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素敵文章に関するQuietLifeのブックマーク (17)

  • 普通の女の子の彼女のひじきは溶けていて - うどんこ天気

    二十歳になった時に運転免許をとることにした。自費のため安く上げるために合宿にした。三十万位。私と同じ時に教習を開始した人は十数人。女性は、私と、もう一人の女の子だけだった。女性宿舎の一室を二人で使うことになった。部屋で簡単に自己紹介をした。髪を脱色して色の白い、睫毛がひじきみたいな女の子。雑誌っぽかった。普通の女の子。私とは違うな、と思った。初日が終わって「同期の人にみんなで飲もうって誘ったの」と彼女に誘われた。飲み会になった。彼女は色んな人と話をしていた。私は適当に飲んで、その後「先に帰っていい?」と彼女に聞いた。彼女は「やだー私一人だと浮いちゃうから、やだー」「一緒に居て」と言うので居た。私にはやや苦痛だった。退屈。私にはこのクラスの人達と仲良くする必要がちょっと解らない。クラスって言っても学校じゃないのに…面倒くさいな。でも、彼女とは二三週間ずっと相部屋だし。仕方ない。大人しくしてい

  • さびしさの運用について - Mellow My Mind

    「このさびしさをどしたらいいの」ということを延々考えて、人生単位で見てもそれはそれは長い時間を浪費しました。その中でまず気付いたことは「人はさびしいとおかしくなる」ということでした。ひっくり返すと、人がおかしなことやってるときは、だいたいさびしいんだよな。さびしさを動機にして人や自分を裁いても、よけいさびしくなるばかり。なにかを裁くということはなにかを切り捨てることだ。一度切り捨てられたものは時間が止まってしまう。もうそこからは何もうまれないのでした。さびしいのに、いろんなものをどんどん切り捨てて、自分さえも許せなくなって、狭く、小さく、よけいさびしさを募らせるばかり。おかしなことだ。さびしさとは無縁に見える、幸福そうなあの人と、わたしは何が違うんだろう。考えればなにもかも違うように見えたし、でも当のところはどこがどう違うのかよくわからない。ただ、自分がさびしさにふりまわされていることだ

  • Something Orange -  傷口に包帯を。

    少なくとも、今まさに自分は価値の無い人間だ、自分の人生は無意味で辛いものでしかないという自己嫌悪感と戦っている人間には、自分で自分を受け入れろという言葉は、ある種の「切り捨て」でしか無いと思う。とりあえず、kaienさんがどうやって自己嫌悪感から抜け出したか、その経緯を知りたいです。 ――「「不幸」と「幸福」と」 聞きたいですか? ま、べつに話してもいいんだけれど、長くて暗くて退屈な話だよ。それに、まったく、自分でもうんざりするくらいよくある話でもある。 ぼくはふだん、日記では自分語りはしない。だって、仕事で失敗して怒られただの、今日の夕飯はチキンカレーだっただの、そんなことを書いてもおもしろくないだろうから。 ぼくの日記はエンターテインメントである。読んだひとがおもしろいと思わないだろうことを書く気はない。 ただ、まあ、今回は特別に自分のことを書いてみることにしよう。たまにはいいだろうし

    Something Orange -  傷口に包帯を。
  •  どうか、あなた自身を許してあげて下さい。 - Something Orange

    昨日の記事に、こんなブクマコメントがのこされていた。 と言われても、そう簡単にポジティブにはなれない。なれないものはなれない。だから楽にもなれない。なれないものはなれない。 それはそうだろう。 ぼく自身、いろいろなことをくぐり抜けて、最近になってようやく「ダメな人生も悪くないな」と思えるようになった。 それまでは、ひとにどんなに励まされても、慰められても、無意味なきれい事としか思えなかった。自分の人生は無価値で、無意味で、辛く、苦しく、やりきれない代物に過ぎない、そうとしか思えなかった。 だから、ぼくの言葉がひとの想いを変えられないとしても、何も意外だとは思わない。 ひとがその何十年もの人生で経験した失敗と挫折、苦しみと悲しみの思い出は、他人の言葉などよりはるかに重く、そのひとを規定しているものである。ちょっとやそっとのことでは、人間は変わらないし、変われないのだ。 ネットには、自分がいか

