はてなキーワード: 目標とは
結局のところ稲作農家や米の流通におけるマンパワー不足が米価高騰の根本的な原因っぽい。
投機的な動きもあるにせよ、米の生産量がだんだん減少し、それに伴って米の流通体制もやせ細って今の米価高騰につながってるみたいだしね。
米価を下げるにはマンパワーの大量投入や、より効率を上げる機械をガンガン投入するしかなさそう。
稲作やってる田舎にそんな人手も金もある訳ないので、必然的に税金からジャブジャブ補助金ぶっこむしかない。
つーても都会の人間は田舎に税金を突っ込むのに反対するだろう。
自分達のところに作物を出荷する為の道路建設を、無駄遣いと批判するくらいだからな。
となると田舎出身者や都会であぶれた人間を、田舎で強制労働させるしかないんじゃね。
毎年一定量の米を年貢よろしく物納させて、目標達成できなかったら罰金とかね。
農業に限らず儲からないけど必要な仕事を維持していくには、税金突っ込むか従事者の人権を実質的に制限するかの二択になっていくと思うんだよな。
GRITって本にも、伸びる人を調査したら運動系の厳しい部活動やって忍耐力や目標を少しずつクリアしていく精神力や、その成功体験を身につけてると書いてあった。
もちろん環境が良い家で生まれた人は親から教育されて成長できるが、それがなくても部活動を諦めずに続けて努力と小さな成功を積み上げることで成長できるとのこと。
このような組織でしばしば議論にあげられるのは「エンジニアの(責務|目標設定)として事業KPIを設定すべきか否か」である。
ここで言う事業KPIというのは売上であったり、会員獲得数、LTV(ないしは Churn)、GMV、などである。
答えはNOだ。事業KPIをエンジニアに設定するならば、むしろプロダクトマネージャーや部長はなんの責務を追うのだろうか、という話である。
そしてこういった議論で話がよくおざなりになっているのが「アプリケーションの品質」「価値の提供速度」である。
アプリケーションの品質が高くなければ不具合や仕様が満たされていないときに、手戻りが発生するし、結果としてKPIに反映されない。
価値の提供速度が遅ければ、PoCに時間がかかるだろうし、KPIにもヒットしないわけである。
これらを高めるために技術選定があるし、リファクタリングを定期的に行って安定的なサービス供給をしていく必要があるし、テストも書くべきなのである。
人を投下すればこれらの問題が解決すると考えている部長級の人間が多いが、それでは経営観点から合理性が低い。
本来部長職ともなれば、P/L責任を一般的に負うわけだが、人を増やすことにより原価ないしは固定費増は事業の利益を圧迫するだけである。
つまり、必要最小限の人数で最大限の価値を出せる組織にする、いわゆる費用対効果を高めることも、ある種部長の仕事であるのだ。
https://www.metaexpo2025.com/metaversexraiaward
大阪・関西万博2025のVTuber音楽ライブに参加した一人として、気ままに感想を並べる。
ここから不満を書いてるので注意。万博の来場後のアンケートにもちょっと書いた。
日本の防衛費「不十分」 来日のメルケル元独首相 | 共同通信
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/nordot.app/1300090640067133542
- | GDP | 防衛費 | GDP比 |
---|---|---|---|
日本 | 615兆円 | 7兆9,496億円 | 1.3% |
中国 | 134兆9,084億元(2680兆円) | 1兆6,655.4億元~6兆6,621.6億元(34.5兆円~ 138.3兆円) | 1.2%~4.8% |
GDP比 | 防衛費 | 不足 |
---|---|---|
2%(現時点の最低目標) | 12.3兆 | 4.4兆 |
2.5% | 15.3兆 | 7.4兆 |
3% | 18.4兆 | 10.5兆 |
3.5%(NATOの目標、イギリス、台湾、ドイツ) | 21.5兆 | 13.6兆 |
4% | 24.6兆 | 16.7兆 |
5%(ポーランド) | 30.7兆 | 22.8兆 |
KdP-FKO, SBE, WCPAこれらの実装
今年度、すでに2つめどたった。しかも1つ書き中。あと2つで5つ
一応の目標
彼らが進めているPrjがおそらく今年度中にかたがつくはず
まとめるところまでいくやろ
ご質問の「風の時代」(英語では “Age of Air”)という概念は、ニューエイジ思想における占星術的な時代区分(特に西洋占星術)に基づいたものであり、カバラ(קַבָּלָה)とは直接的な関係はありません。
