週刊ヤングジャンプで連載中の人気マンガ『九龍ジェネリックロマンス』が、待望のアニメ化。懐かしさで溢れる街「九龍城砦」を舞台に、不動産屋に勤める主人公・鯨井令子の恋心を描きながら、自分の過去に対するミステリーに翻弄されて行く。鯨井令子を演じる白石晴香、鯨井が恋心を抱く工藤発役の杉田智和に、ロマンスとミステリーが交錯する『九龍ジェネリックロマンス』の魅力と、どのように演じたのか話を聞いた。 ■ミステリーとラブロマンスが組み合わさってどんどん混乱する(白石) ――『九龍ジェネリックロマンス』の印象を教えてください。 白石:私は以前から読んでいた作品だったので、オーディションのお話をいただいたときはとても驚き、「絶対決まりたいから、頑張らなきゃ!」となりました(笑)。原作の印象としては、ミステリーとラブロマンスが組み合わさり、先の展開が気になるけれど、それぞれの伏線を辿って行くごとに、どんどん混乱