【読売新聞】 「企業のネットが星を 被 ( おお ) い、電子や光が駆け巡っても」国家や民族が消えてなくなるほどではない近未来が舞台の『攻殻機動隊』などで、後のクリエイターに多大な影響と衝撃を与えた漫画家、士郎正宗さん(63)。デビ
創作者がSNSで意見や情報を発信し、「作者の顔が見える」が当たり前になった今の時代。そんな中で「あえて発信しないこと」が持つ意味、ネットとの距離の取り方について、『鋼の錬金術師』『銀の匙 Silver Spoon』『黄泉のツガイ』などで知られる漫画家の荒川弘さんにお話を聞きました。 荒川弘(あらかわ・ひろむ) 北海道生まれ。1999年、第9回エニックス21世紀マンガ大賞受賞。2001年から10年まで「月刊少年ガンガン」連載の『鋼の錬金術師』(全27巻/スクウェア・エニックス)は全世界でシリーズ累計発行部数8千万部。11年から19年まで「週刊少年サンデー」にて『銀の匙 Silver Spoon』(全15巻/小学館)、06年からエッセイ漫画『百姓貴族』(既刊8巻/新書館)を連載。最新作は『黄泉のツガイ』(既刊9巻/スクウェア・エニックス)。 <漫画で描いて発散しちゃってるんでしょうね> ――『
HOME インタビュー 「羊式型人間模擬機」犬怪寅日子さん×一穂ミチさん対談 誰の模倣でもない文体で描く、人間の関係性の美しさ 対談する一穂ミチさん(左)と犬怪寅日子さん=撮影・篠塚ようこ 独特の世界観支える文体と語彙 ――まずは犬怪さん、ハヤカワSFコンテスト大賞受賞、おめでとうございます。デビュー作となった『羊式型人間模擬機』は唯一無二の世界観ですね。 犬怪:ありがとうございます。今、何もかも嬉しい気持ちでいっぱいです。「石ころがある!」みたいなのでも嬉しい(笑)。もともとは、「食にまつわる不思議な風習」のようなものを書こうと思っていました。一族の謎の風習、「当主が死んだらヤギを食べる」みたいな話を最初は書いていたんですけど、書き始めの一文目、これは今も残ってますが、それを書いたときに「『わたくし』は人間じゃないかも」と思い始めて、そのまま、「じゃあ、人間ではなくしようかな」という感じ
鬱病を発症して15年、マンガ家・広江礼威が語る 描き続ける限り寛解はない、それでも── 鬱とともに働く 2025年3月12日 18:30 7099 478 × 7099 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 2439 4371 289 シェア 犯罪都市・ロアナプラを舞台に、荒事も請け負う違法な運び屋・ラグーン商会と、彼らが出会う裏社会の人々によるクライムアクションを描く「BLACK LAGOON」。2001年に月刊サンデーGX(小学館)に読み切りが掲載され、2002年に本格的な連載がスタートした。メディアミックスも展開され、単行本の発行部数はシリーズ累計980万部を突破。作者の広江礼威にとって代表作の1つとなっている。 しかし、その歩みは決して順調なものではなかった。広江自身が公表している通り、彼は2010年に鬱病を発症。以降は長
日本経済新聞社が主催する短編小説の文学賞、第12回星新一賞(一般部門)で、最終選考の10作品まで残った「アルゴリズムの檻」が、作者の青野圭司さんのnoteで全文公開された(外部リンク)。 「アルゴリズムの檻」は、青野圭司さんが執筆の「ほぼ全てをAIに任せた」と明かしている作品。 星新一賞の一般部門に集まった1250作品の中で、最後まで選考に残った小説の大部分を、AIが書いていたことの衝撃は大きい。 あらすじ、登場人物もAIが考案した小説「アルゴリズムの檻」「アルゴリズムの檻」は、2145年の東京を舞台にした短編小説。 https://twitter.com/i/status/1892908747011608996 人間の意思決定プロセスがすべて予測できるものだと判明し、人間の行動パターンを読む未来予測機械「ラプラス」が人々の生活に欠かせなくなった世界を描いている。 主人公は「ラプラス」の開
2025年1月、ホラー作家・雨穴のベストセラー『変な絵』の英語版が刊行された。英紙「デイリー・テレグラフ」は、雨穴が「英国でセンセーションを巻き起こそうとしている」として、独特のスタイルをもつこの作家の素性を明かすべくインタビューをおこなった。 変声機なしの地声でインタビュー 「匿名有名人の謎」とでも呼ぶべき事件だ。いま最も話題にのぼる日本人の一人、雨穴。YouTubeにオフビートなホラー系動画を投稿して有名になった彼は、いまや日本で最も売れているホラー小説作家だ。東京の街を少し歩けば、ポスターやタイアップ中のプリクラ機に描かれた雨穴の顔に遭遇する。にもかかわらず、その素顔は誰も知らない。 そう、雨穴の顔はいたるところにあるのだが、それは彼自身が作り上げたイメージだ。安っぽくも目を引く紙粘土の仮面。2018年に自身のYouTubeチャンネルを立ち上げて以来、彼はすべての動画に、この仮面をつ