「風の時代」は、地の時代(土のエレメント)から風のエレメントの時代へ移行したという考え方です。
これは2020年12月21日、木星と土星が水瓶座でグレート・コンジャンクションした天体配置に基づいており、風(情報・知性・ネットワーク)を象徴する新時代が始まったという主張です。
これは西洋占星術に根差した概念であり、トーラー、タルムード、カバラの正統派ユダヤ神秘思想とは無縁です。
カバラの中で時代や歴史に関する理解は、完全に別の枠組みに基づいています:
したがって、カバラにおける歴史・時代観は、占星術に依存せず、むしろ神の意志と魂の根源的修復に焦点を当てています。
ラビ・イツハク・ギンズバーグは『What You Need to Know About Kabbalah』や『Living in Divine Space』などの中で、時間の霊的構造や人類史のティクン(修復)に焦点を当てていますが、風・火・水・地の時代という区分は一切用いていません。
また、東洋思想やニューエイジ思想との混同は危険であると明確に述べられています。
中国空母の発着艦120回確認 尖閣諸島周辺で 防衛省の公表は初
https://news.yahoo.co.jp/articles/81ea3ffdc547fe7ca98023f649d63c6a1479137f
防衛省によると、遼寧は他の中国海軍艦艇とともに25日午前7時ごろ、尖閣諸島・久場島の北約200キロの海域を、26日午後8時ごろには沖縄本島西側の久米島から約190キロ北西の海域を航行。
ということは37時間、1.5日で戦闘機約90回、ヘリコプター約30回のソーティか
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BC%E5%AF%A7_(%E7%A9%BA%E6%AF%8D)
ただしソーティ数の面では、1日60ソーティを目標としているものの実運用では40ソーティ程度が限界で、アメリカ海軍のニミッツ級航空母艦の平均160ソーティには遠く及ばない結果となっている。
元自衛隊幹部が米中の空母を比較:数も性能も米国の足元にも及ばない中国軍
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/84283?page=3
1日の出撃回数(ソーティ)は、前述の通り、ニミッツ級が120回ほど、山東が30~40回程度で、3分の1ないし4分の1の能力である。
フランスの原子力空母シャルル・ド・ゴールの最大ソーティが60~75回/日だから、相当に練度が上がってきてる
悪い事言わないから、よほど好きな国があってそこだけ見れたら他はなにもいらないし満足という人以外はやめておけ。
パビリオン入れなくても散歩するだけでも楽しいなんて話を信用するな、中はもう歩きにくい程人が多いし、空いてるベンチもない。そんな話してるのはほとんどが近隣からいつでも行ける人だ。
開催前から計画を立てていて、飛行機乗り継ぎの距離から交通費宿泊費10万かけて2日間行ってきたがもったいなかった。4月に予定を入れられなかったのが悔しい。
いくつか比較的並ぶ時の短いパビリオンには入れた、でも満足いくか、人に勧めるかと言われたらノーだ。
2か月前、7日前、当日予約はまず取れない。
2日目は朝早く出てみたが既に人でいっぱいで、まわりは既に何度か来ている雰囲気だ。
パビリオンもレストランも並ぼうとすれば並ばないでくださいと言われ
気になるレストランは入った後の時間制限もないようで、どこも数時間待ちだから、リング外の店で食べた。
でも近場の人達はどうやらパビリオンのレストランに集合して飲み会したりしてるらしい。いいな。でもそりゃ回転率上がらないよな。
そうこうしてリング内を歩き回った末に、あっという間に帰りの飛行機の時間だ。
地方から出かけてこれらと同じ理由でどこにも入れず帰るしかなかったという話もあった。
晴れたからまだマシで、雨だったら尚更疲れるだけだ。
この万博を楽しむにはまず通期パスを持っていること、関西圏に住んでいるのが前提だ。
関西人の関西人による関西人のための万博だ。税金から金出してるから優遇されて当然だと言われたらそうですねとしか言えない。
13万人前後の入場者でこの状態なのだから、15万人になれば当然あぶれる人はもっと増えるだろう。
予約サイトも場内のキャパも目標人数を受け入れるにはとうてい追い付いてない。
運営側はいったいどういう想定で並ばない万博を標ぼうしたんだ?
