"心に残るチャーハン"は台湾の「シエンタン炒飯」。最適解でない味を求めて (料理人・文筆家、稲田俊輔) 【1/4話】 稀代の「食いしん坊」かつ「料理」「飲食店経営」のプロでもある稲田俊輔さん。エリックサウス総料理長として南インド料理ブームの火付け役となっただけでなく、その複眼から繰り出される「食エッセー」やSNSでの「問答」でも人気です。 4話にわたってお届けする稲田さんのインタビュー。第1話は、稲田さんの「心に残るチャーハン」、旅先で感動的な料理に出合うコツ、稲田さんが自称する「フードサイコパスとは何か」など伺います。 ■台湾の「鹹蛋シエンタン炒飯」に感激。旅先で「感動的な料理」に出合うコツインタビューに答える稲田俊輔さん/撮影・編集部、エリックサウスマサラダイナー神宮前で──稲田さんはこれまで色々な料理を食べてきていると思いますが、「心に残るチャーハン」を教えてください。 二つあって。