電磁幽体先生ご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。 お互い口外しないように取り決めていたのですが、彼とは旧知の仲でした。 画像は取り留めのない文章です。まだ実感が湧いていないです。 こういう形で皆様に彼の話をするのは本当に無念でなりません。 pic.twitter.com/s8hWNwJx3P — 有象利路 (@toshmichi_uzo) December 27, 2024 あわせて、この過去記事も読んで下さればと思います。 この記事に出てくる後輩は電磁くんのことです。 これを書いた当初は、まさか彼が電撃大賞で大賞を受賞し、そしてこんな形で居なくなるとは思いもしなかったですね。 今この記事を読み直すと、バカをやっていたあの頃の楽しい自分達を思い出し、胸が苦しくなって記事ごと消したくなりますが、残しておきます。 記事を作り続ける意味は、そういうところにあるのではないかと思うので。
「ルーキーなら、これぐらいの画力でも載せていいかなと思って」『ふつうの軽音部』原作・クワハリ先生の【絵が苦手】だからこそ開けた漫画道高校の軽音部を舞台にした青春ドラマ『ふつうの軽音部』。「次にくるマンガ大賞2024」Webマンガ部門第1位を受賞した、「少年ジャンプ+」で連載中の本作は、原作担当のクワハリ先生が「ジャンプルーキー!」に投稿していた同名の作品が元になっている。フルタイムで仕事をしながら「ラクガキ」でもいいと投稿していた当時の心境、独特のネーム執筆法など、マンガ家志望者はもちろん、そうでなくともマンガを描きたくなるインタビューをお届けしたい。 マンガを描くようになった経緯を教えてください。 最初はただ「絵を描いてみよう!」と思ったんですよ。iPadを買ってイラストの練習をしていたんですが、30代まで特に絵を描いたことがなかったので、全然上手くならない(笑)。それにイラストというと
タケダ1967 @takeda1967 高橋留美子の何がすごいって累計2億部突破も凄いんだけどデビューが1978年で1億部突破が1995年でしょ。その後これだけ出版業界が悪くなってるのに同じようなペースで淡々とまた20年で1億部積んでるっていう。ずーっとそのときのメイン層にストライクで刺さり続けてるってことだからねえ。 2017-03-22 14:47:25 タケダ1967 @takeda1967 前にも書いたけど高橋留美子作品ってみんなみーんな「昔自分が読んでた時代の作品が一番良かった」って言うのね。要するにずっとそのときのメイン読者にフォーカスが合ってるの。凄いよね。普通読者と一緒に対象年齢が上がっていって新しい若い層と合わなくなっていくものなんだけどずっと本当に現役。 2017-03-22 14:51:39
長年にわたり子どもたちに親しまれている絵本「ぐりとぐら」シリーズなどで知られる児童文学作家の中川李枝子さんが10月14日、亡くなりました。89歳でした。 中川李枝子さんは1935年に札幌市で生まれ、東京都の高等保母学院を卒業後、保育士として働きながら童話の創作を始めました。 妹の山脇百合子さんが絵を担当して1962年に出版したデビュー作「いやいやえん」は人気作となり、厚生大臣賞なども受賞しました。 そして1963年には、料理と食べることが大好きな野ねずみの双子「ぐり」と「ぐら」が主人公の絵本を山脇さんとともに月刊誌で発表しました。 「ぐりとぐら」のシリーズはあわせて22作が出版され、国内での発行部数はシリーズ累計で2200万部余りとなるベストセラーとなりました。 アジアやヨーロッパなどの14の国と地域でも翻訳され、海外でも累計で250万部余りが発行されています。 2015年には、保育士とし
人気漫画、「王様ランキング」の作者に対し、おととし、SNS上で中傷する内容を書き込んだとして、香川県に住む30歳の投稿者が名誉毀損の疑いで書類送検されました。 書類送検されたのは香川県善通寺市に住む30歳の女性投稿者です。 警察によりますとおととし7月、テレビアニメにもなった人気漫画「王様ランキング」の作者十日草輔さんについて、当時のツイッターに、「読んだ後に不快な気持ちになるのはなんでだろう。作者が小児性愛者、ネトウヨだから」などと中傷する内容を投稿したとして、名誉毀損の疑いが持たれています。 弁護士から去年4月に通報を受けた警察が捜査を進めていました。 調べに対し容疑を認め、「内容が別の好きな漫画をまねしていると思い、作者への怒りの気持ちを発散しようとした」と供述しているということです。
