アルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれたタンゴ世界選手権出場に備え、ダンスパーティー会場で踊るオスカル・ブルスコさん(右)とニーナ・チュドバさん(2017年8月18日撮影)。(c)AFP/EITAN ABRAMOVICH 【10月8日 AFP】80代と90代になった今も、2人の脚が生み出すタンゴのリズムにはぞくぞくさせられるものがあった。アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)で今年8月に行われたタンゴ世界選手権のライバルたちも、この2人のタンゴが出場者の中で最も正統派のものであることを認めた。 1940年代のタンゴ黄金時代にその踊り方を学んだオスカル・ブルスコ(Oscar Brusco)さん(90)とニーナ・チュドバ(Nina Chudoba)さん(82)は、最高齢クラスのタンゴのダンサーだ。 背筋をしゃきっと伸ばし、今にも踊り出しそうなブルスコさんは、「私たちのダ