神奈川選挙区の百貨店さいか屋と語感が似ているだけの勤次郎、「コメ買った事ない」農林水産大臣の後任に「コメ買った事ある」小泉進次郎さん起用で株上がる
富士山麓に本拠を構えるファナック。工作機械のNC(数値制御)装置はシェア5割超で世界トップ。利益率4割、無借金の超優良企業だが、情報開示に消極的なため、ベールに包まれていた。 ところが最近、姿勢が急変。突如、株主との対話を重視する方針を打ち出し、SR(シェアホルダー・リレーションズ)部を新設した。4月28日の決算では配当性向を従来の3割から倍増させると発表。”豹変”の背景には、いったい何があったのか。稲葉善治社長を直撃した。 ──変化の背景に何が? もともと、秘密主義ではない。だいぶ誤解されているが、単に時間を割くのが惜しかっただけで、配当性向の拡大や社外取締役の増員などは考えていた。 ただ、栃木県・壬生の新工場や研究所拡張の計画に時間を取られて、手が回らなかった。社員も少ないために、優先順位の高いものから片付けてきた。現在進行形のものも、たくさんある。 ──4年ぶりに本社で開いた4月28
2月20日、米ヘッジファンド、サード・ポイントを率いるダニエル・ローブ氏は、先に株式取得が明らかになったファナックの設備投資計画について、資本の利用が非常に非効率であることへの対応策にはならないとの見解を明らかにした。写真は、サード・ポイントを率いるダニエル・ローブ氏、2012年撮影(2015年 ロイター/Steve Marcus) [東京 20日 ロイター] - ファナック<6954.T>の株式取得を明らかにした米ヘッジファンド、サード・ポイントを率いるダニエル・ローブ氏は、ロイターの書面インタビューの中で、ファナックの「はなはだしい資本の非効率」を正すには、設備投資拡充による対応だけでは不十分と指摘するとともに、自社株買いを行って株主への利益還元を進めるよう強く求めた。 ファナックは16日に生産能力増強のため約1300億円を投じて栃木県に新工場を建設する計画を発表した。これについてロー
工作機械に搭載するNC(数値制御)装置や産業用ロボットのトップメーカー、ファナックは、報酬1億円以上の役員が多い企業として知られる。2014年3月期、報酬1億円以上の役員は10人で、前年の13人から3人減ったが、東証1部上場企業の中では三菱電機の18人に次ぎ第2位だ。 ファナックでは昨年6月に懲罰人事といわれる処分が発表され、副社長、専務、常務の全12人が平取締役に降格になった。留任は社長の稲葉善治氏のみで、善治氏の長男である清典氏が取締役に就任したが、こんな荒業ができるのは、長年カリスマとして同社の実権を握ってきた稲葉清右衛門名誉会長しかいない。清右衛門氏は善治氏の父親で、これまで同社の役員人事は清右衛門氏の一存で決まってきた。 ところが昨年10月に異変が起きた。清右衛門氏は連結子会社を含め、ファナックと名がつく国内7社の代表を解任されたのだ。平取締役に降格させられていた副社長は元の役職
営業利益率4割を誇ってきた超優良企業、ファナックに異変が生じている。 同社の2013年4~6月期は売上高が前年同期比22%減の1063億円、営業利益は同36%減の346億円と大きく落ち込んだ。元凶となったのは、「ロボドリル」と呼ばれる小型工作機械の失速だ。 ファナックはここ数年、アップルのアイフォーン用アルミ製筐体を加工するEMS(電子機器の受託生産サービス)、鴻海精密工業に対して、ロボドリルを大量に納入。鴻海向けの売上高は11年度に523億円(ファナック連結売上高の9%)、12年度には869億円(同17%)と順調に拡大してきた。このうちの大半がロボドリルだとみられる。 余剰能力が浮き彫りに だが年明け以降、状況は一変した。ロボドリルを含む「ロボマシン」部門の四半期売上高は、12年10~12月期の510億円をピークにして急減。13年4~6月期は前年同期比7割減の152億円まで減少した。ピー
1959年生まれ。栃木県在住。都市銀行勤務を経て92年に公認会計士2次試験合格。09年12月〜13年10月まで公認会計士試験委員(原価計算&管理会計論担当)。「高田直芳の実践会計講座」シリーズをはじめ、経営分析や管理会計に関する著書多数。ホームページ「会計雑学講座」では原価計算ソフトの無償公開を行なう。 ------------ファイナンスの基礎知識が満載!------------ ★高田直芳ホームページ『会計雑学講座』★ 公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略 大不況により、減収減益や倒産に直面する企業が急増しています。この連載では、あらゆる業界の上場企業を例にとり、どこにもないファイナンス分析の手法を用いて、苦境を克服するための経営戦略を徹底解説します。 バックナンバー一覧 本連載のメインタイトルは「大不況に克つサバイバル経営戦略」としている。連載当初は「大不況」の枕詞も