予約すれば並ばないだろうと言う人もいるが、その日限りの日程にでしか行けない人は特に予約が取れないから話にならない。
やめとけ。
今日のの備蓄米の話読んだ?タイトルしか読んでない大バカでしょ。
今(5/26)に出して6月中旬~8月に店頭に並ぶことを目標にしてる
じゃあお前の出した記事で同じことやったらどうなる?
これは備蓄米放出の準備がある前提の話だから、突然やったら更に遅い。
りゅうつうのことをおべんきょうしてこうね。
有名人になりたいと願う若者が増えている一方で、その狭き門や現実的な厳しさを見ずに突き進む姿勢には、疑問を感じる人も少なくないでしょう。
おっしゃる通り、プログラマーのように具体的なスキルを身につけ、着実に努力を積み重ねて目標を達成する道筋は、多くの場合、理解されやすいものです。
しかし、「有名コンテンツクリエイター」「YouTuber」「インフルエンサー」「芸人」といった職業は、個人の魅力や運に左右される部分が大きく、再現性が低いと見られがちです。
では、なぜ彼らはそのような道を選び、人生を「全振り」してしまうのでしょうか。
しかし、ご指摘の通り、実際にその夢を叶えられるのはごく一部の人間です。
もちろん、夢を追いかけること自体は素晴らしいことです。しかし、そこに「全振り」してしまうことのリスクを理解し、現実的な選択肢も視野に入れるバランス感覚が求められます。
例えば、
「誰もお前に興味がないのに、なんで有名になれると思うの?」という投げかけは、非常に本質を突いています。夢を追うことは尊いですが、それは「人に興味を持たれる努力」や「冷静な現実認識」とセットでなければ、ただの自己満足に終わってしまう危険性があるでしょう。
あなたのご意見は、まさに現代の若者が直面している「夢と現実のギャップ」を示唆しているように感じます。彼らがこのギャップをどのように埋めていくのか、社会全体で考えていくべき課題かもしれませんね。
とりあえず、一番最後のパワハラを受けている件についての対処を載せる。(校正していないので、読みづらいと思うけど
1. 社内の連携アプリがなにか知らないが、それが業務上必要で、社員のコミュニケーションに欠かせないものなら3「人間関係からの切り離し」型のパワハラになる。
2. まずはメールで連携アプリから外されている件で、業務上の支障が得ていること、コミュニケーションに支障が出ているので、元にもデス用に伝える。メールで出すのは履歴を残すため。以前にもお願いしましたが、直して下さいと書き、繰返しの要求だと明確にする。
3. 以降もマイクロマネジメント等のいやがらせが続くと思うので、社内の就業規則を確認して、傷病手当金を受けられる対象になっているか確認する。就業規則は自分宛にメールする。就業規則は社内のポータルに掲載されているのでそれで確認する
4. 言葉によるパワハラ等も続くと思うので、あかるい職場応援団でパワハラについて学ぶ。要件や対処法など。Amazonで労働法について評価が高い書籍を数冊買って学習
5. plaudっていう録音ガジェットを購入して毎日録音。Notionを契約して、音声を全部そこに乗せる。パワハラがあったら、その前後の音声も含めて抜粋し、Notionに載せる。あとあと証拠として出せるように整理整頓する。
6. 傷病手当金の対象者になっており、各種パワハラの証拠が揃ったら、パワハラの調査窓口があるので、そこにメールでパワハラの事実を伝え、会社として事実調査と対処(処分・職場環境の是正・あなたの職場配置など)をして下さいと要求する。(パワハラの調査窓口は設置・調査義務がある
7. 会社が対処したら問題解決。対処しない場合は心療内科に行って、状況を伝えて診断書をもらう。
