平成16年(2004年) 5 月 20 日(木) (1) 数オプション(当時は最も取引の活発な株価指数オプシ ョン)の価格からバイノミアル・モデルに基づいて計算 されるインプライド・ボラティリティをVIX指数として 公表しており,2001年からはNasdaq100指数を対象とし た株価指数オプションの価格から逆算される VXN 指数 日本証券経済研究所 も同様に公表している。 この間にCBOEではS&P100指数 よりもS&P500指数を対象とした株価指数オプションの 方が活発に取引されるようになったが,S&P500指数に 基づくボラティリティ指数をCBOEが公表していないこ とからVIX指数がボラティリティ指数として定着するこ 解 説 株価指数ボラティリティ先物 客員研究員 吉川真裕 2004年3月26日,シカゴ・ボード・オプション取引所 (CBOE)の子会社として開設され
■「お金の持ちすぎ批判」は過去のものに つい最近まで株式投資家は企業に対し、「お金を事業投資に使え」「事業投資の予定がないなら株主に還元しろ」と声高に要求していたが、急激に金融不況が吹き荒れ始めた今日においては、企業は簡単には資金調達ができなくなり、手元に豊富なお金を持つ企業が相対的に強くなっている。まさにCash is Kingの世の中である。 一旦このような状況になると、保有現金の多さが批判の的とされていた先日までの状況をいったいどのように理解すればいいのだろうと困惑する企業も多いのではないかと推測する。 ■上げ潮を前提としていた企業と株式投資家の対話 考えてみると、日本市場において企業と株主の対話が頻繁に起こるようになり、M&A、コーポレートファイナンス、そしてコーポレートガバナンスが盛り上がりを見せ始めたのはこの5年ほどのことである。 この間の景気は回復基調にあったため、企
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