読者の反響が大きかった記事を再配信します。(記事初出時の公開日:2025年4月25日) 日本独自の「ガラ軽」市場も蹂躙されてしまうのか――。世界を席巻する中国の自動車メーカー・BYDが、日本の「軽自動車」セグメントに本格参入を表明。しかも、その軽EVは“低め”に推定しても価格と性能で国産首位の日産「サクラ」を凌ぐ可能性が高いようです。これまで日本市場では苦戦してきたBYDですが、なぜ今「軽EV」で勝負を挑むのでしょうか。価格、航続距離、バッテリー技術…日本車との違いを徹底比較した結果、見えてきた圧倒的な性能差とは。(百年コンサルティングチーフエコノミスト 鈴木貴博) BYDの軽自動車参入 日本メーカー、大丈夫? 中国の自動車最大手になったBYDが2026年末までに日本市場に軽自動車を投入することを発表しました。 「中国車でしょう?まあ売れないよ」 「信頼性や耐久性が心配だしね」 「そもそも