はてなキーワード: 農家とは
なんで備蓄米を安く売ることで農家はやっていけないとか振り回されるのがかわいそうみたいな意見が出るのかよくわからない
米の生産量が増えているわけじゃないんだから根本的な需給バランスは何も改善してなくてさらに輸入条件の緩和なんかもしないんだから
いいこと書いているなあと感心していたら、最後で何これ?
減反します流通量減らします消費者も減らします、って状況で投資する方が異常行動。
もうこれから死にゆくだけの産業、限られたパイを取り合うだけなのになぜ投資を行うのか。
だから減反政策は資本主義の政策として間違っている。拡大を志向しない限り死ぬんですよ。
米に限らず生活必需品は価格弾力性が低い、すなわち値上がりしても売れ行きはさほど落ちないけれど(高いからといって買わないわけにはいかない)、値下がりしたからといってたくさんは売れません(半額になっても普段の倍は消費できない)。算式を変形すれば量弾力性が高い、すなわちちょっとでも足りないとうんと値上がりする一方、少しでも余れば激しく値崩れします。50年ほど前に米の国内供給能力が消費量を上回って以降、供給能力がフルに稼働すると米価暴落不可避で米農家は廃業一択になってしまうので、供給能力をフルに稼働させないことで米農家が営農を継続できるようにする、ということで減反政策やその後継諸施策が約半世紀にわたり継続されてきたわけです。言うまでもありませんが、人口減少や食の選択肢の多様化で、米の消費量は減少する一方で、供給抑制もそれに伴い強化されてきています。拡大を志向する方が間違いなく死にますね。
以下は余談ですが、この供給能力の少なからぬ部分を零細農家が担っています。典型的には高齢者が、農機は昔買って減価償却なんてとっくに終わっているので固定費が低いことを前提に、売上げは変動費だけをカバーできればよいと営農を継続しているわけです。投資=固定費アップの障害としては、こうした農家の存在の方がよほど大きなものといえます。ただし、この問題は先が見えていて、団塊の世代がすべて後期高齢者となった以上、あと10年もすればこうした零細農家は激減せざるを得ません。高齢農業者が離農し供給が減ったからといって価格が青天井で上がれば、米需要がパンや麺に流れるので、中長期的にはそれなりの価格に落ち着くことまで見越して、まっとうな大規模農家はコスト削減のため投資を計画的に行っており、マクロの供給能力減少にかかわらず、ミクロではある程度の投資が進んでいるのです。
コメの話で輸入の話になると、食糧を輸入に頼るなんて食の安全保障が~って人いるけど
じゃあ他の輸入穀物が途絶えることを想定するなら、米はアホほど過剰に作らないとダメなの理解してる?
穀物だけでみてもカロリーベースで10%以上は輸入に頼ってる状況なんだから
食の安全保障とやらを考えたらコメをその分大量に余らせるくらい作れって話になるよ。
糖質制限ダイエットは何度が試したことがあり、短期的にはガクッと体重が落ちてくれた。しかしいずれも続かなかった。
理由として、食べて良いもの自体が制限されるというのは普通の生活では結構大変というのがまず1つ。ましてや主食だからね。外食しなきゃいけない時とか選択肢がかなり狭まってしまうし、これは食べてよいのか?と一つ一つ気にするのが精神的にキツかった。
よほどダイエットに本気な人(例えば減量期のボディビルダーとか)以外はこのハードルがかなり高いと感じる。
正直、お米やパンや麺類が食べたいという欲とか、血糖値が下がってふらつくとか、そういうのより糖質制限を常に考えて生活するのが辛かった。
それともう一つ、糖質制限中は不足するカロリーを補うために代わりにタンパク質や脂質を多めに摂る事になるんだけど、これらって「密度」が高すぎるのね。
要は物理的な量として一食分の肉とか魚って小さいからあんまり胃が膨らまないわけ。カロリー的には足りてるから長い目で見れば問題なくても、食事そのものの満足感が全然得られなかった。
