2月16日、東証・大証などがBNPパリバ証券に2億2500万円の過怠金処分を行った。写真は東京証券取引所で1月撮影(2010年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 16日 ロイター] 東京証券取引所[TSE.UL]は16日、BNPパリバ証券に過去最大となる1億8000万円の過怠金を科す処分を行ったと発表した。 経営破たんしたアーバンコーポレイションの資金調達を担当したパリバが、投資家に対する重要な情報を開示しないようアーバンに働きかけたほか、ソフトバンク9984.Tの株式で相場を固定させる取引を行うなど、金融商品取引法に違反したことなどを受けた措置。日本証券業協会と大阪証券取引所8697.OJも同日、3000万円と1500万円の過怠金処分を行い、過怠金の合計は2億2500万円となった。 パリバをめぐっては、アーバンの資金調達に関連する金融庁への報告徴取命令への対応不備があった