8. ゆっくり休む。傷病手当をもらいながら気分転換に勉強して資格を取って、結果として他者に転職するのもいいでしょう
あなたあ社会を変えたい、目標を達成したいなら、雇われ仕事をしている限り永久に実現しません。
役職持ちの社員に因縁付けられてマイクロマネジメントされるのがオチです。
自営業で働き、自分の周りの人を幸せにすることを考えて下さい。ゆっくり、その輪の範囲を広げれば、同じ考えのひとを増やせば、あなたの目標に近づきます。頑張って。
・開始時刻調整
・部分手洗い
・干す
・乾いてたら回収
・たたむ
・しまう
これだけ必要なんですよね
https://x.com/GR_River/status/1925381474796412955
男性はピュするだけってよく言われるけど
2. プライバシーを確保するためにドアを閉める
3. 快適な環境を作るために部屋の照明を調整する
4. 性的興奮を高めるためにエロティックなコンテンツを閲覧する
5. パートナーとの親密な会話を始める
12. ベッドや寝具を整える
26. 性的な興奮を維持するために集中する
9
リフレ派山形浩生(がリフレ派であるかここでは議論しない)は「デフレマインドを吹き消すために消費税増税しろ」と言ってたよ
https://cruel.org/hotwired/hotwired01.html
〜天下のまわりもの高座〜
〜天下のまわりもの高座〜
日本はいま、とってもとっても不景気だ、なんてことはぼくがいまさら言うまでもあるまい。企業倒産、就職氷河期、銀行もばたばたつぶれ、もうお先真っ暗なのに、いつまでたっても出口が見えない。わーん、どうしたらい? もはや矢弾も兵糧もつきた。あの戦争からはや50年、この神国日本もはやこれまでか! かくなるうえは……
「いやいや殿。おそれながらあきらめるのは早いですぞ。聞き入れられるはずもないがゆえこれまでは黙っておりましたが、実はこの風来坊めに、景気回復の奇策がおじゃりまするのじゃ。かの匹楠導師が戯れに編み出したる外道の邪法ではございまして、よもやこれを使う日がくるとは思うておりませんでしたが……」
「ええい、茶坊主どもめが控えおろう、このお国の一大事に身の程をわきまえるがよいぞっ!」
「あいや家老、しばし待たれよ。ほほう、奇策とな。句留愚庵に日和庵とかもうしたか、このたわけどもめが、おもしろいことをぬかしよる。よし、言うてみぃ。ただしふざけた代物であれば、即刻斬って捨てるぞ! してその奇策とは?」
「はあ、それは……」というまえにそもそもお殿様、不景気ってなんだかおわかりでしょうか? 今回はそこからはじめよう。
不景気ってなに? みんなもちろんわかってるつもりでいる。でも聞いてみると、ちゃんと説明できる人はほとんどいない。株価が下がってるとか、失業が増えてるとか、倒産が増えたとか経済成長率が低いとか、すぐそういう話をしたがる。でもそれは、結果として生じる現象でしかない。不景気そのものではないんだ。不景気が何か知らなければ、不景気対策の話もできないだろう。
世の中には、ものを作る人と、それを買う人がいる。つくるほうが供給で、買うほうが需要だ。これはいいね。
さて、その両者がものを売買するのが、市場ってところだ。両者はおたがいに相手の足下と自分の在庫をみつつ、お値段の交渉をする。人気が高いブツは値段があがる。売れないブツは、売れるまで値段が下がる。いい、今の分をもう一回読んで頭に叩き込んでね。売れなければ、売れるまで値段が下がる。そしてブツがはける。それが市場なの。
