担当講師まで巻き込んでヒートアップした「サイコ2割問題」ですが、ひょっとしてアメリカでも似たような状況なのでは、と思い、私の畏友で現在ユタ州立大で映画を教えているK女史(元シカゴ大)にメールしてみたところ、こちらの予想を超えたものすごい回答が返ってきたのだった。あんまり面白いので、要約してみます。Kさんサンクス。 まずアメリカでは『サイコ』はポップカルチャーの一部なので、さすがに名前だけは知られているが、実際見たことのある人は2割を切る(!)と思われる。つまりアメリカでは「見たことあるか」というよりは「きいたことあるか」っていうレベル。アメリカの大学では生徒が映画について何か知ってることを期待してはならない(たとえNYCの映画学科*1であろうと)。しかも授業で教えてなくて、教科書にも載ってないことをテストとかの形で尋ねたら、次から授業をボイコットされても不思議ではない(!)。なぜならアメリ