     どうか、あなた自身を許してあげて下さい。 - Something Orange
  •  『時をかける少女』を見ても死にたくならない。 - Something Orange

    『時かけ』を見ると憂になるというひとがいる。ぼくにはわからない感覚である。 近頃気づいたのだけれど、ぼくにはひとがうらやましいとか妬ましいという気持ちが欠けているようだ。どんなを読んでも、映画を見ても、そんなことを思ったことがない。 ぼくの青春だってべつに明るくはなかった。いまとおなじように、ひたすら図書館からを借り出し、読んで過ごしただけの、灰色の季節。 でも、いまになって思えば、そんなに悪いものじゃなかったと思っている。ひどいこともあった。辛いこともあった。でも、それもまた思い出。 真琴たちには真琴たちの時間があり、ぼくにはぼくの時間がある。それでいいと、いまは思う。 そもそも、人間の人生は、ひと通りの尺度で測れるようなものじゃない。女の子にかこまれて、明るく笑って過ごせたら、それが「正しい青春」で、友達も恋人もなく、悩んだり苦しんだりして過ごしたら、「間違えた青春」だとは思わな

     『時をかける少女』を見ても死にたくならない。 - Something Orange
  • wHite_caKe - 「傷ついた」、「傷つけたくない」、「傷つかずに生きられる人間はいない」、「傷つけることを恐れるな」等の言葉を聞く度に思い出すのは〜その2〜

    前回が問題編だとすると、今回は解答編ちゅーことになりましょうか。 私なりに彼がなぜ立ち漕ぎするひとを偽善者にカテゴライズするのか追求したら、大体こんなかんじになりました。 彼は自分の足が短いことを気にしており、そのことに苦しんでいる。 だから人前で椅子に座るのが苦痛で仕方ない。座高が高いから座れば一目で短足がばれてしまうというのが、彼の考え。そのくらいならずっと立っていたいと常々思っているし、実際昔はなるべく人前で座らないようにしていた。 「電車の座席」と「自転車のサドル」に腰を下ろすことは、特に彼にとって耐え難い。テーブルなどで隠してごまかすこともできない状態で、公衆の面前に自分の長い胴をさらすことになるから。 だけど彼は同時に、そんなことを気にしている自分を『臆病』で『欺瞞的』であると感じ、そのことにも心底嫌気がさしていた。 だから彼はがんばって、人前で座るようになった。サドルに腰を下

    wHite_caKe - 「傷ついた」、「傷つけたくない」、「傷つかずに生きられる人間はいない」、「傷つけることを恐れるな」等の言葉を聞く度に思い出すのは〜その2〜
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    空き地の気になる植物〈前編〉 はじめに 野生化した園芸種の花、地表を覆い尽くすツル植物、シンボルツリー化した雑木など、空き地を訪れる中で印象的な植物に出会うことがある。 これらの姿を観察していると、その土地の管理方法が窺えたり、自然の力強さをあらためて認識させられたりする。 記事…

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  • Mellow My Mind - 「『あまえる』ということについて」を読んで

    「人はさびしいとおかしくなるネ」「人は自己欺瞞をかかえているとおかしくなるネ」「てゆか人がおかしくなる状況ってほとんどこの2つの複合技だよネ」なんてことを30年以上ぼんやり生きてきてなんとなく理解するに至りまして、さてそれでは自分のおかしいところをどうやってほどいていったらいいんだべ、とか思ったりしてるわけですが、たまたま手に取ったこのの一番最後に載っていた文章を読んでたいへんな衝撃をうけました。日語ということば (Little Selectionsあなたのための小さな物語)作者: 赤木かん子出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2002/05メディア: 単行このシリーズは、赤木かん子さんがテーマに合わせて、古今東西の名文家によって描かれたいろいろな短編を選んでまとめたものです*1。わたしが最も衝撃を受けたのは、「『あまえる』ということについて」という、筆者が幼い頃の思い出を重ねて宮

    QuietLife
    QuietLife 2007/05/16
    自宅なら泣いてたと思う。原文を探してみよう。
  • 直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。