稲葉清右衛門・ファナック社長(62)は、一代で世界一のNC(数値制御)メーカーを築いた超ワンマン経営者である。「一位指向」と「利益追求」という目的のため、仕事に人生の全てを賭ける。稲葉の価値観で染めあげられたともいえるファナック。「私」を排除し会社のためだけに働き続けた稲葉は、今やファナックそのものの中でのみ「私」を実現するというパラドックスに陥った。(文中敬称略) (安井 孝之) ファナックの社長、稲葉清右衛門は超ワンマン経営者である。ファナックの一営業マンが得意先と1万円の価格交渉をするにも社長稲葉の決裁なしには事は進まない。企業の根幹にかかわる人事となれば、稲葉の権限は絶大である。大卒新入社員の採用は、稲葉の面接結果だけで決定する。学力試験も部課長面接、重役面接など一切ない。稲葉が良しとすれば全てが決定する。 ファナックは今春から年功序列人事の見直しを実施した。管理職に若手を抜擢する
私たち、ファナック株式会社は1972(昭和47)年の創立以来、CNC(コンピュータ数値制御装置)とサーボモータをコア技術とし、一貫して「FAとロボット」の開発に取り組んできた企業です。 事業の基本は「お客様の工場の自動化とロボット化に特化した商品づくり」。創立以来、ロボットやロボショット、ロボカット、ロボドリル、ロボナノそしてレーザと商品を増やしてきましたが、これらはいずれも当社のCNCとサーボモータというコア技術の応用から生まれた商品です。当社では、このようにコア技術に集中したビジネスを行うことで、技術開発・商品化のスピードアップと効率化を実現しているのです。 また、限定された分野で培った技術を蓄積することにより、世界規模の市場における圧倒的な競争力を維持し続けています。現在、当社のCNC装置は世界首位、多間節ロボットは世界で高いシェアを誇っており、まさに、世界最大の「FAとロボットの総
下方修正とはなりましたが、最近話題の自動車業界の業績修正に比べるといくらかマシな方で、引き続き30%以上の営業利益率を維持する見込みです。 これだけ見ると「ファナックの傷は浅い」感じがします。しかし、四半期ごとの業績を分析すると楽観できる内容ではありません。 今回発表された通期業績見通しから逆算すると、第4四半期の業績は下記のとおり売上・営業利益ともに急減すると見込んでいることがわかります。 (クリックすると大きな画像が表示されます) <2009年3月期 四半期別業績の推移> ファナックが開示している四半期ごとの受注売上金額(単体)は今回の第3四半期も大きく低下しており、上記の見込みが保守的過ぎるというわけではなさそうです。 (クリックすると大きな画像が表示されます) <単体 受注売上金額 四半期別推移> 足元の受注については、稲葉善治社長が「かつて経験したことがない状況。10月以降
(毎週火・木曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。) 板倉雄一郎事務所パートナーの吉原です。 ここのところ、主要企業の四半期決算発表が相次いでいますね。 市場が想定していたとおり減収減益の見通しを発表する会社が多く、金融危機が実体経済に及ぼす影響が少しずつ明らかになってきました。 私は今こそバリュエーションという思いで、最近の決算発表を受けて気になる会社のバリュエーションを見直しています。 前回のエッセイでは、バリュエーションのロジックを用いて現在の株価水準から逆算して将来業績予測や投資家の要求利回りを求めてみましたが、今回のエッセイでは、オーソドックスに最近発表された業績予想数値から理論株価を求めてみようと思います。 下方修正された業績を前提にした場合、果たして現在の株価は割安なのでしょうか? 今回は、日経平均株価への影響度№1銘柄である、ファナック株式会社(6954)を取り上
2008年10月22日 ファナック株式会社の将来分析 カテゴリ:実践!企業価値評価 ファナック株式会社の事業概要 工作機械・ロボットの製造業者で、工場内で動く製品がメイン。 精密な動きが可能なロボットと、精密なシステムで機械を コントロールする装置の製造を行っている。 ロボットがロボットを作る、という思想で設計されている。 売上の6割以上は海外。 当社のロボットは多種多様な工場で使用されており、 世界中で製造業の自動化に活躍しており、評価は高い。 高い利益率を誇る。 輸出産業だが、円高70円でも利益を確保できるとのこと。 高収益体制は特筆すべき点。 世界的な製造業の全自動化の波にのり、 今後も継続して成長していくことが予想される。 ファナック株式会社の財務分析 売上高の伸び(過去5年の年率平均で18%増)に対し、 利益率は28%と大きく、規模のメリットが生じていることがわかる。 利益増を伴
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