Ooompa Loompa」トロイの木馬などと、セキュリティ専門家によっては呼んでいる。これまで大規模な感染は起こっておらず、McAfeeやSymantecは深刻度の低い脅威と評価している。