ところが、何かのきっかけで、これが機能しなくなることがある。たとえば、ブツが売れないときに、売り手が値段を下げようとせずに、いっせいに「もうちょっと様子を見ようか」と思ったら? そのブツはいつまでたってもはけずに売れ残ることになる。
そしてもう一つ。この世では、極端なガキと年寄り以外はみんな働いてる。つまり、みんな働いてるときはつくる人で、働いてないときは買って使う人になる。そしてある人が買えばそれはつくった人の儲けになって、その人はその儲けをもって、こんどは買う人になるわけだ。
さてここで、世の中の人がみんないっせいにちょっと多めに貯金しようと思ったら? 「山一や拓銀が潰れるようじゃ、将来がちょっと不安だな」とか言って、みんな使うのを控えたりするわけだ。ところがみんなが同時にそれをやると、だれもモノを買ってくれなくなるので、売り上げが減る。すると思ったように貯金が増えない。これはまずいと思ってみんなもっと買い物を控える。するとさらに収入が減って・・・こうしてモノがどんどん売れなくなる。
不景気ってのはそういう現象だ。経済全体としての需用がいっせいに下がって、供給がだぶついちゃうことなんだ。そしてそれを市場と価格メカニズムがちゃんと調整してくれない。それが不景気ってことなんだよ。人は失業し(つまり労働力っていうブツが余ってる状態だ)、店には売れない商品がならび、工場は開店休業。オフィスビルは空室まみれで住宅も売れ残り。株も売れずにどんどん値下がり。ね。まさにいまの日本の状態。
すると、不景気はどうすれば回復する? 供給をいくらいじってもだめだよね。みんながお金を使おう、買い物しようと思わなきゃいけない。
じゃあまず、ものの値段を下げたら? でも自由主義経済では、値段を下げろと命令するわけにはいかない。
それ以外の方法は? まず、金利を下げることだ。するとみんな、貯金しても大して利息がつかないし、じゃあ買い物しようという気になって、需要がふえる。ローンとかも気軽に組めるようになるしね。
次に、公共投資ってのがある。政府が、道路をつくろうとか学校をつくろうとか、とにかくでかい事業を借金してまでやらかす。すると工事を請け負った建設屋さんがリッチになって買い物して、はずみがついてみんな買い物するようになる。
減税してもいい。税金が減ったら、その分みんな使うかもしれない。
そしてもう一つ、お金をいっぱい刷るという手がある。そうすると、そのお金がまわりまわって(ここの仕組みは面倒なのでまたいずれ)みんなの懐に入り、みんな太っ腹になっていろいろ買い物をするようになる。
いや、全部やってるんだ。まず金利。これまでも金利はどんどん下げてきている。こないだも、日銀が金利を0.25%下げた。でも、もう金利はゼロに近いんだ。だからもうあとがない。でも効果なし。
減税。これもそこそこやってる。恒久減税だの一時減税だの、流派はあるんだけどさ、でもまあやってる。効果なし。じゃあ公共投資。これもあわてていっぱいやってる。それなのに効果がない。財政赤字ばかりがふくれあがって、「きみたち借金返せるの?」と信用もなくなりだしてる(格付けが下がるってそういうことね)。
そしてお金を刷ることだけど、日銀はお金をいっぱい増やしてるんだ。
つまり手は尽くしてるのに、効果がぜんぜんない。それぞれの手口にはそれぞれシンパがいて、みんな「いやまだ公共投資/減税/資金供給が足りない」と叫ぶんだけど、じゃああとどれだけあれば十分なのか、だれもわかってない。みんな、現状をちゃんと説明できるモデルがなくて困ってるんだ。でも、そう認めるのが恥ずかしいから、わかったような口をきいてるだけなの。
さて、ここで新聞をよく読んでいる人は、首を傾げるだろう。景気対策という話で、構造改革とか不良債権処理とか出てくるじゃん。あれはどこいった?
