未知の脅威とはこのこと…。前例がない気温上昇に専門家も困惑2025.02.16 13:006,812 Kenji P. Miyajima 温暖化はますます説明できない領域に入ってきたようです。 2024年の世界平均気温は、産業革命前比の気温上昇を1.5度未満に抑えるというパリ協定の目標をあざ笑うかのように、1.5度どころか1.6度上昇しました。でも、2024年はちょい強めのエルニーニョ現象の年で、弱いながらラニーニャ現象にシフトした今年は気温が下がるだろうと予測されていました。 が、2025年1月の世界平均気温が、なぜかエルニーニョ全開だった昨年の同月を上回る観測史上最高を記録してしまったんです。もう意味不明で挙動不審になるレベルですよ。 産業革命前比+1.75度の衝撃Image: C3S/ECMWF世界平均気温偏差の推移(基準年: 1850~1900年)EUの気象機関であるコペルニクス気