もちろん血糖値も上がらないから、お腹に入ったのは分かるけど本当に食べたのか?って脳が混乱してる感じがした。
だからカロリー管理に切り替えたけど、まず野菜や海藻中心の食事にしてみたらこれまたあまりうまく行かないと分かった。
これらは肉や魚の逆で密度が低すぎるんだよね。
確かにサラダとかはカサがあるからその場ではお腹も膨れてたくさん食べたなという満足感はある。
しかし結局野菜ってほとんど水なのでしばらくすればすぐにお腹が空いてしまう。いくら食べても早くお腹が空くとどうしても空腹によるイライラが発生してしまう。これまたしんどいものだ。
つまり
・肉や魚:空腹にはなりにくいが食事に対する満足感を得にくい
ということが実感として分かった。
だから今は、主食も含めたバランスの良い食事(要は定食とか)を適量食べるというある意味当たり前な食事に原点回帰した。
野菜や海藻から食物繊維を摂りながら並盛のご飯(なるべく雑穀米とか玄米を選んでる)を食べれば血糖値が適度に上がるから満足感はあるし、そこに肉や魚を組み合わせれば満腹感の持続性もある。
更に気付きとして、小鉢が複数付くなど品数が多い食事はトータルとして少なめでも結構満足できると分かった。ちゃんと食べたという感じがある。
幸いな事に私は肉より魚が好きなので、焼き魚とか刺身とかの低カロリーな和定食を中心にするのは苦ではないし、肉が食べたくなったら別に我慢せず食べればよい。
またご飯を増減させれば1日のカロリーを調整する事もできる。これはすごく便利だった。
子供の頃の教育(田舎の農家出身の両親による、とにかく早くたくさん食えというもの)のせいか丼とか麺類のような一皿完結のものを一心不乱に食べる習慣が付いてしまっていて、定食という選択肢が脳から消えていた。
とにかく大量の米を少量のおかずでかきこむようにしなければならないと思いこんでいた。
でも適正な量のご飯でもちゃんと食事が出来ると良い大人になってからようやく理解できた。
これでやっと人並みの食事が身について、人並みに痩せられそうだ。既にしばらく続いていてそれなりに痩せてきてるので、このまま続けていきたい。
やー、大変勉強になりました!
1次、2次は原料収集という事なんですね。
そりゃ、ドンキでも2次と取引出来ても、トン袋状態の物の納品されても困りますね。
調べると規模のある米問屋は全国で260程度で各県に4~5件程度だから少なくもなく多くもないような。
でも備蓄米放出によって大手小売りがトン袋状態の物を仕入れて精米工場へ直納した実績が出来てしまうと3~5次は今後の経営が厳しそう。
昨年秋から需要が高まって引き合いが強すぎて、どうにもできないのか…
数年前はタクシー運転手はあんまり儲からなかったのが配車アプリの普及で収入が上がったように
農家と問屋の連携をスムーズにするなど何かITなどを駆使して、中間マージンを限りなく少なくして農家の収入を増やしてほしい。
結局のところ稲作農家や米の流通におけるマンパワー不足が米価高騰の根本的な原因っぽい。
投機的な動きもあるにせよ、米の生産量がだんだん減少し、それに伴って米の流通体制もやせ細って今の米価高騰につながってるみたいだしね。
米価を下げるにはマンパワーの大量投入や、より効率を上げる機械をガンガン投入するしかなさそう。
稲作やってる田舎にそんな人手も金もある訳ないので、必然的に税金からジャブジャブ補助金ぶっこむしかない。
つーても都会の人間は田舎に税金を突っ込むのに反対するだろう。
自分達のところに作物を出荷する為の道路建設を、無駄遣いと批判するくらいだからな。
となると田舎出身者や都会であぶれた人間を、田舎で強制労働させるしかないんじゃね。
毎年一定量の米を年貢よろしく物納させて、目標達成できなかったら罰金とかね。
農業に限らず儲からないけど必要な仕事を維持していくには、税金突っ込むか従事者の人権を実質的に制限するかの二択になっていくと思うんだよな。