自公政権が少数与党に陥った今国会で、争点の1つになると思われた選択的夫婦別姓。5月末に野党から法案が提出されたことで、衆院法務委員会でようやく審議入りすることになった。 【証拠画像】「生活保護の件、了解しました」篠田議員がAさんに送ったメール 所属議員の賛否が割れる自民党を揺さぶるためか、2月の予算員会(第三分科会)の段階で早くも「ジャブ」を放っていたのが立憲民主党である。昨秋の総選挙で初当選した篠田奈保子衆院議員(53、比例北海道)が、実体験に基づいた次のような質疑を行っている。 「私はいま、通称使用ということで、戸籍名は中川なんですけれども、篠田奈保子として国会議員をしております。ですので、私の子どもは4人いますけれども、全員が中川姓、私は篠田で仕事をさせていただいております。 今回の選択的夫婦別姓制度の議論のなかで、両親や親子の氏が異なると、子どもが『かわいそう』であるとか、そういっ