日本郵便は取り扱いに特別な資格が必要な郵便物の配達の報告書が偽装されていたと発表しました。会社は全国の郵便局で同様の行為が行われていないか確認を進めるとしています。 郵便サービスのうち、裁判所などの書類を届ける「特別送達」などの業務は国の法律に基づいて「郵便認証司」という資格を持った社員が取り扱うことになっていますが、日本郵便によりますと東京の銀座郵便局で24年度に配達された特別送達の郵便物2659件の報告書が偽装されていたということです。 報告書では配達担当者が送達場所や日時などを記入し、郵便認証司が確認する仕組みになっていますが、この郵便局では2人の郵便認証司が自分で配達していたにもかかわらず、別の配達担当者の名前を記入して報告書を偽装していたということです。 会社は法令違反のおそれがあるとして総務省に報告を行うとともに今後、全国の郵便局で同様の行為が行われていないか確認を行うとしてい