NHK・Eテレ・サイエンスゼロでは疲労を取り上げ、疲労回復の特効物質を紹介していた。その物質はイミダゾールジペプチド、別名イミダペプチドと呼ばれ、鶏の胸肉に多く含まれている。胸肉を1日に100グラム食べれば十分効果がある。番組では、この抜群の疲労回復効果を10人ほどの被験者たちに試してもらい著効があることを実証していた。 早速、私も母の介護で疲労気味なので散歩帰りに胸肉を買った。鶏胸肉は普通の食品なだけに安全性は確かだ。イミダゾールジペプチドは魚の赤身やクジラにも鶏の胸肉程ではないが、多く含まれている。それは科学的に実証されている数少ない疲労回復物質の一つとされている。 鶏肉では他の部位には少ないのに、胸肉に特別に多い。それは体力を使う飛翔との関係が深いのだろう。例えば、渡り鳥のオオソリハシシギのメスは、アラスカからニュージーランドまでの11680キロを不眠不休で8.1日間、一度も休むこと