SPD切り替えスイッチを装備するというユニークなセンチュリーマイクロ製DDR2 SDRAMモジュールの販売が今日からはじまった。“先行販売”というT-ZONE.PC DIY SHOPでは容量1GBの「CD1G-D2UMLT/HY-D5」と512MBの「CD512M-D2UMLT/EL-GE」の2モデルを販売中だ。
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SPD切り替えスイッチを装備するというユニークなセンチュリーマイクロ製DDR2 SDRAMモジュール |
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基板中央の上部に設けられたスイッチを切り替えることでSPD情報を手軽に変更することができる |
このメモリは基板中央の上部に設けられたスイッチを切り替えることでSPD情報を手軽に変更することができるというもの。スイッチは4段階に分かれており4種類のメモリ動作環境を変更可能で、基板には800 5-5-5/533 4-4-4などの項目が記載されている。なお赤字で記載されている数値が出荷時の設定となるようで、ユーザーはそれを目安に設定を変更することになる。
なお、容量1GBの「CD1G-D2UMLT/HY-D5」はPC2-5300/DDR2-667 5-5-5のHynix製チップを採用した製品。DDR2-533 4-4-4がデフォルトの設定となり、ほかにDDR2-667 5-5-5/DDR2-533 3-4-4/DDR2-400 3-3-3という設定。また512MBの「CD512M-D2UMLT/EL-GE」はPC2-6400/DDR2-800 5-5-5ベースのElpida製チップを採用した製品で、DDR2-533 4-4-4がデフォルトの設定となり、DDR2-800 5-5-5/DDR2-533 3-3-3/DDR2-667 4-4-4となる。現在はDDR2-400もしくはDDR2-533ベースの環境だが、将来的にはDDR2-667に移行をなどと考えているユーザーにとっては分かり易くオススメかもしれない。価格は1GBモデルが1万3440円、512MBモデルが9954円となっている。
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メモリ基板上のチップに貼られた設定表。赤字で記載されている数値が出荷時の設定となるようで、ユーザーはそれを目安に設定を変更することになる。将来的にはDDR2-667に移行をなどと考えているユーザーにとっては分かり易くオススメかもしれない |
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