王様ランキングの作者は漫画家を目指すも何度も挫折し、40代になってから始めたweb連載でヒットして売れっ子になった しかし家族が早くに死んで天涯孤独なことやブラック企業経験、また生来のものもあるかもしれないが、非常にネガティブで愚痴が多かった そんな彼はやがて炎上する 王様ランキング内での民族対立描写が「朝鮮人への風刺」とされたからだ 作中に登場する貧乏国は、豊かな魔法国に支援されて窮状を脱した しかし、魔法国が神国と戦争して負けると、貧乏国は神国の味方になり、「我々はずっと魔法国に搾取され虐げられていた」と言い出した 「貧乏国は韓国で、魔法国は日本」そう主張する人が右にも左にも多く出た 作者は韓国叩きの格好の材料を与えてくれる存在として右翼の神輿にされ、またネトウヨだと左翼から叩かれた アニメの実況も「これ韓国じゃんwww」「かの国じゃんwww」と盛り上がっていた 作者は実在の国は関係な
〈目次〉 経緯 診断の資料 精神科医の倫理 本来の診断基準 星新一の日常 投影 誇張されたエピソード 名誉の毀損 母親への複雑な思い 森鷗外も 人格否定と利益追求 岡田氏に回避性と診断された著名人 岡田氏に愛着障害と診断された著名人 岡田氏にパーソナリティ障害と診断された著名人 量産される書籍 見解の公開へ 朝日新聞出版からの「お知らせ」 最相葉月さんの見解 【参考資料】アメリカ精神医学会の定める回避性パーソナリティ障害診断基準 経緯 本年6月、朝日新聞のAERAdot.に〈星新一の人生に学ぶ「生きるのが面倒くさい人」の理想の働き方〉という記事が掲載されました。 精神科医である岡田尊司氏の著作『生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害』(2016年 朝日新書)を宣伝する記事でした。 星新一が回避性パーソナリティ障害(回避性人格障害)であるという岡田氏の診断を前面に押し出すことで、す
池澤春菜自体は嫌いじゃないけど、 父親が超有名小説家で母親がゴリゴリのキャリアウーメン、祖父も祖母も有名人の いわゆる「実家ゴン太系声優」の典型なので何のロールモデルにもならんやろ。
近年、海外出身のマンガ家が増えてきている。 代表例としては『Dr.STONE』の作画担当のBoichi(韓国出身)、『マタギガンナー』の作画担当のJuan Albarran(スペイン出身)、『日本の月はまるく見える』の史セツキ(中国出身)などが挙げられる。 これらの作品は、自国で出版された作品を日本語に翻訳したものではなく、日本のマンガ媒体で初出掲載された作品だ。 そして今、「月刊コミックフラッパー」(KADOKAWA)で『ラブ・バレット』を連載しているinee(アイニー)さんは、アメリカ在住のまま日本の雑誌でマンガ家として活動している。 彼女はどのようにして、日本国外から日本でマンガ家デビューを果たしたのか。 SNSから開けた、マンガ家への道「アートスクールではイラストレーションを専攻していて、雑誌のイラストやアニメの背景を描くことを学んでいました。もともと幼少時から日本スタイルのマンガ
1992年4月から19年間、大阪スポニチで競馬予想コラム「乗峯栄一の賭け」を連載していた作家の乗峯栄一(のりみね・えいいち)さんが25日夜、病気のため死去した。69歳。岡山県出身。早大卒。葬儀は近親者で行う。 コラム内の「G1複勝コロガシ」で96年春シーズンには桜花賞→皐月賞→天皇賞・春→NHKマイルカップ→高松宮杯(現高松宮記念)→オークスと6連勝の快進撃。ダービーにおいてイシノサンデーに元手1000円から転がして63万100円となった全額で複勝を購入する予定が単勝と買い間違い、複勝も追加購入して126万200円の大勝負をして散った(6着)。 近年もスポニチ有馬記念特集号、週刊競馬ブック「乗峯栄一の理想と妄想」などで健筆を振るった。 作家としては92年に「小説新潮」新人賞佳作、98年には「朝日新人文学賞」を受賞。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」「乗峯栄一の賭け」「いつかバラの花咲く馬券を」「頬
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