うん、どっちも必要だしどんどんやってほしいんだけど、でもどっちも景気対策とはあまり関係ないんだ。構造改革ってのは、つくる人がものをつくりやすくしましょうって話でしょ。需要を増やす役にはたたないもの。不良債権処理も、まったく無関係じゃないけど、あまり歯切れのいい理屈じゃない。「風が吹けば桶屋が」式のずいぶんまわりくどい話で、やたらに「かもしれない」が多い議論だったりする。それで景気が回復するかどうか、実はぜんぜん怪しいんだよ。とりあえず他にすることがないので騒いでる、というのが実状に近いんだ。
もううつ手はないんだろうか。なんとか需要が回復する手はないんだろうか。もうあとは神頼みしかないのか……
3 打つ手はある! 句留愚庵のとんでもない奇策
ところが1998年5月、何のまえぶれもなく変な論文がインターネット上にあらわれた。いいや日本くん、うつ手はある。金利をもっと下げよう。いまの金利がゼロなら、金利をマイナスにしよう。そして実質的に金利をマイナスにするには、インフレ期待をつくれ! 政府・日銀が、これからインフレを起こすと宣言しろ! そう論じたのがMITのポール・クルーグマン「日本のはまった罠」(原文はココ、邦訳はココ)だった。
インフレ期待があると、なぜ需要が増えるのか? インフレだと、手持ちのお金の価値はどんどん下がる。だからはやくモノに変えたほうが得なんだ。昔のインフレ年率40000%なんていう南米やドイツだと、一日でお金の価値が半分になったりするから、もうみんな金を手にした瞬間にモノを買おうとした。つまり、インフレが長く続くと思ったら、みんなどんどんお金を使うようになる。だったら、インフレが長く続くと思わせようよ。そうやって需要を増やせばいいじゃないか。クルーグマンの議論は、基本的にはそういうことだ。そしてかれは、この方法がよくてそれ以外の方法がなぜダメかを、とってもきちんとしたモデルを使って理論的に説明している。いまの日本の不景気をまがりなりにも説明した、数少ないモデルだ。
さて、かれの議論はどう受け取られただろうか。
みんなひっくり返った。怒る人さえいたくらい。インフレというのはこれまで、とっても悪いものだというのが常識だったからだ。インフレ→物価高→生活圧迫。よってインフレは地獄の使い。それを政府・日銀が旗振って起こせ? ふざけるな! というのがほとんどの人の反応だった。
でも批判は山ほど出てきたけれど、不思議なことにかれの理論そのものに対する反論は一つも出ていない。少なくともぼくは見たことがない。これまで出ている反論はすべて「でも、インフレには副作用もある」と言っているにすぎない。「円安で銀行が困る」とか「インフレは劇薬だ」とかね。でもそういう連中も、かわりの理論は出せていない。「不良債権処理」とか「土地流動化」とか繰り返してるだけ。なぜか?それは、クルーグマンの理論が基本的には正しいからなんだ。理論的な可能性としては、インフレ期待ってのが効くかもってことをだれも否定できないからなんだ。ただ、前例がない。インフレは悪いものだとさんざん叩き込まれてるし、失敗して収拾つかなくなったら何言われるかわからない。まして、そうでなくても付和雷同の好きな日本人。だから政府・日銀がこの政策をためすことは、当分ないだろう、と考えられてる。バカだな、小渕政権なんてどうせ何も失うものはないんだから、ばーんとやっちゃえばいいのにぃ、とぼくは思う。それに、クルーグマンは各種の副作用批判に対して反論を行ってて(原文はココ、邦訳はココ)、これまたかなりの説得力なんだ。
よろしい。インフレ期待ってのがあまりに無茶だと思うんなら、もしだれもやったことがなくて怖いっていうんなら、ぼくに別の案がある。需要を回復できて、みんなが経験済みで、さらにとってもすぐれた副作用もおまけでついてくる妙案だ。耳の穴かっぽじってよくききやがれ。
消費税を7%にあげよう。
さっきぼくの景気対策の説明を読んだ人は、アレ、と思っただろう。景気対策には減税してみんなの手持ちのお金を増やすんじゃないの?