    ここ一週間、たくさんの日の若い人たちと話した。JTPAツアー、九州大学ツアー、そして昨日のLingrイベント。それでつくづく思ったこと。もう前にも一度言ったことだし、当たり前のことだし、言わなくても伝わっているだろうとふと思っても、しつこく言おうと。なぜなら、僕が考えていることと正反対の言葉を、日の大人たちから皆はシャワーのように浴び続けているし、僕がこうあるべきと思うことと正反対の経験を日々せざるを得ない状況にある、ということがよくわかったから。 二十歳にもなれば、その人のすべてはもう顕れている。その自分の良いところを見つけるには、自分の直感を信じ(つまり自分を信じるということ)、自分が好きだと思える「正のエネルギー」が出る対象を大切にし、その対象を少しずつでも押し広げていく努力を徹底的にするべきだ。そういう行動の中から生まれる他者との出会いから、新しい経験を積んでいけば、自然に社会

    直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。
  • 人生は糞ゲーだ - うさだBlog / ls@usada's Workshop

    # "http://anond.hatelabo.jp/20070303100408" 気で頑張ってぎりぎり倒したと思ったら、実は傀儡や劣化コピーに過ぎない敵。 ゲーム開始の時点で巨大な性能差がランダムにつく成長システム。 取れてないバランスをリセットで調整しようと思っても、リセットできない。 全てのキャラがあなたにほとんど興味を示さない、圧倒的リアリティ。 グラフィックが綺麗すぎ。というかレンダリングしてない。 人間が作ったとは思えない、とんでもなく投げっぱなしで残酷なシナリオ。 リアル死亡システム採用。 ネコっつー生き物が登場するんだけど、これがちょーかわいい。 いきれないほどの種類の料理があるという知識は与えられるが、そのほとんどはえない。 説明書があって、仕様が分かっていても、今さらどうにもならない事が多い世界観。 解いても解かなくてもいい謎が山盛り。 生きてるだけで金を取ら

  • 人生は神ゲーだ

    気でがんばるとぎりぎり倒せるように絶妙のバランス調節がされた敵。 単純作業じゃ効率が悪いけど、工夫次第でどんどん効率を上げられる経験値システム。 リセット不可の緊張感。でもシレンとかよりずっと死ににくいからあんま気にする必要なし。つーか普通のゲームでもリセットなんて邪道じゃん。 全てのキャラが深い人間性と歴史を持って登場する、圧倒的リアリティ。 グラフィックが綺麗すぎ。多分、無限×無限ピクセルで、毎秒無限フレームで動いてる。色も多分無限色使える。夕焼けとかマジありえねー美しさ。 BGMの種類がほぼ無限。選曲も自由。自分で作った曲を流すこともできる。 人間が作ったとは思えない、とんでもなく複雑で洗練されたシナリオ。 リアル出産システム採用。自分と、自分よりも大切に思える相手の遺伝子を半分ずつ受け継いだ、奇跡のようなキャラを生み出して、そいつに自由に色々教えて育てることができる。すごく嬉しい

    人生は神ゲーだ
  • 匿名ダイアリーに愚痴を書いてみる。- はてな匿名ダイアリー

    「何でこんなことやってるんだろうなあ。」 もう書くことは決まっている雑務の中の雑務をやりながら思った。 窓口に並ぶ老人、それに応対する同僚、それを見て考える。 こいつらは人生満足しているのかなあって。 昔は、3年前までは、とても輝いていた。 世間的にはとても頭がいいとされる分野で、俺は、とても優秀だった。 同学年ではダントツでナンバー1、テスト前はみんなから頼られた学部時代。 先輩達からは「後輩とは思えない。」、教授達からは「是非とも博士に。」、そう言われ続けた修士時代。 天狗になれた。 それはもう自分は頭がいいと思えたし、他の理系の分野を見て「こいつらのやってることは配管工と同じ。」と見下していたし、まさに大天狗だった。 しかし、井の中の蛙だった。 所詮は地方国立の中の出来事。 その後博士課程で研究室の意向に反る形で、俺はその分野では日で一番優秀な大学の博士課程に進学した。 何の躊躇も

