国内外で高い評価を受け、18ヶ国41公演を巡るワールドツアーを開催中の きくお。三拍子やアコースティックを中心にしたメロディアスな楽曲から、ワブルベースを中心としたグリッチポップまで、幅広い音楽ジャンルと独自のタッチで描かれる世界観で多くのリスナーを魅了するボカロPだ。 そんな彼の世界観と楽曲を反映した3Dワールド『よるとうげ』が昨年10月、ソーシャルVRプラットフォーム『VRChat』にて公開された。音楽に合わせてワールドが自在に変化し、きくお楽曲の“心がざわつく”感覚を丁寧に再現した本作は、瞬く間に人気ワールドの仲間入りを果たした。 ワールドの制作を監督したのは、VR空間アーティスト・三日坊主。VR空間における3D演出を始め、プロップのモデリングからVJ、“ソーシャルライフキャラクター”としても活動する気鋭の作家である。今回、リアルサウンドテックではきくおと三日坊主による対談を実施。『