そしてそこで爆笑してるか絶句してるあなた。うん、あなたはわかってる人だ。あなたが考えてるのは、こういう話だろう。1996年には、景気が上向いてきてた。なのに、1997年に消費税が導入されたので消費者が買い控えに走って景気がまた冷え込んだんじゃなかったっけ? だから共産党は、消費税を3%に戻して景気回復、なんて口走る。それなのに、そこで消費税をまたあげたら、さらに景気が悪化するに決まってる!
でもそれはちがうと思う。それは因果関係が逆じゃないだろうか。1996年当時、あなたのまわりで家や車を買おうとしていた人はいなかった? 思い出してよ。みんなもう、9月までに買えば消費税が3%というので必死こいて駆け込みで買ったでしょう。だから消費が上向いたんだ。このケチなぼくですら、3月にコンピュータを(中古だけど)買い換えたもの。だから景気が上向いたんだよ。増税したせいで景気が下がったんじゃない。増税期待のせいで景気があがったんだ。
だったら、それをもう一回やろうよ。いますぐに税金を引き上げるって話じゃない。将来それがあがるという期待をつくるんだ。「2000年元旦に消費税を7%に上げまーす」とアナウンス。するとかけ込み需要がたくさん発生して、景気は盛り上がるだろう。さらにそのままだと、増税した時点で1997年4月みたいに消費が冷えこむので、そうならないように、あげたその日にもう一発増税をアナウンスしておけばいい。来年には10%にするよ、と。
これはある意味で、クルーグマンの議論と似ている。ぼくたち消費者からすれば、インフレも消費税アップも同じこと。いずれにしても、いまの手持ち現金の使いでが減るってわけだ。だから、はやく金を使おうとする。それで需要は上向く。
さて、クルーグマンはインフレ期待を盛り上げろとは言ったけど、じゃあどのくらい盛り上げればいいかはまだ詰めていない。でも、ぼくの案はなにせ前例があるもので、効果が試算できるのだ。1996年の日本の実質経済成長は3.6%。このすべてが消費税効果ではないにしても、たぶん2%くらいの押し上げ効果はあったはず。1998年の日本はマイナス成長だよ。GDP成長率が2%アップっていったら御の字だ。
そしてこの案のすばらしいところ。まず、やりやすいってこと。これからインフレにしまーす、といって国民を納得させるのは、こりゃ至難の技だ。それが景気対策だってことを納得させるのは不可能といっていい。しかし消費税アップは経験があるから、やりかたはわかる。そしてそれを国民に納得させるのも簡単だ。やっぱり景気回復には財政再建が必要なんです、と言えばいい。「ごらんなさい。財政出動ばっかして赤字国債だしまくったら、格付けが下がってジャパンプレミアムで、ボロボロでしょう。やっぱ国の財政がしっかりしてなきゃ景気なんか戻りませんや」とキャンペーンを張るんだ。
もう一ついいこと。インフレは、手におえなくなる可能性はある。目標どおりにおさめるのはむずかしいかもしれない。でも、税金は7%と決めたらその率で決まりだ。さらにとってもすばらしい副作用。財政再建は方便にしても、これをやれば税収は確実にアップする。万が一需要が上向かなくても、とりあえず財政赤字は減る。それはそれで悪いことじゃない。なーに、どうせいつか消費税はあげようと思ってたんでしょ、みんな。それを来年やって何が悪い?