    匿名ダイアリーに愚痴を書いてみる。- はてな匿名ダイアリー
  • それでも私は産んだ。それはなぜか。 - 深く考えないで捨てるように書く、また

    昨日の記事、産みたくない理由なら産んだ人間にでも山ほど挙げられる - 深く考えないで捨てるように書くに関する反響が大きくて、驚いた。 ここのダイアリーの主旨がタイトルどおり「深く考えないで」書くことなので、自分としても、きちんと整理せず、気持ちの赴くままに書いた記事だった。その分、あまりにネガティブに読める記事にもなってしまった。 だから、きちんと書かなければならないと思う。 あんなに産みたくない理由を並べた私は、だが、2人の子を産んだ。できちゃったのではない、自分で産みたくて産んだ。自分で子どもがほしいと思い、産んだ。今も、2人の子を得たことに、後悔はない。子が私たちのもとに来てくれたことに感謝し、彼女らが私の子で当によかったと思う。 私が産みたいと思った理由はなにか。これが、うまく言葉にできない。 子どもがいれば人生が豊かになる……違う。子どもがいなくても豊かな人生はあり得る。 自分

    それでも私は産んだ。それはなぜか。 - 深く考えないで捨てるように書く、また
  • 最近の非モテな近況 - 九尾のネコ鞭

    正直、同期とは馴染めていないんだな。今の時期に馴染めていないなら、定年まで馴染めないんだろうなぁと思いつつ、それでもご友人を作るべく、昼は一緒にべたりしているわけである。 同期には女の子もいて、中には優しい(非モテにとっての優しいとは、嫌な顔をしないで相手をしてくれる人のことです)子もいるわけで、その中でもAさんは顔もなかなか可愛らしくて好きです。付き合ってください。彼氏いますか、そうですか。 そういうわけでAさんと事をしたわけであるが、2人っきりではなく(2人っきりだと話がなくなってしまいそうで怖いのでそれでいいんだが)、他の誰かももちろんいるわけだ。今日、同伴したのはB君。というか、AとBが二人で事をしようというところに果敢にチャレンジする非モテの俺という構図である。いやぁ、我ながらチャレンジングスピリッツが旺盛だこと。Bは良い顔していなかったな、事の間、ぜんぜん俺のほう見なか

    最近の非モテな近況 - 九尾のネコ鞭
  • On Off and Beyond: ハリウッド映画予告編の男:Don LaFontaine

    一昨日夜半病院行きとなったムスビ。今日は随分元気になってきました。病名は、バクテリアによる消化器異常・・・つまり「あたり」ですな。うーん、何をべたのか。(もう一匹はピンピンしている。) なぜバクテリアとわかったかというと「サンプル」を持ち込んで顕微鏡で見てもらったから。サンプルが何かはヒ・ミ・ツ。脱水症状気味だったので、生理塩水を打ってもらって、あと抗生物質ともう一つ注射して、薬をもらって、消化のよい処方箋キャットフードを出してもらって帰宅。これで2時間。ふー。 で、今は、毎日二回薬を飲ませないとならないんですが、これが、針のない注射器で1ccずつ二種類を喉に流し込む、という荒業。手で、ぐわっとの頭を掴んで仰け反らせ、口をあけた瞬間に喉の奥のほうめがけてぐしゃっと噴射。結構上手くなってきたけど。 昨日は、隅っこにうずくまって水も飲まず、ダダモレ状態でしたが(今日もちょっと)、今日は

    On Off and Beyond: ハリウッド映画予告編の男:Don LaFontaine
  • 産みたくない理由なら産んだ人間にでも山ほど挙げられる - 深く考えないで捨てるように書く、また

    自分は2人産んだ人間だが、でも産みたくない理由は山ほど挙げられるわけだ。 仕事を続けることに差し障りが出るし(それで出産を期に仕事をやめてしまったが)、続けることができてもやはり思うように仕事はできないし。子どもがいるだけで行ける場所やれることに制限ができるし、制限されないまでも、子連れというだけで歓迎されなかったり邪険にされたりすることもある。でも、子どもがいないとできないことなんてほとんどない。仮に子ども手当がちょびっと増えたとしても、どうせ子どものなんやかんやで赤字だし。 子どもがいるとこんなにいいよー、なんて他人に勧められるようなものは、なにもない。産んだ私がそう思う。 もちろん、現実に子どもをもってよかった、と思う人はたくさんいるし、私もよかったと思っている。子どもをもたず仕事を続けている人生*1とは、どっちがいいかではなく、どっちもいい。どっちもそれぞれに楽しく幸せになれる要素

    産みたくない理由なら産んだ人間にでも山ほど挙げられる - 深く考えないで捨てるように書く、また
  • 大学のこと

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