そう語るIT業界のリーダー、楽天の三木谷浩史社長が主導してつくった新しい経済団体が、財界の話題になっている。 2月に発足し、3月中旬から実質的な活動を始めるという社団法人「eビジネス推進連合会」である。 会長は三木谷氏、副会長にヤフー社長の井上雅博氏、幹事に藤田晋・サイバーエージェント社長という、錚々たる顔ぶれ。 82社の上場企業を含む、1665社が参加した。今後はネットを通じた選挙活動についての提言や、医薬品の通信販売見直しなどについて、積極的に政界に働きかけていくという。三木谷氏は、 「特定の政党を応援することはないが、eビジネスを推し進めたいという決意を持っている人(政治家)を応援したい」 と話している。