日系人は「歴史の一部」 バロウズ博物館長インタビュー 時事通信 外信部2025年05月13日07時05分配信 全米日系人博物館のアン・バロウズ館長(同館提供) 【シリコンバレー時事】全米日系人博物館(JANM)のアン・バロウズ館長は時事通信の書面インタビューに応じ、トランプ政権による助成金打ち切りの影響や、博物館が持つ意義について語った。主なやりとりは次の通り。 葬られる「学問への不介入」 助成金削減、日系人博物館にも―トランプ政権、80年来の原則軽視・米 ―助成金打ち切りを聞いた際の心境は。 驚かなかったが、悲しかった。(第2次大戦中の日系人強制収容について学ぶ)研修に応募した教員に合格を通知したばかりで、中止の可能性を伝えなければならなくなったからだ。 ―運営への打撃は。 政府助成金は年間予算の約10%を占め、非常に大きい。16万点を超える収蔵品の管理に必要な空調設備の更新も、補助対象