さて、このアイデアを友だちに話したところ「でもそれって、1回2回は使えても、3回目あたりからみんなひっかからなくなるでしょう」と言われた。ぼくも一瞬そう思ったんだが……そうか? 「ひっかかる」ってどういう意味? 別にだますわけじゃない。税金をあげるよ、といってあげるだけだ。待てば待つほど税金は高くなる。なんのひっかけも隠し事もない。なんなら「今後10年で消費税を15%まで上げます」と宣言しておけばいい。
そしてこれは、需要を前倒しにすることになる。消費税があがるぞ、とおもって、来年家を買う予定だった人が無理して今年ローンを組むわけね。だから、だんだん後がなくなるような気もするんだが、一方でその一時的にしても上向いた分の需要がどっかでまわってくるから、また新しい需要も出てくるはずだ。1997年だって、住宅需要は1995年並に戻っただけで、それを割り込むようなことはなかったんだよ。
→ 物価上昇率を差し引けば、実質賃金は明確にマイナス。家計の購買力は縮んだ。
② 総給与額の膨張は“人数 × インフレ”の合成 — 質的改善を示さない
99 万人増えた正社員の内訳は、年収300万円台の非管理層・短時間正社員の比率が増えただけ。
インフレで名目額がかさ上げされても、平均給与が伸びていない以上「一人当たりの取り分」は減ったも同然。
2013〜21年の雇用増は高齢者再雇用枠と女性パートからの転換が大半。
完全失業率はほぼ底打ち状態だった12年時点ですでに低位。リフレが特段に「職を作った」エビデンスは薄い。
同期に 実質賃金が沈んだ のは、緩和マネーが資産価格へ偏在し人件費へ波及しなかった証拠。
政府・日銀が掲げた 2%物価目標は持続的に達成できず、追加緩和で国債残高と日銀バランスシートだけが膨張。
金融正常化へ舵を切るとき、副作用コスト(長期金利・円安・年金運用リスク)の清算 が待つ。
物価が先に上がり賃金が追い付かない 典型的“悪いインフレ”を招いた。
まぁ俺はもうとっくに袋麺にシフトしてるからみんながみんな俺だったら暴動は起きないと思う
でもみんながみんな俺だったら米が高いって怒ってすらないはずだけどみんなは怒ってるから
一つの方法って「現在(またはそれ以上)の販売価格を継続する」って捉えたのかな
適正っていうのは生産者、流通者、消費者それぞれにとって何が適正かって検討することを示しているんだけど、
原文の「米の生産、流通のあり方から見直して、適正な価格を維持」じゃあ読み取れなかったならごめんよ
生産者の儲け、流通の儲け、小売の儲けを考えて適正価格を考えた上で、政府として補助が必要なら補助しましょうって話をしているわけ
まあ適正価格の算出自体が難しいから、備蓄米を入札(次から随契らしいけど)で放出して後は市場原理で頑張れと政府がやってるわけなんだが
不妊治療って不自然なことをして無理やり妊娠させる技術だから、その不自然をどの程度許容するかは人それぞれだよね。
あとは女性への負荷がめちゃくちゃかかるので、女性を痛めつけてまでどうしても子供が欲しいというわけではないってことかもしれない。
あと、ARTをやっている病院などは否定しているけれど、肌感覚としては不妊治療は発達障害児が生まれるリスクを上げると思うんだよな...
むしろ、何が何でも〇人欲しいのほうがその目標達成のために産んだ後回復したらすぐ求められるみたいになって逆につらいかもしれない。
子供が欲しいと言っている人も別に不妊治療に積極的だったり、それに必要なサポートを進んでやるって意味じゃないと思うんだよな。